和式トイレの使い方 

外国人向け“和式トイレの使い方”

How to use Japanese style toilet.
http://www.asahi-net.or.jp/~AD8y-hys/movie.htm

落ちないようにねぇ

バウハウスとおりがみ 

“栄光なき天才者たち”というコミックがある。今や全巻を入手することはなかなか難しいと思われる。

さてこの16巻“名取洋之助”(日本の写真家)。二次大戦前のドイツ(ワイマール共和国)で今の工業デザインへと通じるバウハウスというモノづくり思想があった。この巻の中でバウハウスを説明するのにおりがみが登場する(このコミックはある意味偉人伝ではあるが、実話だけでなく作者の解釈が多分に含まれていることに注意)。

名取洋之助:(おりがみを持ち) 素材
名取洋之助:(折りながら) 技術
名取洋之助:(鶴を折りあげ) デザインによる
名取洋之助:生活の芸術化!
メクレンブルグ:わぁ!
名取洋之助:バウハウスの思想は日本人の俺にはすごくなじみやすいものだよ。俺は写真でもお芸術コンプレックス写真じゃなくてバウハウスでいきたいね!

バウハウスは、特に建築関係で活発だったようだ。
シンプル イズ ベストというのか機能美・実用美というのか、いまひとつ理解はできていない。

近いという意味ではアップルの製品かなぁ、という漠然としたイメージしかない。
今だとiPhoneとか、個人的な印象では昔だとQuadra700だったな。
当時のMacintoshはフロッピーの取り出しボタンなどなく、電源スイッチくらいしか本体にはなかった。
このおかげで書き込み・読み込み中に誤って取りだしボタンを押してしまうことは絶対に不可能だったのだ。

それはさておき、素材・技術・デザインという3つのワードは何かこれからの製造業でも必要かと思われるが未だピンとこない。デザインはいわゆるデザイン以外にユーザーフレンドリーというか使い勝手がいいというか、そのような理解でいいと思うのだが。

なかなか答えが見つからない。思索の海に漂流中って感じだ。自分なりの答えでも見つかるといいな。

※“それはさておき”で思い出したが、漢字で書くと“閑話休題”である。もちろん“かんわきゅうだい”とも読む。

セルロースからアルコール 

先日の“石油タンパク”で書いたセルロースの話。

アシモフのSFではセルロースを分解・糖化。酵母を使って食用のタンパク質を生成するというものだったが、現代ではセルロースを分解・糖化してアルコール(エタノール)を生成する技術開発を行っている。というより、世界で大量生産のための競争が行われている。

トウモロコシから作るのはアメリカ。サトウキビから作るのはブラジル。しかしこれらは食糧から作るためどうしても食糧の価格高騰が伴ってしまう。実際に一昨年あたりに投機筋によってバイオ燃料を見込んだ穀物の先物買いで価格高騰してしまいました。食糧の輸入に頼る途上国は価格高騰で食べものが少なくなってしまい、日本でもパンなどが値上がりしました。

というわけで、食糧由来ではないセルロースからアルコールを生成する開発競争が行われているわけだ。

セルロースは植物繊維と考えていい。というより植物が経っていられるのはセルロースのおかげ。

アメリカはトウモロコシの茎などの廃棄物を利用する。ブラジルはサトウキビの搾りかすや廃棄物のほかアメリカ同様にトウモロコシの廃棄物も利用。両国はしのぎを削っている。
カナダも林業(木材)からの廃棄物を利用してアルコールを生成している。
ただし実験プラントレベルであり、まだ商業(採算)ベースでは成功していない模様。

日本ではアサヒビールが沖縄でアルコールを作っているが、こちらはセルロースの利用ではなく糖分(グリコース)から作られているようだ。
とはいえ、我が国もNEDOを中心にセルロース由来のアルコール生成技術を開発している。

とにかくセルロースを分解して糖に変えるのは大変な作業なのだ。セルロースは化学的に安定しているため高温・高圧での加水分解を行うか、セルロースを分解する微生物を使う。しかしこれでは実験レベルではできても、大量生産で価格を安くできない。さらに天然由来の植物を使っているがただでさえ分解しにくいセルロースに固着剤の役割をするリグニンという物質がくっついているため、植物繊維から効率よくアルコールを作るにはそれ相当の技術開発が必要らしいのだ。

作られたアルコールはガソリンに混合したり、またはアルコール自動車などに使われる。植物由来なのでアルコール自体は温暖化ガスの排出を心配しなくてよい(植物は二酸化炭素を吸ってセルロースを作っているため燃やしても同じ量だけの二酸化炭素しかださないから温暖化ガスは増えない)。
あとは生成するためのエネルギーを少なくすることができればよいわけだ。

日本で最大級のセルロースを含んだ農業廃棄物というとイネではなかろうか。特にもみ殻はどうしようもない。もみ殻の80%はセルロースであり、また残りの多くはシリカなのでガラス質。つまり分解しにくい。土に埋めてもなかなか腐らない。そこで秋の風物詩として田んぼの真ん中にもみ殻を山にして真ん中に煙突を立て、火をつけて蒸し焼きにする方法。もみ殻くん炭を作る。炭となったもみ殻は土壌改質剤として使うのだが、これをもっと活用できればと思う。

10年くらい前にもみ殻でつくったインスタント食品の容器というのを見たことがあるが、それっきりだな。

みなとみらいの女神ポタ 

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ポタリングを楽しみにしていたみなさん、お久しぶりです。少し乗らないとだんだん億劫になってしまうようです。今日の昼はいい自転車日和で心地よく走り、そしてアドレナリンもビンビン出まくりで、どこまでも行けそうな気がしました。

もっとも日暮れとともに冷え込んできて気持ちも萎えてしまいましたが、走ったあとの飯が旨い。空腹は味の素ですよ。

そんなわけで横浜の人でも知られていないという女神さまを拝顔するため、みなとみらいへレッツラゴー!!
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午後も14時くらいになってから思い立ったように綱島を出発。
しかし10分くらいで帰宅。デジカメにカードが入れ忘れてました。おバカさんです。
気を取り直して再度出発。途中、菊名池に立ち寄るとキンクロハジロが飛来していた。もうカモ類が飛んでくる季節なんですね。
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ベイクォーター脇の橋からみなとみらいへ向かっていると真っ赤な2階建てバスが止まっていた。
このロンドンの2階建てバスっていうのは正式には“ルートマスター”というのだそうだ。このバスも後部にデッキがあって、いい感じ。道行く人のほとんどが関心を向け、カメラを構える。

ところでこのバス、どうもUP STARという移動広告の会社が所有するものらしい。

UP STAR:ロンドンバス
http://www.upstar.co.jp/wrapping/index.html

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日産の新しい本社ビルと向かいにはいつの間にかゼロックスのビルが建てられていてビックリ。
パシフィコを横切り赤レンガの裏へと進むと、海の向こうの大桟橋におっきなクルーズ客船が停泊している。よくみると“ふじ丸”だ。反対側にも船が見えたので山下公園へ。
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山下公園側からは“にっぽん丸”が停泊。
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大桟橋は停泊する船舶と行き交う船舶とで賑わっていた。
さて、みなとみらいの女神さまだが既に1枚目の写真に写っているが、ここでズームしてみると…
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ほら、いらっしゃいましたね。
インターコンチネンタルホテルの上部から横浜港を見守っておいでです。
何かあると目からレーザーが…ってことはないですから。

ま、なかなか気付かないですよね。夜はライトアップされるようです。
これちょっとした話題になりそうでしょ。ふふふ。
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波止場の波打つ音、そしてセグウェイで公園を見まわる警備員の人。
セグウェイって滑るように走って行くんですなぁ。
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ひさしぶりのポタリングも、なかなか楽しかった。もっと走ろうかなって反省だけはしっかりしてます。

走行時間:2時間22分
走行距離:30.43km
平均速度:12.7km/h
最高速度:31.0km/h 
積算距離:2926.8km

LED照明、宇宙へ 

国際宇宙ステーション(ISS)の照明として使われている蛍光灯は、経年変化で真空管内部の真空度が落ちて点灯しないものでていると昨年に話題となった。これは1997年(!)に製造された米国製で、多重飛散防止を施された高価な蛍光灯である。2008年に打ち上げられた日本のモジュール“きぼう”にもこの蛍光灯が使われている。つまり10年前に購入した蛍光灯を使っているのだ。

なぜこんな古い蛍光灯を使っているかというと、ISSの建造開始は1998年。計画の遅れと2003年のコロンビア分解事故の影響でISSの建設は遅れに遅れ、先に準備されていた蛍光灯は保管されたままだったのではなかろうか。
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[提供:NASA] ISS“きぼう”内部 鯉のぼりの向こうに蛍光灯

ISSで使われる蛍光灯は先にも述べた通り多重飛散防止が施されている。これは無重力下で破損し、ガラスの小片や内部の水銀がISS内部に飛散して宇宙飛行士にケガなどをさせないためで、蛍光灯は専用のカバーなどで覆われている。またISSの電力は直流120Vであり、蛍光灯といっても日常目にするようなものではなく、ISSの蛍光灯とはユニット全体のことを言っているのだと思われる。そのため蛍光灯単体を宇宙で交換することはできないんじゃないか(破損の恐れもあるし)。

この障害以前の2005年。パナソニック電工(当時は松下電工)がJAXAの“宇宙オープンラボ”という制度で“宇宙船内用照明装置”としてLED照明を提案した。この照明はJAXAの宇宙ステーション補給機(HTV)で、次の2号機から設置される予定。

この辺の開発の話はJAXAでも紹介されている。

JAXA:宇宙オープンラボインタビュー 第11回
http://aerospacebiz.jaxa.jp/openlab/interview/11/index.html

パナソニック電工は民生品の量産技術と開発ノウハウで安価な製品を供給できるのではないかと考えたそうだ。ところが民生品とはまったく違う世界が待っていた。

高酸素濃度での燃焼試験=地上ではありえない高酸素濃度。難燃性のアクリルが炎を出して燃えた。
過酷な振動試験=地上ではトラックや貨車輸送のための振動試験は行うが、13Gもの加速度はかけたことがない。
そのほか、耐宇宙放射線試験や有害ガスが発生しないことの確認などなど。品質基準は4畳半の部屋ぎっしりで読み込むのに労力がいったそうである。わかるなぁ。一部屋いっぱいの品質マニュアルもたら卒倒だよ。

この辺、開発史などが好きな方はもっと読みたくなるところだ。
パナソニック電工は最後にいい指摘をしている。現在使われている蛍光灯がすべてLED照明に置き換わることはない。LEDは長寿命だがスポット照明に適していて蛍光灯にように全体を照らすことには不向きだ、というのだ。

白熱灯が電球型LEDに変わり始めているが、なかなか蛍光灯型のLED照明が普及しない理由のひとつかも知れません。(白熱灯と違って蛍光灯のユニットにそのまま入れ替えられるLED照明灯がユニットの制約を受けていることもある)

ユニットを最適化したLED照明はIDECがつくり自社ビル全部をLED照明にしてしまったけれど、この辺は会社の思想の違いかな。

パナソニック電工LED照明装置仕様
名称:PSL=Permanent Solid−state Lighting
サイズ:673mm×167.5mm
LED:白色タイプの高出力LED 20灯
器具光束:約400ルーメン
消費電力:29W
電圧:DC120V
万一に備え電源系統は2系統に分け、LED10灯ずつ点灯させている。

パナソニック電工プレスリリース
2008年11月5日
世界初 JAXAが開発中の宇宙ステーション用補給機へLED照明の採用が決定
壊れにくく、長寿命、高品質のLED照明技術が評価されました
http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0811/0811-1.htm

札ばさみ 買ってしまって はさむ札なし(字あまり) 

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愛用の革製札入れが痛んできた。みすぼらしい財布だと貧相なので新たに札入れを買おうと物色中、札ばさみと出会ってしまった。これを持つことは昔からのあこがれでした。

ほしいと思ってざっと10年くらい…
思い切って買いましたぁ!

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もともと小銭は小銭入れ愛用家でありますので、札ばさみで十分。札の代わりにレシート類でいっぱいの財布ということはなくなりそうです。
が…、はさむべき札が1野口しかないとは…

石油タンパク(追記版) 

子供の頃は21世紀は科学の世紀だと期待していたが、実際は20世紀に比べ科学は進歩のスピードが遅くなっている気がする。輝く科学技術の未来に目を輝かせていたが、今ではある程度、進歩が遅くなっているのもいいのかなって考えている。実は後退している分野もあるのだが…。

20世紀、増え続ける世界人口で来る食糧危機を救うために、当時ふんだんにあった石油から食糧を作る技術が開発された。これが石油タンパクである。

しかしネーミングが悪かった。以上の説明だと“石油”から“食糧”を直接合成してつくるようなイメージになるだろうが、実際は違う。石油を餌とする細菌(酵母)を使い、石油を分解させてタンパク質を生成させるのだ。これは糖類を酵母に分解させてアルコールを生成させて酒を造るのと似ている。もっともそれでも食べ物からつくる酒と、食べ物ではない石油からつくる石油タンパクとを比較してはいけないのかもしれないが。

これ以降なのかどうかは知らないが、日本では食品はすべて食材から作られることになる。
味の素も石油から作る研究もされたようだが、グルタミン酸を生成する細菌の発見により食品廃材であるサトウキビ滓から作られている。同様に醸造用アルコールもサトウキビ滓から作られていて化学合成されたものではない。

もっとも海外では家畜飼料用に石油タンパクが使われている事例もあるようである。

アシモフのSF“われはロボット”(早川書房)に収録されている“災厄のとき”に、東方地区(アジア)ではセルロースなどを原料にした酵母の水耕栽培を行っているとしている。この“災厄のとき”の発表は1950年だ。1960年には石油タンパクの研究がはじまるためアシモフの先見は大したものだ。ただしアシモフはもっと先を見ている。セルロースは再生可能な有機資源であり、あらゆる植物に含まれる。このセルロースを有効に使われていない。セルロースを効率よく分解できれば、エタノール燃料からアシモフのいう酵母(セルロースタンパク質)による代替肉類まで作れてしまう。

せめて21世紀だもの。燃料用エタノールは食糧からではなく、セルロースから作れればいいな。
石油タンパクの技術転用はできないのかなぁ。分野が違うかなぁ。

それゆけ!石油探検隊:石油化学と食品
http://www.sekiyuexpedition.com/material/food.html
(ただし管理者・製作者が不明)


2009-11-1 16:30
セルロースの部分を追記した