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隠し味は電気のお味?(電気味覚) 

電気を隠し味に食事を変える!?
視聴覚では電気を使った製品が溢れているが、味覚や嗅覚ではほとんど見かけない。どんな仕掛けなんだろう。



食品を口に入れてから食品に通電すると、あら不思議!あっという間に味が変わるらしい。
通電する方法は箸やフォーク、飲み物ならストローなどを使う。

電気味覚には塩味、苦み、酸味があり、電気を使うことでこれらの味を強くまたは弱く、もしくは新たに食品に味を加えることができる。これを使うと塩分摂取を控える必要のある人は、塩分ではなく電気味覚で塩味を強くすることで塩分を摂取せずに塩味を増すことが可能なのだそうだ。

電気は直流だけでなく、例えば音楽の音声信号をスピーカから音を出すのではなく、電気味覚用のフォークにつないで味覚として楽しむこともできるかもしれない。音楽を味覚で楽しむ、そんなことだ。クラッシック音楽は味わい深く、POPな曲は酸味が強いとか?

さらにはインターネットで味覚情報をダウンロードまたは音声出力から得る時代も遠くないかも。
あと電気味覚は一般の食品同様に個人差があるだろうが、好みは電気の強さで調整できるのも強みか。

味覚のための電気製品も姿を現すだろうか。
これからが楽しみだ。


参 考

電気で食事を変える!電気味覚プロジェクト
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19439972

Electronic taste could allow television viewers to sample cookery show creations
http://www.telegraph.co.uk/science/science-news/10465142/Electronic-taste-could-allow-television-viewers-to-sample-cookery-show-creations.html

エンジニアtype:電気×コンピュータで食文化を変える!?
「電気味覚」研究の第一人者が目指す未来【連載:五十嵐悠紀】
http://engineer.typemag.jp/article/yuki-igarashi25

明治大学 宮下研究室:電気味覚を用いた新たな飲食コンテンツの提案
http://miyashita.com/publications/cat47/index.php

明治大学大学院:電気味覚を活用した新たな食物コンテンツの提案(中村裕美)
http://www.ipa.go.jp/files/000007248.pdf

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地震で中身が飛び出さない!「耐震ロック」冷蔵庫 

シャープで地震による冷蔵庫内の飛び出しと本体の転倒防止のために「耐震ロック」なるものがついた冷蔵庫が発売された。さすが目のつけどころがシャープです。



耐震ロックがついているのは冷蔵室の観音開きのドア。
冷凍室や野菜室の引き出し型のドアにはロックはなく、むしろロックしない方が転倒しにくいのだとか。

もっとも実際に冷蔵庫の転倒を防ぐには専用のベルトを使用しましょう。

ロックは電動ではなくメカ式で、ゆれがおさまると自然にロックが解除されるのだとか。
どうなっているんでしょうね。写真で見る限り単純な構造のようですが。

参 考

家電Watch:シャープ、“業界初”地震の揺れを感知してドアをロックする冷蔵庫
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20130905_614175.html



パンを見分けるレジ 

パン屋さんでトレーにパンを乗せてレジへ並ぶ。店員さんがパンを見て判断してレジを打つ。
何種類ものパンを一目で名前と値段が出てくるなんてすごいなと思っていたが、とうとう画像識別するレジが登場。



西国分寺にあるドンクには、画像識別するレジがトレーの上のパンを識別して瞬時に合計金額を出すというう優れモノらしい。新人アルバイトでもレジができ、さらに瞬時会計で効率アップだそうだ。

導入されているのは、
メッサオークワ ガーデンパーク 和歌山店
パレマルシェ 名鉄岐阜店
ドンクnonowa 西国分寺店(東京)
ベーカリー研究所 G’ROWN(熊本)

お客様にも好印象。お子様には大人気らしい。

BakeryScanサイトの開発秘話を読むと、パン屋さんは種類が多いほど売り上げが伸びるものらしい。
しかしアルバイト店員がパンの名前を覚えきれなくなりレジ精算に時間がかかるようになったため、個別包装にすると売り上げが激減。

パンの種類が多く、包装してはいけない。

そんなことから画像識別レジの開発がはじまったのだとか。

そして開発を進めるとハンドメイドであるがために…
「似ているのに違う」「同じのなのに違って見える」
という相反する課題が待ち受けていたそうだ。

このへんもっと詳しい話が聴きたいですね。

ちなみに上述のような課題はあるものの、画像認識レジは自信なさげなパンには色の違う枠で囲い、人間に確認を託すようになっています。人間が正しいパンを選択すると学習機能で覚え、似たようなパンが来たらそれを選び出すようになるのだとか。

ただサンドイッチは具材が見えるようにしないと認識できないっていうのは、人間もそうだものしょうがないよね。

ドンク・ニュースリリース:世界初「パン画像識別装置」を導入で、レジ会計時間を大幅短縮!
http://www.donq.co.jp/company/2012/20120906.html

BakeryScan(株式会社ブレイン)
http://www.bakeryscan.com/

ナット留め?マンホール 

8月8日、箱根に行ってきました。
強羅公園からの帰り、ふと道路のマンホールに違和感が…。表面にたくさんのナットが留っている??

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これが気になったマンホール。ブツブツしているところが普段みかけるものと違う。
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さらに近付いて見てみると、なんかナットが留っているみたいだ。しかしそんな手間はかけないだろうし、実際ナットではなくこういうデザインの鋳物だ。変わっている。

知人に写真を見せると、そのひとりのデザイナーさんが

「これ私がコンセプトデザインしたアンチスリップのマンホールですよ」

と、まさかのデザインした当事者発見。
20130827_03_0808.jpg

聞いてみると、マンホールでのスリップ事故増加を契機に「滑りにくいマンホール蓋」がいろいろ考案されたそうです。彼は…
1)滑りにくいこと
2)しかし抵抗が高すぎて転倒などしないこと
3)耐久性があること
4)道路とフタとでは親和性を確保すること(道路と同じような性能になること)
をコンセプトにデザインしたそうです。

ナットのような表面形状は角が摩耗しても下段の角がタイヤに同じように食いつき効果は安定。
ボツボツしたナット形状は雨水との接触を減らし、また中央部が高いために水が周囲に流れて水はけがよくつくってあるそうです。

二輪ドライバーからも評判のよいマンホール蓋なのだそうです。

まさか道端に知人がデザインしたマンホール蓋と出会うとは思いませんでした。
これからもあちこちでこのマンホールがないか、探してみます。


コマを回して蓄電? フライホイール・バッテリー 

京急には電力を調整するために、フライホイール電力蓄勢装置(フライホイール・バッテリー)という設備があります。
場所は京急逗子駅と神武寺駅の間、その名も「逗子フライホイールポスト」

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最近の電車はブレーキを掛ける時に回生という方法が使われています。モータをいわば発電機代わりにします。自動車でいうところのエンジンブレーキ。モータは電気の供給がなくなるため大変回りにくくなります。しかし電車はモータの動力がなくなっても惰性で動いているため、車輪を動かすモータも回転します。すると発電機のように電気を作り出しますので、これを架線に戻します。

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電車は出発の時には重い車両を動かすために大電力が必要。速度を落とす時には回生ブレーキで発電して架線に戻す。電力設備は、大電力を送ったり回生の電力を受け入れたりしますが、そのタイミングは列車の動きでまちまちですから安定しません。電力会社も電力供給が不安定になるのは困るでしょう。
そこで不安定な電力の調整を行う設備として、フライホイール電力蓄勢装置が登場しました。

フライホイール電力蓄勢装置のしくみは…
1)フライホイールという円盤がある
2)モータに電力を与えフライホイールを回転させる(運動エネルギーに変換)
3)一定速度になったら減速しない程度にモータに電力を送る
4)電車が加速して電力を消費する際、電力蓄勢装置のモータには電力は送られず、逆に発電機として電力を架線に供給する。フライホイールの回転エネルギーが電力になるため回転が遅くなる(運動エネルギー減少)
5)電車が回生ブレーキを使用する場合、電力会社から供給される電力が余るため電力蓄勢装置のモータに余計に電力が送られ、フライホイールの回転速度が速くなる(運動エネルギー増加)

というような感じになります。
摩擦抵抗がないようにフライホイールを支える軸受は磁力で浮かせており、フライホイールの中は真空のようです。

20130709_03.jpg

上の写真は「京浜急行90年史」にあったフライホイール電力蓄勢装置の写真。
これは現在の逗子のものではなく、導入以前の実験段階のものを金沢八景駅にあった旧瀬戸変電所内のもの。左の青い円筒のものがフライホイールだろうか。

逗子フライホイールポストは京急の「鉄道施設の省エネルギー化」で紹介されています。
http://www.keikyu.co.jp/csr/environment/environment02_9.html

円筒のものが横置きになっているように見えますね。
このフライホイール電力蓄勢装置で京急逗子線の回生電力の20%が再利用できているんだとか。
(多いのか少ないのか分かりませんが…)

日本では実用になっているフライホイール・バッテリーはこの京急のものの他、日本原子力研究所、沖縄電力(風力発電の安定化用)があるそうです。

フライホイール・バッテリーは構造が簡単で、電力と運動エネルギーの関係がわかりやすい利点がありますが、高速回転するフライホイールの軸受などが壊れるとフライホイールが容器を破壊、まだ勢いがあれば飛びまわる暴走コマのような大事故になる場合があるのでその対策は必要だそうです。

今も国や企業、大学で研究・開発が進められています。
特に軸受部分は超伝導磁石の活躍が期待されているようです。

スーパーコンピュータ室の照明 

2011年8月にJAMSTECの地球シミュレータ見学に行って、照明について疑問に思い続けて今日ブログに書く。あの灯りはチューブを通して採光しているのである。
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世界でも有名なスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」。名前の如く地球の気候をシミュレーションするのが得意なコンピュータだ。気候だけでなく大気や水など流体のシミュレ―ションに向いているので、自動車走行時の空気抵抗のシミュレーションなど産業用途にも使われている。

そんなわけで見学のみなさんはスーパーコンピュータに釘つけ。

そんな中、ひとり匝だけは照明に注目しているわけだ。
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見学中にも質問したけれど、この照明は蛍光灯ではなく建物の外からハロゲンランプの光を導いているそうだ。

なぜかというと電磁波対策。スーパーコンピュータは超高速で演算しているがわずかな電磁波によるノイズがあると障害になってしまうそうだ。航空機や医療機器などでデジタル処理するものは携帯電話の電波に弱いのに似ているのだろうか。
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Panasonic社カタログPDFより)

地球シミュレータの照明はパナソニック製で「ライトチューブ」という製品名だ。

サイトの説明による「ライトチューブ」の特徴は…
1)連続した光、かつ影や反射ができにくい光
2)発光部はチューブの端にあるため交換がとても簡単
3)光源からの発熱が少ない
4)光源からの紫外線が少ない

熱と紫外線は原理的にほぼゼロだと思う。
これらの特徴からスーパーコンピュータだけでなく、身近な店舗やビルの照明などにも使われているそうだ。

しかしこれだけ長いのに端っこの光源だけでまんべんなく照らすことがよくできると思った。光の反射させているとはいえ、片側光源だと反対の端は暗くなるような気もするが…まだなにか秘密があるのだろうか。

世の中には光源が太陽の採光チューブというのもあったな。

【参 考】

地球シミュレータ:受賞歴
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/es1/system/lighting.html

関電工トピックス:ライトチューブ照明システムを実用化
http://www.kandenko.co.jp/topics/2001/01_6_top.html

Panasonic:こだわりのライトチューブ照明
http://www2.panasonic.biz/es/lighting/okugai/orderlighting/special/kodawari03.html

Panasonic:ライトチューブとは?
http://www2.panasonic.biz/es/lighting/new_products/new2001/LightTube/02.html

Panasonicカタログ:ライトチューブ
http://www2.panasonic.biz/es/catalog/lighting/products/nsl/pdf/ZFCT1A208-858.pdf

匝ブログ:JAMSTEC横浜研究所一般公開 科学実験・スパコン編
http://eniguma.blog85.fc2.com/blog-entry-2461.html


モノづくりとしての「江戸っ子1号」 

いま、匝が注目する深海探査の「江戸っ子1号」。中小企業が集まり深海にチャレンジする深海探査機の名称だ。
目指すは8000mの海底。そこは未だ未知の世界。

海洋に囲まれる日本としてはこっちのほうが産業への貢献とニッチな点で有利だと思う。それに宇宙は運んでもらう必要があるが、海ならすべて自分たちでできる。

東大阪の「まいど1号」に触発されて、自分たちは深海に挑むため芝浦工科大学、東京海洋大学とも協力。ついにしんかい6500を運用する海洋開発研究機構(JAMSTEC)も訪れて支援を得ることができた。

JAMSTECの情報誌BlueErath120号にもあった。
基本的な機体はJAMSTECが提案したようだが、中小企業の持つ技術面でJAMSTECも舌を巻いたらしい。

1)すべての機器は3つのガラス球に入れられるが、ガラス球同士の機器の通信をどうやるか。高水圧の深海でケーブルを出すわけにはいかない。すると参加企業が電波を通すゴムを開発。ガラス球の間にこのゴムを挟んだらしい。ゴム通信は特許出願だそうだ。

2)ガラス球の開け閉めが耐久性を落とす恐れがあるため、開けないまま機器(LEDライト、3Dビデオなど)に充電する非接触充電装置も開発。

3)そもそもJAMSTECも使うガラス球が国産ではなくドイツ製。このドイツの会社が世界の需要を一手に引き受けていたが、今回参加した企業が国産化を目指すそうだ(製造は簡単らしい)。「こんな用途は知らなかった」そうだ。

そんなわけで、科学的には目標の8000mで世界初の脊椎動物の撮影や海底泥の採取などもあり、モノづくりと深海探査と先が楽しみにしている。(地味だけどね)


NHK解説委員室:時論公論 「江戸っ子1号 ~町工場の挑戦~」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/136717.html

江戸っ子1号プロジェクト推進委員会
http://edokko1.jp/


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