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驚きのアンドロメダ銀河の大きさ 

アンドロメダ銀河がどれくらいの広がりを持った銀河なのか。
もし夜空で観ることができたら大きさに驚くだろう。


(c)Tom Buckley-Houston,Stephen Rahn,NASA/JPL-Caltech

画像は合成されたものだが、もし夜空でアンドロメダ銀河の大きさがはっきり見えたらこんな感じに見えるというイメージだ。

アンドロメダ銀河は渦巻き銀河で、地球からの距離は光の速さで約250万光年。
その大きさは約25万光年と推測され、私たちの太陽系が属する天の川銀河が約10万光年の大きさなので比較してもとても大きい。はるかに遠くから二つの銀河を眺めるとかなり接近して見えるかもしれない。

こんなに近くても画像のように見えないのはアンドロメダ銀河の周辺の星々がとても暗いからだ。
天の川銀河の中にある地球からみる天の川自体モヤっとして見える上に、都会では見ることもかなわない。250万光年先のアンドロメダ銀河の星が見えないのもやむを出ないだろう。それでも見えるのはアンドロメダ銀河の星の集まる中心部。

天体の見かけの大きさは角度(視野角または角距離)で表わす。地表は平らに空は球にとプラネタリウムのようなイメージにすると地表から天頂を通る天球の大きさは180度だ。天球は1時間に15度東から西へと移動する。24時間でちょうど360度になる。

太陽と月は天球の中では約0.5度の大きさだ。
アンドロメダ銀河はもしその全体がみえると約3度の大きさになるらしい。
それがこの画像。知識で知っていても改めて画像で見ると驚きですね。

参 考

BAD ASTRONOMY:Yes, That Picture of the Moon and the Andromeda Galaxy Is About Right
http://www.slate.com/blogs/bad_astronomy/2014/01/01/moon_and_andromeda_relative_size_in_the_sky.html

アストロアーツ:実は3倍の大きさだった、M31アンドロメダ座大銀河
http://www.astroarts.co.jp/news/2005/06/07m31/index-j.shtml

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月と木星とオリオンと 

昨夜は月と木星が近づいていたので写真に撮ってきました。
星を撮るには月明かりがまぶしい夜。あれこれ調整しつつこんな感じに。
(クリックすると大きくなります)

131121_06.jpg

星と星座の位置は次の画像の通り(stellariumにて。クリックで大きくなります)。
月の左下の明るい星は木星。木星の左に縦に二つ並ぶ星はふたご座。上の星がお兄さんのカストル、下が弟のポルックス。

131121_07.jpg

写真右側にあるのがオリオン座。縦に三つ並ぶのがオリオンのベルト、三ツ星。三ツ星一番下の右にぼやっと見えるのがオリオン大星雲。

三つ星は青っぽく見えますが、その左の二つ並ぶ星の下の星はベテルギウス。やや赤っぽく見えますが爆発寸前の星です。太陽よりはるかに大きく、太陽の位置にベテルギウスを置くと木星軌道まですっぽり入ってしまうほど。

三ツ星右に二つ並ぶ星のうち上の星はリゲル。白っぽく見えますね。

オリオン座のずーっと下にある明るい星はおおいぬ座のシリウス。
ちなみに月のずーっと下にある明るめの星はこいぬ座のプロキオン。

写真上の外側になってしまいましたが、カペラとアルデバランも見えていましたよ。

131121_01.jpg

月は満月を過ぎた月齢17。まもなく下弦です。


太陽黒点と磁場 

久しぶりの太陽撮影。大きな黒点をいくつか撮影できました。
11年ごとの周期のうち活動期でありながら黒点数が少ないのだそうです。

20131117_01.jpg


国立天文台によると、太陽の南極と北極の磁極は11年ごとに反転します。これは徐々に磁場が弱まり消えた後は今までとは逆の磁場になるため、北極と南極の磁場が反転するように見えます。

しかし今回は北極の磁場は消え徐々に逆の磁場が強くなっていますが、南極は今まで通り変化がありません。つまり、北極と南極は同じ磁場になり、極域と赤道を結ぶような磁力線になりつつあるようです。

太陽活動の低下は地球環境にいくらかの影響を与えると考えられており、現在の弱い活動極大期以降活動停滞によって地球寒冷化になるという予想もあります。気象的な要因の寒冷化も予想されていますが、温暖化ガスによる温暖化を止めるほどではないとの話もあるようです。

20131117_02.jpg

撮影のあと太陽は雲に隠れてしまいました。

黒点撮影:2013年11月17日16時08分頃

参 考

国立天文台:太陽観測衛星「ひので」、太陽極域磁場の反転を捉えた
http://www.nao.ac.jp/news/science/2012/20120419-polar-field-reversal.html

国立天文台:太陽観測衛星「ひので」太陽極域磁場反転の進行を確認
http://www.nao.ac.jp/news/science/2013/20130131-hinode.html

WSJ:太陽活動に異常―黒点や磁極反転に異例の現象(2013年11月12日)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304368604579193003074797332.html

日経Bizアカデミー:太陽に異変起きてるの?――活動が停滞、地球寒冷化も
http://bizacademy.nikkei.co.jp/culture/nikkey/article.aspx?id=MMACc3000026072012







三日月に隠れるスピカ食 

今日、8月12日は月の裏におとめ座の1等星スピカが隠れる天体ショーが夕方から見られます。

パソコン・プラネタリウム“Stellarium”で横浜の様子を見てみましょう。
下の画像は18時40分頃、南西の空。月齢4の三日月の影の部分すぐ脇にスピカが輝いています。
この時間は太陽は沈んでいますが西の空はうっすらと薄明が広がっている時間です。

20130812_01_T1840.jpg

18時50分頃、スピカが月の影の部分に隠れます。星食というのは見たことがありませんが、パッと消えるようです。写真撮影で月の影に地球照(影の部分がうっすら光る)が写っていたらどうなるのでしょう。

20130812_02_T1850.jpg

19時23分頃、隠れてから約30分くらいで月の明るい方から姿を現すスピカ。
恒星も月も東から西へと空を移動しますが、月は恒星より少しだけ移動が遅いのです。そのため、恒星が東から西へと月を横切るように見えます。
20130812_08_T1923.jpg

今回のスピカ食は、北東北の一部と北海道を除く地域で観ることができます。
南に行くほどスピカ食の開始時刻が早く、また長い時間隠れています。

横浜は猛暑続きで空もモヤがかかったような日ばかりで観察が厳しいかもしれません。
前回のスピカ食の動画を見ておこう。




前回のスピカ食は7年前の2006年1月22日。次回のスピカ食は11年後の2024年8月10日。
アルデバラン食は2015年に東京で3回みられますが条件はよくないようです。2016年、2017年も見ることができそう。
レグルス食は2017年と2018年。アンタレス食は2023年です。

参 考

AstroArts:2013年8月12日スピカ食
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2013/201308/0812/index-j.shtml

つるちゃんのプラネタリウム:日の入り頃にスピカ食 2013年8月12日
http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2013/2013_spica/new1308_05.html

平塚市博物館:星食・惑星食
http://www.hirahaku.jp/hakubutsukan_archive/tenmon/00000050/20.html




静止衛星は地上から見えるのか 

静止衛星は地上から見えるのか…。そんな話題があったので調べてみました。
そして動画を発見。



まず静止衛星とは何か。国際宇宙ステーションなどはゆっくりと空を横切ることがあります。その他の人工衛星も暗いところだといくつも空を横切るのを見ることができます。国際宇宙ステーションの高度は約400km。

静止衛星はその名の通り静止している人工衛星。何に対して静止しているかというと地上から見ていつも同じ場所にあるように見える衛星です。実際は秒速3kmで地球の周りを回っています。ちょうど地球の自転と同じになるようになっている。

静止衛星のある静止軌道は地上から約36,000kmの高さにある。
国際宇宙ステーションの軌道の9倍。そして月までの距離は約380,000kmなのでだいたい10分の1の距離にある。

これだけ遠いと人工衛星は目視できないと思っていました。実際、明るくても2等星、それも動かないので見分けるにはなかなか厳しいと思います。

それが星雲など暗い天体を長時間撮影して写真にするためにガイド撮影という星の動きに合わせてカメラを動かす撮影方法だとわかるんですね。静止衛星は空の一点にありますが、星空は時間に合わせて東から西へと動きます。これを追いかける撮影方法ですから静止衛星は西から東へ動くように見えます。

通信用の技術試験衛星きく8号は最大40mもの大きさ。太陽の光を存分に反射するため動画でもしっかり見えていました。

我が家ではガイド撮影できないから撮影はムリだなぁ。

静止衛星が位置が変化しないのでカメラを固定して長時間撮影し、星が流れる中で一点に輝く光点が静止衛星という見分け方もできるかな。やってみたい。


参 考
JAXA:Q2地上から人工衛星は見えますか?
http://www.jaxa.jp/pr/inquiries/qa/satellite.html#02

美星天文台:静止衛星は見えるか
http://www.bao.go.jp/stardb/spc/data/spc0243.html


2013-7-29
斜体の文、追記

夏至の昼・夜 

さて、6月21日は夏至でした。一般には一年で昼が一番長く夜が身近い日として知られている(北半球の話ね)。
では日の出と日の入りの関係はどうなっているのか…。
ちょっと調べてみました。

20130621_01.jpg

6月21日の夏至の日の出は4時25分。実は6月上旬からずっと同じ時刻なんですね。そして日の入りはどんどん遅くなっていく。そして夏至が過ぎると、日の入りの時刻は7月上旬までそのままに、朝だけがどんどん遅くなっていくのです。

朝夕が同じだけ早まったり遅くなったりするわけではないのですね。

日没後に集う三惑星(5月24日夕) 

5月24日、あまりに空がきれいだったので会社を定時で退社して急いで帰宅。5月下旬、日没後のわずかな時間、水星、木星、金星の三惑星がみられるのだ。
20130524_01.jpg
(写真はクリックすると大きくなります)

夕暮れの鶴見川。夏至も近づいていて太陽は西よりさらに北側に沈む。いつもの場所では見えないため鶴見川対岸に渡って場所を求める。夕暮れに合わせて地平線にモヤがでてきた。夕日から薄明へ。東の空から夜の帳が下りてくる。太陽と正反対にある満月が輝く。

薄明の中、一番星こと金星を探す。地平線から腕を伸ばしたこぶしひとつ分の範囲に三惑星があるはず。

いちばんぼーし、みーつけたぁー!

さらに目を凝らすと木星がふっと見えた。残念ながら水星は目視できず。
20130524_02.jpg
(写真はクリックすると大きくなります)

写真の明るい点が金星。その左上にあるのが木星。金星の右少し上にあるのが水星。
水・木・金と週後半の曜日が並んでいます。

これから毎日見ることができれば、水星はどんどん左上に動いていきます。金星も左上に動いていきますが歩みは遅く水星に抜かされます。木星はどんどん右下に動くため、28日頃に金星と木星が接近します。

私たちが見ているこの三惑星は地球が歩んできた後ろを眺めています。
三惑星は地球を追いかけています。水星と金星は円軌道の一番外側、地球から見て太陽からもっとも遠いところに向かっているところ。木星は歩みが遅く、また地球が円軌道をどんどん進んでいるため太陽の裏側へ回り込むように見えているのです。


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