岩手県の地震 

気象庁によれば、7月24日00時26分頃、岩手県沿岸北部 ( 北緯39.7°、東経141.7°)で地震があった。深さは約120km、地震の規模(マグニチュード)は6.8と推定。

深さ120kmの深発地震であったが、かなり大きな揺れだったようだ。未明だったため被害の程度はこれから明らかになるだろう。

震源は太平洋プレートが日本列島に沈み込んでいるプレート部分であり、この前の岩手・宮城内陸地震とは直接関係がないと思うし、実際に気象庁もそのような見方のようである。

深発地震は場合によりプレートをさかのぼって浅い部分で大きな地震を起こす場合がある。これが前駆現象かどうかはわからないが、前駆現象と考えられる地域もある。そうであれば三陸海岸の沖合で大きな地震が発生することも考慮しておいても無駄ではないだろう。この場合、揺れよりも津波被害の方が深刻になるかもしれない。

いずれにせよ、東北地方は地震活動が活発になっているようだ。宮城県沖がまだどうなるかわかならいし、日本海側、特に秋田県の沖合は空白域があり、日々の防災意識を高めておいた方がよい。

四川大地震の前兆(カエル) 

四川大地震は、ほぼM8級の巨大地震とみていいと思います。これほどの規模でかつ浅い内陸直下型の地震であれば、前兆現象(宏観現象)が発生していてもよいように思われます。
たとえば井戸水の著しい増減や濁り、地鳴り、発光、その他動物の異常行動など。

レコードチャイナによれば、地震の前にカエルが大発生したと報道されていました。日本語記事では地震の後ですが、中国国内では地震前に報道されていたようです。四川地震の第一報を中国語サイトで調べていた時にカエルの大群の写真があったのを見ていますので。でも中国語がわからずにスルーしてしまった。

-----レコードチャイナより引用
<四川大地震>災害の前兆?数万匹のヒキガエル大群出現―江蘇省泰州市
http://www.recordchina.co.jp/group/g19035.html

2008年5月9日、江蘇省泰州市に突如、数万匹のヒキガエルの大群が出現し、市民を驚かせた。同月5日にも、四川省の綿竹市で同様の異常現象が確認されており、いずれも12日に発生した四川大地震の前兆だったのではないかと多くの市民が推測している。

このヒキガエルの大群は市内の老通楊運河から現れ、東風大橋を一斉に横断しはじめた。専門家の推測によると、運河の水に酸素が不足したため、新たな生息の地を求めて集団移動を行ったものと見ている。(翻訳・編集/愛玉)
2008-05-14 16:44:02 配信

-----ここまで

これを安易に前兆現象だと考えず場所の確認をする。江蘇省というのは省都が南京です。南京といえば上海市まで約280kmほどの位置。四川省成都市までは約2000kmも離れているところです。泰州市は南京市の東に位置するため四川からさらに離れます。日本でたとえれば北海道の地震前兆現象が沖縄でみられたという感覚でしょうか。

5日の四川省綿竹市でもみられたということですが、泰州市のことを考えると地震の前兆以外にもカエルの世界には集団行動するような習性があるのではないかと考えるところです。
ただ綿竹市は地震被災地ですので、被災者にしてみれば前兆現象だったと考えるのだろうと感じます。

繁殖期のヒキガエル(写真はヒキガエルとなっているが小さい気もする)は集団で陸にあがってくるらしく、日本でも田のあるところでは道路にたくさんカエルが歩いているらしい。

そこから類推するとやはり前兆現象だったとはいいきれないんじゃないか、そう考えます。

youtubeでテレビの内容がアップされていましたが、住民がにこやかに話しているところから異常性があったのかどうか悩むところ。中国語はわからないので会話の内容が確認できないのが残念。

youtubeの中国のテレビ番組動画



茨城県沖 その2 

平成20年05月08日01時48分 気象庁地震火山部 発表
08日01時45分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.2°、東経141.7°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.7と推定されます。

この地震により、若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。
-----
速報では最大震度5弱とのこと。
緊急地震速報が発せいられた可能性もあるな。

今回はなかなか大きかった。横浜でもゆるゆると周期の長い主要動がありました。

茨城県沖 

平成20年05月08日01時06分 気象庁地震火山部 発表
08日01時02分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.2°、東経142.1°)で震源の
深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は6.3と推定されます。

平成20年05月08日00時32分 気象庁地震火山部 発表
08日00時25分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.3°、東経141.9°)で震源の
深さはごく浅い、地震の規模(マグニチュード)は4.6と推定されます。
各地の震度は次の通りです。

ここ最近、群発している茨木県沖の地震のひとつらしい。
横浜は震度は小さかったが揺れは長かった。朝にでもHi-netの波形をみてみよう。



地震系 

(元)行徳高校顧問より先週末に電話があった。行徳高校のアンテナを撤去するとのこと。
いきなりだと思ったら、メールきてました…orz
まぁ、観測に耐えられない、データの信頼性がない状態でしたので、これでよかったのでしょう。千葉大と一緒に観測は継続するとサイトにアナウンスありました。

Hal.Tさんより久しぶりに連絡ありました。近況と3月24日16時台のHi-net連続波形で、広域でのゆるゆる波形があるとのこと。おそらくは関東はるか東方沖の地震に関係するものではないか、そう、見解を書いて送っておいた。


周期的な地震を考える その3 

2007年1月15日のブログ記事「周期的な地震を考える その2 」で紹介した周期地震が先月11日に発生したという記事が日本経済新聞にあった。

----引用ここから
岩手県沖の地震、02年時点で予測・東北大
日本経済新聞 2008年2月9日
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080209AT1G0802Z09022008.html

先月11日に岩手県沖で起きたマグニチュード(M)4.7の地震を、東北大学の研究チームが2002年に正確に予測していたと、政府の地震調査委員会が9日までに発表した。同海域では1950年代以降、約5年半の周期で同規模の地震が繰り返し発生している。同調査委は「ここまで規則的なのはこの付近だけ」と話している。

予測に成功したのは東北大の松澤暢・准教授らのグループ。01年11月に岩手県沖のプレート(岩板)境界でM4.8の地震が発生後、09年2月までに次の地震が起きると予想した論文を発表していた。

この海域はM4.7―5.0の地震が57年以降、10回発生。間隔は約5年半とほぼ一定で、地震波の形も似ていた。地震調査委は「プレート境界のアスペリティー(固着域)が毎回同じだけ破壊するのが原因ではないか」と分析している。同種の周期的地震は日本付近の複数の場所で知られている。(09日 21:37)

----引用ここまで

東北大学の特集ページ:「2008年1月11日 岩手県釜石沖の地震(M4.7)の特集ページ」
http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/info/latest/20080111_news/index_html


特集ページ中の「Matsuzawa et al. (2002) が2009年2月までに発生すると予測していた期間内に発生しました。」という赤字の記載は個人的にはどうかと思う。同ページからリンクされている内田直希氏のページでは2007年8月10日掲載で「本年12月までに発生する可能性が高いと考えています」とある。

同じような地震(規模や地震計に記録される波形まで)が周期的に起きていることがまた確認されたのであって、誰の予測があたったとかというレベルではないと思うんだ。自分の予測がはずれたから言っているんじゃないぞ(苦笑)。

むしろ、今回の地震は周期的に遅れていたといえるだろう。内田氏も規則性から2007年中に発生すると予測していたようだし。平均と誤差の範囲から外れており、過去でも遅い部類に入る。むしろ傾向としては最近になるほど周期が遅れてきているように感じる。

平均発生期間からしても2009年2月までに発生との予測は周期地震を知っている人から見れば守りに入りすぎの予測だろうと思う。むしろパークフィールドの実験みたいに遅れに遅れた場合は、それはそれで大騒ぎになったろうが。周期地震を予測といっても、これほどにむずかしいということなんだ。まして…。

ま、それはそれとして、また周期地震が発生、観測したことは地震の解明に役立つことだろう。詳しくはサイトを読んだりしたあとに書いてみたい。


静岡県西部の地震3 

静岡県西部の地震について11月1日から12月4日21時現在までのデータを集計してみました。

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11月4日からポツポツと活動がはじまり、一旦19日に回数が多くなった後、29日から地震回数が増え、12月2日に86回を数えました。この日は有感地震も4回数えています。

11月4日から11日までは深さ24kmあたりの地震でしたが、12日以降は深さ16km前後で、場所も11日までよりやや北で発生しています。

つまり2ヶ所で地震が発生していたということなのでしょうかね。

ただこの地域はまれに震度4〜5の地震もありましたので、注意は必要かもしれません。
この辺は1月のブログにちょこっと書いてあります。

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12月3日までの震源データは、気象庁一元化処理 震源リストを使用しました。
12月4日の震源データは、Hi-net自動処理 震源リストを使用しました。
データ処理には、eqlist42を使わせていただきました。
以上、ありがとうございました。