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6月24日の積もる雹 

6月24日、東京都周辺各所で激しい雷雨の襲来を受けた。
特に三鷹市、調布市などでは積もるほども雹が降りニュースになりました。
この時の風の動きを“東京風速”で見てみると、興味深いことに大量の空気が府中市、三鷹市の市境に向けて流れ込んでいることがわかります。

20140701_01.jpg

“東京風速”サイトの過去データだと動画で見ることができます。

東京風速:2014年6月24日14時
http://air.nullschool.net/map/wind/2014/6/24/14


局地的な小規模低気圧が発生したのかもしれませんね。
この日は湿度も70%と高く、集まった湿った空気は上昇気流で上空へと向かい、積乱雲を形成したのだと想像します。

NAVERまとめ:【画像】東京各地でゲリラ豪雨→超大粒の雹 調布が銀世界すぎてヤバい!
http://matome.naver.jp/odai/2140359068042673901


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焼け跡に残ったイチョウ 

気象庁から内堀通りを挟んだところ。皇居の濠のほとりに大きなキズのあるイチョウの木があります。
関東大震災で被災した震災イチョウです。

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大正12年9月1日11時58分。神奈川県西部からはじまった三つ子地震は、帝都をも激震させ、昼の準備による炊事の火で各所で出火。日本海側にあった台風による強風もあって帝都を火が覆いました。

この頃、気象庁の前身の中央気象台は今の気象庁の場所とほとんど同じです。
神保町付近で出火した火災はどんどん燃え広がり、深夜には一ツ橋や中央気象台付近にもやってきます。
震災イチョウは当時、一ツ橋の文部省付近(今の毎日新聞本社付近)にあり、いよいよこの火が襲いかかったのです。

この火災により中央気象台の地震翌日の2日未明に最高気温は46.4度を観測。
皇居のほとりまで火の海となったのでした。

20140529_02_0525.jpg

奇跡的に焼け跡に残ったイチョウの木は、焼け出された人々の復興への希望となりました。
復興局による区画整理で切り倒されることとなりましたが、これに対し中央気象台の岡田台長がイチョウの木を残すように申し入れ当地に移されたのだそうです。

復興への希望…。古くは原爆被災の広島市の夾竹桃の花、最近では東日本大震災での陸前高田市の奇跡の一本松。被災地では生命力のある木々に希望を見いだすのかもしれません。

紙で出来た避難所 

坂茂さん、世界で唯一の紙で建物を作る建築家。

丈夫な紙パイプを開発し、耐火、防水処理を施され建築基準を満たした紙の建築資材。
これを使って、万博パビリオンなどの臨時の建物や避難所などの仮設の建物を世界各地に作っているそうだ。紙パイプと紙の継ぎ手を組み合わせて骨組をつくりパネルなどを張り付ける。

その経緯と今までの体験談を実にユニークでつい笑ってしまうエピソードも交えた講演は聞いて楽しく、またこんな活動があったのかと新鮮な驚きがあった。



次の言葉がとても印象に残った。要約すると…
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建築家は人の助けにもならず社会の役にも立っていない。特権階級やお金持ち、政府や開発業者のために忙しく働いている。彼らはたくさんのお金や権力を持っているがそれらは目に見えない。そのためにモニュメントのような建造物を建築家に作らせている。それは過去から現代に至るまで同じこと。

しかし多くの人々が自然災害によって家を失っているのに建築家は役に立っていない。そのことに失望するとともに、そもそも「自然」災害どころではなく、地震そのもので人は亡くならない。建物が倒壊するから亡くなるのだ。これは建築家の責任だ。
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体育館などの避難所ではとかくプライバシーが問題となる。東日本大震災ではこの紙パイプとカーテンを使ってパーテーションを設けたそうだ。以前、段ボールを使ったものをみたことがあるが、これはアイデアだと思った。



参 考

TED:坂 茂: 紙で出来た避難所
http://www.ted.com/talks/lang/ja/shigeru_ban_emergency_shelters_made_from_paper.html

坂茂建築設計
http://www.shigerubanarchitects.com/

大規模災害時で期待できる携帯型透析システム 


2月19日、我が国の物質・材料研究機構で「災害時に人工透析代替を目指す高性能ファイバーの開発」をしたそうだ。

阪神・淡路大震災、そして先の東日本大震災の被災地では約1万2千人の透析患者が透析をいつ受けられるか不安に思われたようです。実際には透析できずに亡くなったという方は聞かなかったので多くの方は数日後には透析を受けられたのだと思います。それでも被災していない遠地の施設へ搬送されることになります。

予想される東海地震などでも透析患者の対応は行政でも考慮されていますが、やはり本人にとっては不安に思うことがあるでしょう。

開発された携帯型透析システムは、片腕にフィルターが入ったカップのようなものを装着、腕から血液をチューブを通して尿毒を吸着しまた腕へと戻すもののようです。

ライフラインが寸断された状態でも応急的に透析できる装置は患者の不安を軽減できるでしょう。

またプレスリリースを読むと、発展途上国でも多くの患者を助けることが想定されていました。
今後の展開が期待されます。


参 考

物質・材料研究機構:災害時に人工透析代替を目指す高性能ファイバーの開発
慢性腎不全の応急処置のための携帯型“透析”システムへ道
http://www.nims.go.jp/news/press/2014/02/p201402190.html

よんななニュース:尿毒素を吸着する人工繊維を開発 携帯型の透析装置に期待
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021901002294.html

「浮いて生き延びる」、津波救命艇 

高台が少ない平地で内陸奥深くまで津波が到達する地域。そのようなところ向けに津波救命艇の開発が進められている。

東日本大震災では津波被害が大きかった。南相馬のような平地では逃げる高台も遠く、内陸奥深く2kmくらいまで浸入した。想定南海地震ではやはり高知などで同様な津波が襲ってくると考えられているのだ。
次の動画はyoutubeで見かけた高知の津波救命艇。



船舶用救命艇を衝撃に耐えられるよう開発したもの。四国運輸局が承認したIHIのものは食料やトイレ、医薬品、位置通報装置などが搭載された定員25名(最大35名)乗り。動力はなし。

ニシエフの津波救命艇は、保育園に設置されたようだ。
津波救命艇は設置だけで安心せず、維持管理のほか、緊急時に即応できるよう日頃から訓練をしておく必要があろう。そうでなければ結局使わないままその時を迎えてしまうか、その時に正しく使えないということもある。

何事も用意するだけで安心せずに、日頃の訓練は重要だと思う。


参 考

四国運輸局:「津波救命艇」に関する情報
http://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/kyumei/

産経:IHIが「津波救命艇」を初受注 今後3年間で400台目指す
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130905/biz13090516090013-n1.htm

ニシエフ:津波対応避難シェルター
http://www.nishi-f.co.jp/shelter/index.html

IHI:津波対応型救命艇の開発
http://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/2763245d85e188d4b6007bb363ae8da4.pdf


相模川の関東大震災遺構 

2013年8月8日、小田原に向かう東海道本線の車窓。
東海道本線相模川鉄橋の眼下に四角い構造物が転々と並んでいる。

20130809_11_0808.jpg

実はこれ、大正12年(1923年)の関東大震災で倒壊した東海道本線馬入川橋梁の橋脚遺構なのだ。

これ以外にも鎌倉時代の相模川に架かっていた橋の橋脚が地震で現れたとか、陸軍工兵隊が橋を復旧した際の碑があるそうだ。一度、訪問したい。

関東大震災の記録:茅ヶ崎~平塚
http://www.shincho-live.jp/ebook/railmap/kanto_daishinsai/pht40.html#10


気象庁「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」 

毎年どこかで豪雨による災害があります。しかし住んでいる地域で災害を伴う豪雨に見舞われるのは数十年に一度程度。来月末から気象庁ではそんな豪雨(他に噴火、津波)のために「特別警報」というのが設けられる予定です。

そこまでいかなくても局地的な豪雨による被害もあります。
気象庁では、天気の急変から身を守るための啓発動画「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」が公開されています。

被害編(日本語字幕あり)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/cb_saigai_dvd/higaihen_jp.html



解説編(日本語字幕あり)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/cb_saigai_dvd/kaisetsuhen_jp.html


写真は先日、2013年7月23日夕方の川崎市高津区での豪雨。
この日は多摩川をはさんだ世田谷区では1時間に100ミリの猛烈な雨を記録。

16時15分頃、普通に降っていた雨がバケツをひっくり返したような雨に変化。
頭上ではすさまじい雷。一時停電になりました。
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16時30分頃、雨はおさまりましたが排水しきれなかった雨水が、道路を川のように流れていきます。
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以上のように、晴れていても天気は急変することがあります。
1)黒い雲が近づいてくる
2)遠くで雷鳴が聞こえる
3)冷たい風が吹いてくる
これらがひとつでも現れれば避難するサイン。

安全そうな建物や自動車の中に避難。

樹木の下では落雷、地下や河川の橋の下は増水により危険です。
豪雨であれば下水による排水が間に合わず道路が冠水、河川も数分程度で濁流へと増水する危険があります。

冠水し水の流れる道路は歩きづらく転倒により流されたり、フタの外れたマンホールや側溝に落ちたりする危険があります。

河川敷などでなくとも、街中でも豪雨には注意しましょう。


気象庁:リーフレット「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/ooame-kaminari-tatsumaki/index.html



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