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コケポットのその後 

10月9日にラップをしたコケポット。以後、水を与えることなく1週間がたった。
ちょっと色合いが薄くなった気もするが、元気そうだ。
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ラップが曇るので、たまにラップを開けてあげる。空気の入れ替えにもよかろう。
小さな穴をいくつか開けておくのもいいかも。

またしばらく観察なのだ。

コケポットにサランラップ 

コケポットに朝、霧吹きかけても帰宅時には乾燥しきって縮んでしまっているので、サランラップを掛けて保湿するようにしてみました。
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ちょっと曇りが気になりますが、ずーっと青々したまま。このまましばらくやっていけそうです。
曇りだけどうにかしたいなぁ。



コケポットの朝 

今朝、起きたらコケポットのコケが乾燥状態で縮んでいた。そこで朝は必ずスプレーするのです。
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スプレーから40分後。こんなに青々と、そして膨らんでいます。これをみるとコケポットをやめられなくなりますね(笑)
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それ以外の変化はみられませんでした。まだ3日だしね。
ぜひみなさんもつくってみましょう!

コケポット 

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毎日コケ観察ができるよう、コケ・ポットをつくってみました。
コケは2種で4つの塊。右上のツンツンしているのが小田原で採取したネジクチゴケと思っているコケ。

あとはハマキゴケと思われるコケで下のちょこっとある部分が小田原採取のもの。運んでいる間につぶれてしまった。

残りのモコモコしているハマキゴケと思われるコケは綱島採取のもの。

容器はペットボトル。より具体的に言うとファンタ・グレープの底の部分を切断しました。ちょうど3つ膨らんでいる容器で、くびれた部分で切断。砂は熱帯魚用のレイク・サンドを転用です。


コケ、乾燥から湿潤へ 

以前、乾燥したコケにスプレーで水を与えると茶からみるみる緑色に変わったのを確認した。

もっとよく観察したいと実体顕微鏡で見てみることにした。
採取したのはハマキゴケと思われるコケ。
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実体顕微鏡で見るとこんな感じ。ハマキゴケというだけあって葉が巻かれている。
少しでも水分を逃すまいというつもりだろうが、どうみても無理がある。
感触は結構堅い。密集している時はヘチマ・スポンジを触っているみたいだ。
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スポイトで水を与えるとジワジワと葉を広げる。維管束がないため根(といっても仮根だ)の方から吸い上げるのではなく、葉から一斉に吸収するので意外と葉の開きが早い。水分に触れないと葉は開かないところが水分はコケの内部から供給されないということになるのだろうか。

動画にも録りました。ちょっとうまい具合に撮影できなかった。
また工夫して撮ってみたい。


コケの御三家 

台風15号で避難勧告まででた小田原に翌日いくと、道端に青々と生命感あふれるコケがたくさん。
もともとからいたんですが、乾燥していると目立たないんですよね。

写真を撮ったところでは3種が陣取り合戦…しているのかな。
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一応、名称はつけたんですが自信なしです。同じコケでも見るたびに姿が変わります。
つまり乾燥状態と湿潤状態ではハマキゴケなど全然違う姿。
だから信じてはいけません(オイオイ)

まだ観察数が少ないのがいけないんですよ。がんばらないと。
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上はギンゴケ。これは間違いないのですが、いつもみかけるギンゴケより葉先が大きく開いている。
間違いないと言ったが、もしかしたらホソウリゴケとか…(不安)
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上はネジクチゴケと思われるコケ。いまひとつ自信は持てないのは、ネジクチコケってそれはそれでいろいろあるらしい。
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ハマキゴケと思われるコケ。乾燥すると葉を巻いて茶色になるのだが、蘚類はおおむね同じような傾向が…。むむむ。

コケを栽培してみる?

北海道で見かけたコケたち 

北海道旅行でもちょこちょことコケを撮影してきました。

下は有珠山で見かけたオオスギゴケらしきコケ。
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下も有珠山だが不明。そもそもコケなのか地衣類なのか。ぴよーんと立っているのは何だろう?
(その後、地衣類と@kokebouzuさんに教えていただきました)
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富良野のファーム富田にてポプラに生えていたウメノキゴケ(地衣類)とみられる。
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こちらは同じポプラの根元にあったギンゴケ。(胞子体)を伸ばしている。ここはコケが多いところだ。
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コケの間からキノコ。上と同様にポプラの根元ですが、コケとキノコともに名称は不明。
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旭山動物園のエゾシカ舎の中にあったゼニゴケのなかま。拡大してみると雌器托の他に画像がはっきりしませんが雄器托があるような。
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北海道旅行でのコケ観察もこれまで。
名称がわからんのはいけませんね。