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イカにカメラをつけてみた!? 

米ナショナルジオグラフィックはアメリカオオアカイカにカメラを装着するイカ用ボディスーツを開発。
自然界でのイカの行動がカメラに納められた。



まずはイカを放す。海深くへと向かう。
ナショジオの記事によると、腕を大きく広げることで交尾を誘っているらしい。襲われているのかと思った。
身体のあちこちに吸盤の跡が残るが、次々に迫るイカたちに恐怖。ちょうどカメラの前でイカのくちばしが迫るシーンも恐ろしげである。
1分10秒あたりで身体全体が白・赤(モノクロなので白・黒なのだが)を繰り返す。これが会話(コミュニケーション)なのかもしれないとのこと。群れるイカたちも色の変化を繰り返している。

イカは群れ、そして生物の中では知的能力があるためコミュニケーション能力があるのでは、また自己と他者がわかっているのではという本も以前読んだ。
イカの研究は興味深いかもしれない。

参 考

ナショジオ日本語版:【動画】体を点滅させて言葉を交わす巨大イカ
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150126/433159/



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ダイオウイカと泳ぐ! 

先日、FNNで海中のダイオウイカを発見、一緒に遊泳するニュースが流れました。
そしてYoutubeのFNNチャンネルで公開されたので備忘のため書いておきます。



日本海側はダイオウイカが多いらしい。最近は日本海の暖流と寒流がぶつかるところで暖流が上昇する湧昇流に乗ってダイオウイカが海面まであがってくるということらしい。


19日、流氷接岸! 

2015年の流氷接岸日は網走気象台発表で1月19日となりました。

NASAの衛星“ランドサット”がたまたま19日にサロマ湖上空を撮影してました(以下、衛星画像はクリックで大きくなります)。薄雲を通しての写真ですが、サロマ湖・能取湖から知床半島付け根の海上にもやもやっと白く渦巻く海氷がみえます。
20150119_01.jpg

18日、サハリン東沿岸から帯状に押し寄せる海氷がNASAの地球観測衛星でも見えました。
20150118_01.jpg

JAXAのAMSR-E(改良型高性能マイクロ波放射計/NASAの地球観測衛星Apua搭載)で得られたデータによる海氷の厚さ画像。18日現在で北海道に到達しているのがわかる。19日は赤いエリアが多くなっていた。
20150118_W1AM2150118B_hok_IC0.jpg

NASAの地球観測衛星による13日の画像。この日は雲が少なく、海氷がはっきり見えていました。サハリン東沿岸に海氷がたくさん集まっているのがわかります。
20150113__01.jpg

参 考

網走気象台:網走の「流氷接岸初日」のお知らせ
http://www.jma-net.go.jp/abashiri/topics/setsuha2015.pdf

NASA WORLD VIEW
https://earthdata.nasa.gov/labs/worldview/index.html?unsupported

JAXA:オホーツク海の海氷分布
http://sharaku.eorc.jaxa.jp/cgi-bin/adeos2/seaice/seaice.cgi?lang=j&mode=large


宇宙から見た阿蘇と桜島の噴煙 

最近はNASAのMODIS画像を見て楽しんでいる。
MODISはNASAの地球観測衛星TerraとAquaに搭載されている光学系の観測装置だ。Terraには日本が開発した観測装置も搭載されている。

今年の1月7日、大陸からの強い風が日本列島にも到達していたが、10時46分頃(JST)に九州上空を通過したTerraによってちょうど阿蘇と桜島からの噴煙が北西からの風に流されているところを捉えていた(写真はクリックで拡大されます)。

20150111_150107.jpg
(c)NASA

桜島は今年に入って噴火が激しくなっており、山体膨張のニュースも聞かれるようになった。
地球は生きているって実感される画像です。
なお、阿蘇と桜島の噴煙を見比べるとやや阿蘇の方が赤味が強い。
マグマの酸化度合いが強くなってきたとの報告もあった。煙の色で火山の状態がわかるらしい。
鹿児島大学の井村先生からTwittterで資料を教えてもらいました。

参 考
産業総合研究所:阿蘇中岳で 2014 年 11 月 26 日〜12 月 4 日に噴出した火山灰(pdf)
https://www.gsj.jp/hazards/volcano/kazan-bukai/yochiren/aso_141218.pdf



イタリアのスズメはオス・メスの姿が違った! 

昨年12月、イタリアに旅行に行ってきました。
そこでみかけたスズメ…。日本のスズメより一回りはでかいです。
目の上に灰色の眉。そして胸には胸毛風のまだら模様。ちょっとカッコイイ。
20150104_01_201412italia.jpg

ヴェネツィアでこのかっこいいスズメに混じって一回り小さな小鳥がおりまして調べたところ…、なんとスズメのメスでした!
イタリアのスズメはオスメスで柄が違うんですね。日本のスズメは同じなのに!
20150104_02_201412italia.jpg

さらに調べるとヨーロッパにいるスズメはイエスズメという種になるのですが、なぜかイタリアには生息せず、亜種としてイタリアスズメが生息しているのだそうです。イエスズメとの違いは頭部が灰色ではなく赤褐色であること。

スズメが雌雄で違うとは思わなかった。

モフモフした毛虫、毛虫に擬態する鳥の雛 

youtubeを見ていたらあまりにモフモフした毛虫の動画を発見!



“Flannel Moth”とされるが、正式な名前はわからず…。有毒らしい。

次は“Flannel Moth”によく似ているけれど、実は鳥の雛。



“cinereous mourner”の雛らしい。
親鳥から餌をもらっている動画もある。



世の中知らない不思議な生き物でいっぱいだ。


参考

ナショナルジオグラフィックス:The Caterpillar Defense
http://phenomena.nationalgeographic.com/2014/12/10/the-caterpillar-defense/

hortIPM:Puss caterpillar, asp or flannel moths
http://hortipm.tamu.edu/pestprofiles/chewing/asp/asp.html


前線がくっきりと 

世界風速( http://earth.nullschool.net/jp/ )で昨日 10月22日正午の地表の風を見たら関東地方からカムチャツカに向け風の境目がくっきりとあって興味を持った。静止画像ではわからないだろうが、風の動きは境界に向けて南北から流れ込んでいる。

20141023_01.jpg

気象庁の22日正午の天気図をみると、前線が伸びているのがわかる。北からは冷たい空気、南からは暖かい空気が徐々に北へ進んでいるようだ。北風、南風のせめぎ合い。
20141023_02.jpg

NASA MODISで衛星画像を見た。ちょうど日本付近で画像が分かれてしまい太平洋側が9時41分頃と日本海側が11時17分頃(JST)だ。
列島を横切る雲の帯が前線の雲だろうか。寒冷前線(北風)は冷たいため地表付近から進む。暖かい湿った空気は冷たい空気の上に押し上げられ雲をつくる。その寒冷前線の先端は雲の右側というイメージでいいのかな。
20141023_03.jpg

気象はおもしろいな。