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収穫間近 

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今年のゴーヤ“にがにが君”は成長が早かったけれど、結局収穫は昨年同様7月に入ってからになりそうだ。ただ、花の数とゴーヤの数は昨年より多い。先芽を切ると実り多いらしい…ということで、ハサミで切りましたよ。
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陽が差すと一気に大きくなるけれど、ここ数日の雨で足踏みのようです。


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新型インフルエンザの動向 

感染症センターのインフルエンザ流行レベルマップでは、今シーズン第24週で沖縄県を最後に季節性インフルエンザは終息へ向かっているように見える。例年ほぼ7月には報告はなくなる。

今シーズンのインフルエンザは、Aソ連型3521件、A香港型2126件、B型1817件、新型258件の報告があったそうだ(報告は全数検査ではないが、今シーズンは新型の検査数が多く季節性のものの件数も多いようである)。つまり今年は患者の半数がAソ連型で、残り25%ずつがA香港型とB型だったということになろう。新型は除外方針だったのかは詳細わからず。

感染症センター:インフルエンザ流行レベルマップ
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/2008_2009/trend.html

さて、新型インフルエンザは6月に入ると安定的に患者を発生させている。5月中旬に一気に増やし、その後低下。6月に入ると散発的ではあるが安定した発生数になっている。データを調べていないが、厚生労働省の報道資料を読むと渡航者の発症が多い。県別では千葉、愛知、福岡などの空港のある地域と大都市圏(兵庫・大阪は集団感染の影響大)で多いように思われるが、詳細はデータを調べればわかるだろう。渡航先としてはアメリカが多いが、最近ではオーストラリアとフィリピン、ロシアからも増えているようだ。そして旅行が家族やグループであることが多いためか、複数人で感染発生となっていることも多い理由とみられる。おそらく国外では思いのほか、WHOなどの発表件数よりも流行しているように感じる。特にオーストラリアはこれから冬になるので流行は避けられないだろう。また、高温多湿のフィリピンでも流行しているのは、このインフルエンザが高温多湿でもある程度の活動ができるらしいと考えられまいか。

年齢別では大阪と神戸の集団感染の影響もあって10代が多い。

第二波はやはり来るのだろうな。

サリュチェフ火山と気になる気候変動 

千島列島のサリュチェフ火山の火山活動についてNASAから簡単な情報がでています。

NASA:Sarychev Peak Eruption, Kuril Islands
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=38985
上のリンクは若田さん撮影の噴火の瞬間の写真について。
噴煙を取り巻くようにぽっかりと丸く雲が空いている理由について3つの見解が書かれています。
1)噴火と関係なく、海洋に浮かぶ島の風の流れ方により島(山)の上で雲がなくなっている。
2)噴火の衝撃波によるもの。
3)噴煙による暖かい空気によって雲が押し広げられた。


NASA:Sarychev Eruption Generates Large Cloud of Sulfur Dioxide
http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/view.php?id=38975
上のリンクは、火山性ガス(主に二酸化硫黄)についてと、噴煙の気候への影響について。
今回の噴火で火山性ガスや塵は成層圏に達したと書かれている。成層圏は対流圏と違った大気の流れがあり、一度成層圏に入るとなかなか落ちてくることなく地球全体に広がっていく。特に赤道付近で噴火があるとその影響は大きい。

今回の噴火でも二酸化硫黄による酸性雨の恐れや地球の低温化についての可能性が書かれている。この情報は一般的な見解以上のものではなさそうだ。

私見では高緯度であり、今のところ噴火の規模が気候に影響を与えるには小さいのではないかと思われる。なにぶん無人島であり、地上観測設備もない場所なのでどうなっているのやら。少なくとも国内の詳細な情報は今のところみつからない。


国際宇宙ステーションから撮影された連続写真を動画にしたもの。オリジナルはNASAでダウンロード可能。

空飛ぶ風船(1) 天灯 

中国や台湾、タイなどでは、夜空を輝きながら上がっていく天灯という風船がある。
中国では孔明灯とも呼ばれていた。孔明とは三国志で有名な諸葛孔明のことだ。

戦国の時代、通信の手段として狼煙などあったが、天灯に文書をしたため空に放つことで味方に連絡をとるという手法がとられたらしい。諸葛孔明は紀元234年に死去したのだが、西洋で熱気球が発明されたのは1783年のことだから、1500年も前に熱気球の原理を応用したものを作ったわけだ。

時代が変わり、通信手段から行事のひとつとして中国で行われるようになった。



空に飛ぶさまは非常に美しく、幻想的だ。紙でできた風船は大人の腰くらいの高さがあり、底には竹や針金を渡して油を吸わせた紙に火をつける。風船の上部は暖かい空気を多く貯めるためにやや広がりを持っている。火を使うため台湾ではそれなりの管理・規制が敷かれているようで、日本のように家屋が密集しているようなところではむずかしいと思っていたところ、100年にも及び伝統行事として秋田県上桧木内(かみひのきない)で似たような祭りが行われていた。空飛ぶねぶたといった感じで大きなものだ。

仙北市:上桧木内の紙風船上げ
http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/06_kamifuusen.html

安全など考えると伊豆諸島などの島でできそうな気もする。

さて、西洋で熱気球が発明されるより前に空飛ぶ風船を考え付いた中国文明は科学的にも進んでいたわけだが、人を持ち上げるというところまで考えが及ばなかったのは残念だ。もっとも日本も事なかれの現状維持する思想のために斬新なアイデアが実用化されなかった。余談だがなぜ日本では馬車が実用化されなかったのか不思議である。いずれ調べてみたい。

天灯が空に上がっていくのは、炎により暖められた空気が風船の中に貯まることだ。暖かい空気は冷たい空気よりも軽い。これは空気だけでなく水でも似ている。追いだき式のお風呂を沸かしていると水面は熱いのに底の方は冷たいことがある。これは暖かい水が冷たい水よりも軽いからだ。もし、温かい水をビニール袋に入れてしっかりしばった上でプールに入れれば浮いてしまうだろう。プールの水をビニール袋に入れてもプールの底へ沈んでしまうはずだ。もし、ビーカーなどの耐熱ガラスに水を入れ、底をヒーターやアルコールランプなどで暖めてやれば、ゆらゆらとしたものが上に向かっていくのが見て取れるだろう。

冬に暖房をつけても足元が涼しく感じるのも暖かい空気は上に、冷たい空気は下に貯まるからだ。

火を使って空気を暖めて空に飛ばすのは火災の危険もあるのでやたらにできない。暖かい空気を入れればいいという意味では、黒いビニール袋をつぎはぎして大きくした風船に空気をたくさん入れてから校庭などの広場に置いておく。太陽が出ていれば、黒は太陽からの赤外線を吸収するために風船の中の空気はどんどん暖められる。そうすることで風船は浮き始めることができる。太陽熱気球の完成だ。

もっともビニール製の太陽熱気球は素材がビニールだけあって環境に悪い。これを紙などでできればいいだろうが、できるのだろうか。そもそも暖かい空気とはどれほどのものをいうのか。
これを明らかにしてみよう。

風船の科学 はじめに 

風船といえば、子供の頃から身近なものだった。

私が小さい頃は、デパートの売り出しの時にはアドバルーンが浮いていたし、置き薬を配達するおじさんからは紙風船をもらった。夏には水風船で遊び、水風船に水ではなく羊羹の入った玉羊羹もおいしくいただいた。石鹸の泡からはシャボン玉もつくり、お祭りなどの催しものがあれば浮く風船をもらい、ちょっとした不注意から空に放してしまって必死に追いかけ、とうとう手の届かぬところまでいったところで涙ながらに見送ったこともあった。風船ではないが、今では飛行船をみると何かいいことがありそうに感じる。

これほど身近な風船ではあるが、どうして空へ飛び立っていくものや落ちてしまうものがあるのだろう。また家に持ち帰った風船はだんだんとしぼんでしまうのはなぜだろう。シャボン玉の虹色はなぜだろう。風船をキーワードにいろいろと知っていきたいと考えている。

サイクリング協会から 

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サイクリング協会から2009年の賛助会員会員証(兼自転車保険証)と機関誌が送られてきた。
究極の輪行…。やはり自転車を持つと輪行したくなるんだろう。匝もそうだもん。もっとも最近は気持ちが負け気味でポタリングの出動もない。体調もよくなってきたので、来月からちょくちょくお出かけするつもりだ。

係長氏は輪行として銚子から犬吠崎に行く気満々であった。もともとは匝が行く気だったのだが、いつしか反対になり、
「キミの輪行バックはどうなっているのかね?」
などと言われている始末である。

見返さねば。

公的年金の積立金運用 

読売新聞によると公的年金の積立金運用は平成20年度は10兆円の赤字、運用利回りはマイナス10%だったそうだ。


公的年金の積立金運用、赤字10兆円…過去最悪に
2009年6月27日03時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090627-OYT1T00033.htm

公的年金の積立金の2008年度の市場運用実績が10兆円の損失となったことが26日、分かった。

 単年度の赤字は2年連続で、赤字幅は過去最大となった。08年9月の米証券リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)に端を発した金融危機による株価下落や円高が要因で、運用利回りもマイナス10%台に落ち込んだ。厚生労働省は「単年度の赤字で長期の年金給付にすぐ影響がでるわけではない」としているが、今後の年金制度のあり方にも影を落としそうだ。

 公的年金の積立金の運用は、厚労相からの委託を受けた「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が行っている。国民年金と厚生年金を合わせた積立金は約140兆円で、そのうち約90兆円を市場で運用している。運用割合は6割超が国内債券、2割が国内・外国株式、残る1割が外国債券となっている。

 08年度は、第1四半期(4~6月)のみ1兆円の黒字を確保したが、以降は株価下落などの影響を受けて、赤字に転落。第2四半期(7~9月)が4兆円、第3四半期(10~12月)は5兆円と大幅赤字を記録していた。

 厚労省が今後100年の年金財政を検証した「財政検証」では積立金の運用利回りを4・1%に設定した上で、厚生年金の給付水準が「現役世代の収入の5割以上」を確保できるとしている。今回のマイナス10%は目標と大きく乖離(かいり)した結果となっており、このまま運用の低迷が続けば、厚労省の計算通り年金資金が確保できず、将来の給付カットにもつながりかねない。「現役世代の収入の5割以上」は政府・与党の公約でもあり、給付カットとなれば、年金不信がさらに深刻化する恐れもある。

 ただ、今年度に入ってから、株式市場は回復基調にあり、運用実績は改善しつつあるとの指摘もある。

なるほど危機感を煽っていますな。
年金積立金管理運用独立行政法人のサイトで過去の運用資料をみると過去平成13年度から平成19年度までの累積収益は単純計算で約10兆円。平成20年度は世界的な金融市場の下落により、ほとんどのファンドがこの1年の騰落率がマイナス20%を超えるひどい状況の中で、よくマイナス10%で踏みとどまったと考えるべきでなかったかと思うのだ。

年金積立金管理運用独立行政法人:四半期ごとの収益率等の推移(市場運用分)
http://www.gpif.go.jp/kanri/pdf/kanri03_h20_p03.pdf

価格.com:投資信託の騰落率分布
http://kakaku.com/fund/article/tourakuritsu/p02.html

4%の運用利回りを目標にするなら単年度の決算で一喜一憂しておられないし、それなりのリスクも負わなければならない。今年度は世界的な金融市場下落で景気まで下がってしまった異常事態でもある。それに運用よりも年金制度自体を改革せねばならないと思う。

厚生年金のような制度は廃止して、国民年金のみにすればいいではないか。それも収入に関わらず一定額を支払い、老後は一定額(生活保護費より多い)をもらうだけでよい。サラリーマンの妻が、なぜ年金を支払わないのか。そこは国民皆年金にすべきだし、企業の負担を減ってパートの正社員化も少しは期待できる。ある程度は税金の投入が必要だろうが、それは今だって税金を投入しているわけだ。って、なんだか前にも同じようなことを書いた気がするな…。


夏の自由研究 

先日高氏と飲んで夏の自由研究の話をした。毎年しているような気がする。

昨年書いた自由研究の小ネタ

毎年毎年、自由研究のネタを考えるのがめんどうくさいので、第一次、第二次と同じテーマを段階的に繰り返すのはどうかと数年前から考えている。姪っ子と甥っ子がその年頃になったら、そう提案したい。

たとえば、風船について、今年はこれ、来年はこれ、といった感じだ。
工作系であれば、毎年レベルアップする。小学3年から中学まで続けられればおもしろい。小学校高学年以上になればインターネットで公的な研究機関や大学にメールすることもできるようになるだろう。もっとも迷惑をおかけしないためにメールの書き方や出し方は指導しなければならないだろうが。

自由研究(科学)には、観察、実験、工作の3つまたはそれらが複合したものがあると考えられる。

今年は日食があるので日食の観察もいいのだが、ただ日食の観察をするだけではおもしろくない。もっとも自由研究なのでそれでよければそれでもよいのだが、興味あってやるのであれば観察方法の研究などがよろしいかと思われる。この辺をはじめると工作とか実験とかが含まれてくるんじゃなかろうか。

あと自由研究は国語、特に表現力も必要なのだ。奥が深いのだよ。

数年越しにやることもいくつかあると思う。「錆び」の研究というのは数年間に渡りできそうなテーマだ。風船よりやりたいと考えていたが、風船も進まないからなぁ。

「蒸発」の研究は長期に渡りできるがむずかしい。複雑系でもあるので答えはひとつになりにくい。洗濯物が乾くという視点からの蒸発の研究はどこかの大学で行われ(どこかに紀要があった気がする。探しておこう)、結構試行錯誤していたなぁ。姪っ子にはこの辺に興味あればやらせてみたい。できればグループでやらせるのがよかろう。

ニッポン全国酒紀行―酔っぱライター飲み倒れの旅 

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これほどまでに飲みまくるライターがいるだろうか。とにかく飲みまくっている。

といっても、ただの飲兵衛ではなく、飲兵衛が高じて酒造りの現場へ突入し、酒に関わる仕事を身を持って体験している。そして〆の一杯…、っていうか仕事中も飲んでいますがね。好奇心を持ってものすっごく楽しみながら取材しているのが伝わってきて、あぁ、こんな感じでいろいろと打ち込めたらいいなと匝は感じました。そして酒造りはじめお酒に関わっている人たちも、それぞれに心を込めてプロとして仕事をしているんだな、妥協せずこだわりの持てる仕事をしている、それを伝える書き手もすばらしい、そう思った一冊。これを読めば、お酒の席で蘊蓄も語れそうです。

ホッピー、ホイスなどの庶民的なお酒。デンキブランに隠された歴史。
サントリーやキリンなどの工場。
ソムリエ、バーデンダー、利酒師などのプロ。
日本酒、焼酎などの日本伝統のお酒。

著者は飲兵衛であるがゆえに、ソムリエやバーテンダー、利酒師は少し苦手だったようですが、師匠に負けじと頑張っているのが伝わってくる。ルックスもいいですしね。かわいい顔して飲兵衛だなんて…。

印象的なシーンは著者も感動したであろう蒸しあがった酒米を取り出すシーン
「大きな釜にかかっているカバーを外すと、一瞬、蔵中がかすむほど、もうもうと湯気が上がる。その中へ、特殊なブーツを履いて男性一人が入り、750キロもの米をスコップで掘り出し、ベルトコンベアに乗せる。逆光の朝日と湯気でシルエットになったその姿は、神々しく美しい。」
頭でイメージしたそのシーンとそのあとに出てくる写真には若干の相違はありましたが…。

お酒についていろいろと知ることのできる、エッセーです。

ちなみにこれは小田原の社長からいただいたもの。カバーデザインと独特な書体のタイトルなどは娘さんが書かれたもの。

宇宙ステーションからのブログ 

今、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している若田さんは、ISSからヤフーブログに投稿していますが、そんな時代になったんですね。宇宙が身近になりつつあります。もっとも地球からの距離は約300km程度。新幹線でいえば、東京から名古屋、仙台あたり。水平方向では大阪より近いのに、垂直に行くことは困難。

若田さんは6月12日に千島列島マツア島サリュチェフ火山噴火の写真をISSから撮影。噴火の際のキノコ雲と火砕流が高精度に撮影されていて感動ものです。水蒸気が多いようなので水蒸気爆発なのでしょうか。また衝撃波の影響か火山を中心に覆っていた雲が丸く穴が開くように開いています。

若田光一宇宙ブログ:宇宙から見た地球の様子

関連として、JAXAの「陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるサリュチェフ火山噴火における緊急観測結果 」も掲載しておきます。

若田さんによるISSからみた北極のオーロラも美しい。プラネテスを思い出します。
今しがた知ったが、プラネテスのブルーレイ版が発売とな。

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鶴見川水辺 

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今日はひどい二日酔いだ。高氏は飲むペースが早い上に最近の体調不良が効いたようだ。

鶴見川を散策していると水が大きく引いて川底が見えている中、バリケン島付近で子どもたちが川で遊んでいる。どろんこまみれだ。定期的に行われている鶴見川ふれあいのイベント。子どもたちが獲ってきた川の生き物たちがテントに集められていた。

クロベンケイカニが大漁。他、テナガエビにダルマガエル。ダルマガエルは足に吸盤がないため、バケツに入れても登ってくることはないとのこと。イトトンボのヤゴらしきもの、ハゼ、メダカ、カダヤシ。

カダヤシはメダカに似ていて、生息地域も似ている。さらに淡水魚の稚魚や卵を食べてしまい、メダカがカダヤシに置き換わっている地域がある。みると捕獲数はカダヤシの方がメダカより多かった。メダカが少ないのか、捕獲しにくかったのかは不明。カダヤシは外来生物でもあり、上述の理由もあって放流はもちろん、飼育や譲渡も法律で禁止されている(最高三年以内の懲役もしくは三百万円以下の罰金。販売目的などでない単に飼育の場合は、個人であれば懲役1年以下または百万円以下の罰金)。獲ってしまったカダヤシは処分するか元に戻すしかないのだが、処分はお子様に説明しにくいから川に戻すんだろうなぁ。

それにしてもいろいろな生き物がいた。また子供は熱中して集合にも耳を貸さず。
今度参加してみたい気もした。

甘酒づくり 

今年の夏は甘酒づくりを考えている。

甘酒?って思うかもしれないが、そもそもは夏の風物詩とのこと。夏ばて防止にもよいらしい。
日本酒は、米のでんぷんを麹で糖化し、その後、酵母でアルコール発酵するわけだが、甘酒は糖化で止めるのだ。つまり日本酒をつくる製法の一歩手前までなのだ。

むふふふ。

新型インフルエンザの動向 

新型インフルエンザについて、報道による情報以外、あまり得られない。
厚生労働省では、今後と対応が記載されている。

基本的には、季節性のインフルエンザに近い対応にし、集団感染などでは院内感染の防止や学校閉鎖などを考慮している。また糖尿病などの基礎疾患患者への対応にも配慮したものだ。

厚生労働省:新型インフルへの基本的対処
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_taisho.html

高温多湿期の感染については意見が分かれている。当初、季節性インフルエンザよりやや強いが、季節性と同様に高温多湿期には活動が抑制されるとされていたが、現在でも散発的に患者が発見されている。

以下は私見だが、
1)季節性インフルエンザは過去にかかったなどで免疫を持っている人が多数いるが、新型インフルエンザの免疫は早期にかかった人しか持っていないために高温多湿期に季節性よりも感染者数が多くなっている。
2)海外渡航者が感染し持ち込む例が多い。
といったところが原因ではなかろうか。基本的に高温多湿でも活発に活動できるのか否かは、公式な発表がないようだ。

ただし秋以降に第2波がやってくるというのは多くの研究者の共通した認識のようである。
そこでワクチン接種も行われるだろうが、秋までに製造するといっても数は足りないため優先順位が決定されるだろう。ある程度はトリインフルエンザ対策で方針は決められている。

これは想像だが、
1)医療従事者(発熱外来や一般内科など)
2)救急隊員や検疫官
3)政府関係者と担当官(および治安関係者)
4)学校の生徒や教員
などが優先されるのではないか。1~3は事前に決められている方針であり、学校などは今回の感染ルートから集団感染を避ける有効な手段と考えられるからだ。

ま、もうしばらくは静観しよう。
もっとも感染者が多いと言っても、結核よりもはるかに少なく、季節性インフルエンザでは死者もでているが新型では死者も感染者数も少ない。ただ第2波では季節性同様に高齢者の死亡が発生する恐れは高いし、不況や失業などにより保険証がないとかお金がないなどの理由で働き盛りの人でも感染、最悪死亡者が発生する可能性はないとはいえそうにない。

アハ体験 

社長と部長氏とで、アハ体験の話をする。というか、仕事上での新たな発見とか、理解とか、そういう話からアハ体験のことになった。

匝、個人的な“アハ”は、ある事実ともうひとつの事実は各々理解しているが、それを複合した状態について現実を受け入れてはいるが、なぜそうなのかが堂々めぐりで理解できなかったことが、理解できた時の頭の中のもやもやした霧がさっと晴れたような感覚だったのだと思っている。

具体的には、なぜ地球の中心には固体の鉄があるのか。その少し上には溶けた鉄がある。いずれも高温だ。

ある事実。重力は地球の中心では無重力となる。重力はあくまで物質の引力で決まるとすれば、地球の中心では四方八方から引力により均等に引き寄せられているわけだから、結局、無重力となる。
重力の強さは地表が一番強く、地中に入るほど弱くなるということだ。

これだけ考えると、地球の中心は無重力もしくは重力が弱いわけだから鉄が固体で浮かんでいるのはおかしいのではないか、と考えた。重力がかからなければ圧力がなく、熱い鉄が固体になれないだろう。

もうひとつの事実、圧力。高温で溶けた鉄でも高い圧力がかかると、地上で溶けていても押しつぶれて固体になる。氷も同様に、水に圧力を加えると温度の高い固体、つまり氷ができる。

地球表面ではその地中深く地球の裏側まで続く物質の引力により、縮まろうとしている。地球は重力によって縮もうとしている。その力は地球内部では圧力となる。つまり地球の中心に固体の鉄が浮かんでいるのは、圧力によるものだ。と、いうことに気づいたわけだ。気づいてしまえばたいしたことではない。

そんなのが“アハ体験”なのだろう。アルキメデスの“エウレーカ”も同じですな。

ATLAS 

大型ハドロン衝突型加速器の実験についての資料。

大まかな実験としては…
1)ヒッグス粒子の発見(重力の起源の発見)
2)超対称性粒子の発見(暗黒物質の解明と力の大統一の手がかり)
3)余剰次元理論の検証(5次元の発見と極小ブラックホールの検出)

東京大学:やさしい「LHCでの物理」入門
http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/~asai/lhc2/Main_atlas.html

以上にはブラックホールが発生しても地球が飲みこまれない理由が最後に書かれています。
1)発生するブラックホールでは、小さすぎて地球を飲みこめない。
2)ブラックホールは小さすぎて、ホーキング輻射で蒸発する。
 2については、過去にも書いています

個人的に暗黒物質の解明に興味あるなぁ。

LHC(大型ハドロン衝突型加速器)に設置されたアトラス検出器内部での粒子検出の解説動画。
(動画が現れるのに、なぜか時間がかかるのでしばしお待ちを)




若田さん、がんばれ 

スペースシャトルの打ち上げが2度延期さて、次は約1ヵ月後の7月11日となった。
このため若田さんの宇宙滞在は3ヶ月から4ヶ月となる。

スペースシャトルが打ち上げ延期になったのは2度とも水素ガスがリーク(水素漏れ?)したとのこと。
若田さんも予定外の延長で“きぼう”から地球をゆっくり見る時間も少しはできたのではないだろうか。

スペースシャトル“エンデバー”は日本人ご用達というほど、日本人の搭乗実績が多いし、比較的新しい機体だ。スペースシャトルは今や安全とはいえない乗り物ではあるが、来年での運用中止も決まっているのでNASAも慎重に準備してくれているものと願っている。

延期などよくあることだが、やはり宇宙に滞在する人からみれば、多少はよぎるものがあると思うのだ。

アメリカも月へ 月への第一歩 

日本の月周回衛星“かぐや”は今月、月へ落下させたが、今度はアメリカの探査機が月へと向かった。

“かぐや”と同じく月を周回する“LRO(Lunar Reconnaissance Orbiter)”と月探査機“LCROSS(Lunar CRater Observation and Sensing Satellite)”だ。

月周回衛星は、アメリカが再度月に降り立つための月面調査用で、“かぐや”同様に3D地形図や地表の写真を撮影。“かぐや”が月の起源に重きを置いた調査でしたが、こちらはあくまでも人間を送るための調査のようです。

月探査機は、月面にロケットを打ちこみ吹き上げた月の土壌を分析するためのもの。主な目的は水の発見だ。こちらも月面基地などの調査なのかも知れない。“かぐや”を月面に落とすのに「ゴミを捨てるな」というご意見もあったようだが(飛ばしている方が危険なのに)、こちらはそれを上回る。クレーターサイズも違うしね。さらには月探査機自体も月面に落下させ、吹き上げた散りを地球から観測・分析をする計画もある。

鏡の国の大不況 

おちぶれた格好で道端の空き缶を拾っている少年を見かけたところ、それがなんだろう君だと気づいた匝は知らんぷりをして通り過ぎようとしました。

なんだろう君
あ、匝さんじゃないですか。こんなところで何をしているんですか?


はて?どこかから声がするが…。

なんだろう君
無視をするのをやめてください。ボクですよ。


おやおや、なんだろう君じゃないか。どうしたのかね、こんなところで?

なんだろう君
一生懸命働いていた自動車メーカーの下請け会社の工場に出入りしている会社が
仕事がなくなったと言ってクビにされて追い出されたんです。


なるほど、最近よく聞く話だね。

なんだろう君
なんで、アメリカで株が暴落したからってボクが失業しなければならないんですか?
納得いきません。働いていた会社だってこれから新工場を建ててさらに人を増やさないといけないって
言っていたのに。


それは君、景気が良かったからさ。

なんだろう君
??


では、君がアメリカ人の貧乏な労働者としよう。

続きを読む

水平エレベータ 

エレベータを調べていて初めて知ったんですが、成田空港第2ビルの連絡シャトルは…
エレベータ
なんですね。

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空気浮上式水平エレベータ。この乗り物には鉄道法はもちろんとして、軌道法の適用も受けないのかな?エレベータだもんな。

ガイドにあるワイヤは電線だけでなく、ロープもあるようだ。詳細は不明なのだが、車体底部から空気を吐出し、車体を浮上させロープで牽引する。2台のゴンドラ(?)が交互運転するのでケーブルカー方式らしい。

オーチスの製造だが、この会社はリニア式も考案していた。ん、何か楽しいな。

機械学会:空気浮上・リニア推進による新交通システム(日本オーチス)
http://www.jsme.or.jp/tld/home/topics/no021/Nl01-3-2.pdf

空気浮上を利用すれば、ポイントなどなくても車両(ゴンドラ?)は横方向に移動させることができ、スペースの有効活用ができると書かれていた。

水圧エレベータ 

世の中、「環境にやさしい」が合言葉になって、それにつれてローテクが復活している。
いやいや、ハイテクを装備したローテクといった方が正しいだろう。

油圧というのは重厚長大なイメージを持つが、電気・電機というとかなり身近なものに感じられる。
それに油圧というのは機械油でベトベト、3Kのイメージもあるだろう。電気は扱いやすく、クリーンなイメージがある。

ところがどっこい、電気は力が弱いのだ。モータというのは、中にコイルの巻かれた電磁石が磁場によって反発したり引き寄せられたりして回るのだが、軸はどこにも接触していない。だから強い力が働けば空回りすることがある。電気が通らなくなれば軸は容易に回せるようになる。

そうならないようにいろいろな仕掛けが設けられているのだが、油圧に比べれば力が圧倒的に弱い。だから重たいものは大きな力が必要なものには油圧が使われる。飛行機だって油圧で動かしているんだ。非常時にはモータでも動かせるが、力が弱いのでその分時間がかかる。

さて、エレベータである。最近は駅にガラス張りのエレベータもあって中がみえるから、覗いたことがある人もあろう。あれば電機モータで動いている。モータは先にも書いたが力が弱いので、人の乗るカゴの反対側にバランスをとるための錘(ウエイト)がついている。つまり、カゴとウエイトはできるだけバランスするようになっているわけだ。するとカゴや人の重量をモータに直接のしかからず、力の弱いモータでも重さの差の分だけでよい。

モータを使うエレベータはロープを使うのだが、万万が一ロープが切れた場合などに備え、設備底面には緩衝ダンパーが設けられている。このためエレベータを設置するときには緩衝ダンパー分、底面を掘らなければならない。

エレベータ協会:駆動の仕組み ロープ式
http://www.n-elekyo.or.jp/square/elevator_01.html

さて、交通バリアフリー新法により駅などにどんどんエレベータが設置されている。既存の駅の場合、ホームの上下階に地下街などの店舗や別の鉄道などがあるために機械室や緩衝ダンパーを設置することが難しい場合がある。最近は機械室をなくしたタイプもあるが、どうしてもダンパー分は深く掘る必要があるので、既存の駅の改良では難しい場合がある。

そこでダンパー自体を伸縮できる油圧シリンダーにして、カゴの横でシリンダーを固定できれば底面(ピット)を深くしなくてもよい。油圧シリンダーのため、仮に油が漏れても急降下することがない。いいアイデアだと思ったら、油圧の機械油は消防法の適用を受け消火装置の設置などが必要になってしまい、容易に設置することができないのだそうだ。

そこをクリアしたのが、日本オーチスの水圧エレベータだ。しくみは次の通り。

日本オーチス:SPEC ECO「ピットレス構造のしくみ」 
http://www.otis.com/site/jp/OT_DL_Documents/OT_DL_DocumentLibrary/SPEC%20ECO/04_SPECECO%20ピットレス構造のしくみ.pdf

エレベータ協会:駆動の仕組み その他の駆動式(一番下)
http://www.n-elekyo.or.jp/square/elevator_03.html

油の代わりに水を使う。消防法の制約を受けずに、ピットも浅くて済む。そしてロープなど複雑なものも使わない。エレベータの上に滑車などがないため、上部に荷重がかからない。重量物の載るエレベータでも駆動可能。なかなかいいじゃないか。欠点はシリンダーの長さ以上の階数には設置できないため、高層ビルなどではやはりロープ式となろう。

では油圧機器も水圧にすれば、油でベタベタにならずいいではないか。そうでもない。

エッフェル塔が建造された頃の展望台へのエレベータは水圧式だった。そもそも19世紀には水圧式や蒸気式のエレベータやプレス機が活躍していた。それが油圧に代わったのは、大きな欠点があったからだ。

1)粘性が油よりもないので、油では漏れないような隙間から水が漏れてくる。
 これを漏れないようにしようとすると、隙間がなくなりシリンダが動かなくなる。油だと滑りがよくなる。
2)水は腐りやすく、金属を腐食しやすい。

以上のことから油圧を水圧に置き換えることはなかなかむずかしい。
ただ環境・衛生、小出力という分野では、食品加工や半導体製造分野で活躍している。つまり適材適所ですね。この水圧エレベータも少しずつ設置されているようですから、水圧装置が身近になる日も来るでしょう。


手形の不渡り 

先日、“手形の紛失”を書いたけれど、ついでに手形の不渡りも書いておく。

手形の不渡りは、約束手形を現金に換金できる期日に約束手形を発行した会社(振出人)の当座預金が残高不足で現金が引き出せない状態になったときに起こる。

金融機関は日々、手形や小切手を手形交換所というところに持参して、各金融機関の手形を相殺して過不足分を資金移動させているらしい。つまり手形や小切手を一枚一枚精算して資金が行ったり来たりしているわけではなく、A銀行が持つB銀行の小切手とB銀行が持つA銀行の小切手を相殺した残額を資金移動させているわけだ。この作業を手形交換所というところで行っている。

当座預金残高が不足している場合、資金化できなかった約束手形や小切手には付箋(資金化できない理由が記載されている)がついて戻ってくる。この時、絶対に付箋をはがしてはならない。不渡り理由が記載された付箋が付いた状態で相手方に現金を請求するわけだ。実際は差し押さえの請求などを行う時に付箋が重要です。

振出人からもらったのではなく裏書人からもらった裏書手形の場合は、裏書人に現金を請求してもよい。おそらく受取人と裏書人の連名で振出人に請求する場合もあるだろうが、それはケースバイケースだろう。とにかく手形受取人は振出人に現金を請求することができるのだ。最悪は裁判となる。この時に付箋が手形に貼られていることが必要。

ただ付箋の理由が「手形要件不備」の場合は、不渡り以前に約束手形自体が無効であるので事実上紙切れとなりましょう。経験では振出日未記載でくらったことがあります。三重チェックのすべてで見落とした結果、100万円がパーとなった苦い経験。あげく振出人は当座預金不足で不渡りとなったし。
振出日未記載の手形を受け取ったら、自分で書いてしまっても構わないので(実務上)、受取日でも書いておけば大丈夫だろうきっと。

手形をもらった方ではなく、振り出した方も、契約不履行で渡した手形を資金化させたくないということもあります。だからといって預金残高を0にすれば自分の会社が不渡りを出してしまった会社となってしまいますから、ここは慎重に対応せねばなりません。

まず取引銀行に相談しますが、資金不足で不渡りするのではないという意味で手形交換所にその約束手形記載の金額を提供金という形で預託します。つまり支払う資金はあるし、その資金は当座預金から金融機関(手形交換所?)へ預託するので不渡りにしないでください、ということです。

これで契約不履行についての話し合いがまとまるまで、資金は宙ぶらりんの状態にし、振出人は銀行取引停止せずに話し合いができます。もっとも相手も差し押さえとかいろいろ行ってくる可能性がありますが、それは約束手形とは関係なく商取引の問題でしょう。

さて手形をもらった方も契約不履行で不渡りとなった場合、そのままでは資金化できない。これをあらかじめ裏書して他の会社に廻してしまっていたらどうか。この場合、善意の第三者たる最終の受取人が振出人に資金化を要求する。つまり先にも書いたとおり最初の受取人の契約不履行など関係ないのだから資金化しろと振出人にいえるわけだ(普通は裏書人に請求しますがね)。ですから契約不履行で手形が不渡りになりそうな場合は、あらかじめ裏書して第三者に渡しておくというのもテクニックですな。

ま、これ以上はいろいろケースバイケースであって、むずかしいのですが…

ネオーラルの減量 

先週病院へ行き、先生と話をしたところ、ネオーラル(シクロスポリン)の量を減らすかまたは一時中止する方向となった。ある程度症状を抑えられてきたので、免疫抑制剤を漫然と服用せずに外用薬中心にし、症状に応じてネオーラルを投与するとのこと。減量開始は秋から。やはり漫然と長期にわたる投薬は腎機能に負担をかけるため、いったん間を開けましょうとのこと。

今後は、外用薬の活性型ビタミンD3誘導体のオキサロールを中心に、免疫抑制外用薬プロトピックを併用することになった。

プロトピックは劇的な効果があるが、傷や湿疹がひどい場合は悪化したり感染症にかかったりする恐れがあるため、症状のひどい時はステロイド剤である程度改善させた後に使用することとされ、ステロイド剤にはキンダベートが処方されている(なぜアルメタから変ったかは失念)。

プロトピックは紫外線に当たると皮膚ガンの恐れが増すので日中に塗るのは止められている。ネオーラルも同様なので服薬中は日光浴など強い紫外線下での活動は控えるよう指示を受けている。ただし日常の適度な日光に当たることは症状を軽くするため望まれているところの加減がむずかしい。

オキサロールは効果が出るのに1ヶ月近く時間がかかるため、しっかりやりましょうと釘をさされてしまった。

ネオーラルによる風邪などにかかる可能性を再確認したところ、現在の服薬量(150mg)ではかかりやすくなるというものではないそうだ。ただ体調が悪いなどの場合は、服薬していない人に比べかかりやすいということがあるかもしれない、とのこと。

土星の環の消失 

今年は天体ショーの当たり年なのかな。
日食の他にも約15年に一度の土星の環の消失が観測できる年。

国立天文台:土星の環の消失現象
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090904/index.html

実際に土星の環が消えるわけではなく、土星の環の厚みが10メートル程度であることから遠く離れた場所から土星の輪を真横から見ると見えなくなる現象を“消失”と呼んでいる。

土星は太陽を回る軌道に対して傾いているため、地球から見るとある時は土星の上(北極)の方から輪を見る位置であったり、土星の下(南極)の方から輪を見る位置であったりすることが多い。しかし土星が一周する30年の間に地球から土星の環を真横にみる時が2回ある。その時、環が遠くからではあまりにも薄いために見えなくなるというのだ。

この他にも太陽の光が土星の輪に対して真横から照りつけることになり、環に光が当たらなくなることで見えなくなる現象もある。

地球からみて、土星の環を真横から見ることで消失したように見えるのは、2009年9月4日。
そして太陽の光が土星の環を真横から照らすことで消失したように見えるのは、2009年8月11日。

いずれも残念ながら土星の位置は観測に適した方向に見えないとのこと。

月周回衛星“かぐや”最後の映像 

JAXAから月に制御落下させた“かぐや”からの最後の映像(落下の映像)が公開された。

最後は月の影の部分に入ったため漆黒の闇の中に消えて行った。

中日新聞によると



中日新聞
「かぐや」月に帰る 観測終了、41万人の「夢」抱き落下2009年6月11日 夕刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009061102000245.html
…宇宙機構によると、かぐやは高度約80キロを周回中にエンジンを逆噴射し、予定通り月表側のクレーター付近(東経80度、南緯65度)に落下。衝突速度は秒速1・6キロで、深さ約1メートル、直径5~10メートルのクレーターができたとみられる。
 オーストラリアの大学から落下時の発光を望遠鏡で観測したとの連絡があり、宇宙機構が確認を進めている。

(記事一部)

衝突閃光は国内ではあいにくの天気で観測できなかったようである。
月で人類が活動するとき、この“かぐや”クレーターが発見されるたら感慨深いだろうなぁ。
オーストラリアでは衝突閃光が観測できたとの報告あり。

Spaceflight Now:A smashing end for Japanese lunar orbiter mission
http://www.spaceflightnow.com/news/n0906/10kaguya/

青山「カフェ ラントマン」 

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どうしても高氏が飲みに行きたいというので行ってきたのは、青山の“カフェ ラントマン”である。
オーストリア、ウィーンにあるカフェ ラントマンの雰囲気を漂わせる店内は落ち着いていている。椅子なども結構、高級な生地を使っている気がする。テラス席もあったが今回は店内で食事。ウィーンのお店を模しているだけあって、やはりケーキなどのカフェがおいしいのだろうが、夜ということもあり周りの客はワインを片手にウィーン料理を食べているようです。
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まずはビール。エッゲンベルガー ウルボッグ23(Eggenberger Urbock 23°)である。ホップの渋み苦味の利いたアルコール度数の高いビールは、330mlで1000円します。店頭でも700円近い値段のするビール。“23°”は麦汁濃度が23%ということで、アルコール度数ではありません(醸造では20%以上にすることはできない)。アルコール濃度は9%程度。

食事はこの一皿。お値段は高く3500円であり、プチブルな高氏がうらやましい。
いやはやしかし、うまい。体調不良というのが残念ではあるが、それでも旨いと感じさえられるのだから体調絶好調だったら大満足だったことであろう。
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われはロボット 

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)小尾 芙佐

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starsW・スミスはアシモフの墓の前で切腹しろ!
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鉄腕アトムをはじめロボット中心の話はあまり好まない。「ロボットの時代」でアシモフも書いているが、ロボットが作られ創造主を破滅させられる(られそうになる)物語はおもしろくないのだ。
そんなわけで今までアシモフを手にすることもなかったのだが、“イヴの時間”のこともあってとうとう読むこととなった。

“われはロボット”jは短編集ということもあって、どんどん話に引き込まれ、次々にページをめくり、一気に読んでしまった。
ロボット工学の三原則をキーワードに展開する人間ドラマといった印象。またはロボットが普及するまでの多難な開発の歴史、そういったフィクションだ。

短編集の“われ思う、ゆえに…”は、ロボットが自我を発見するとともに宇宙ステーションのエネルギー転換器を主(神)と信じてしまう。ステーションはビームによって太陽エネルギーを地球などに送っていて、これをロボットにやらせる計画だったが、ロボットがステーション内の人間を隔離してしまう。そこへ大きな電子嵐がステーションを襲い、その嵐の中でビームを地球に向けて送信しなければならない。もし受信ステーションからビームが逸れれば、あたり一面は焼け野原になる。作られたばかりのロボットだけでそれができるのか、それはロボット工学三原則に従って処理され、ロボットの解釈では主の御心に従っただけで何事もなく成功される。

“うそつき”はロボット工学三原則の「人間に危害を与えてはならない」が大きな矛盾を発生させてしまう。ここで若かりし頃の冷徹なロボ心理学者のキャルヴィン女史までもロボットの手のひらで踊らされ、ロボットを愛する女史がロボットに憎悪を向けるところが、ロボットのような博士にも人間の心があったという物語に少し安心できた。

“証拠”では市長立候補者が実はロボットではないかという疑いが持ちあがる。ロボットならロボット工学三原則に従っているではないかというところでは、キャルヴィン博士が「善良なる人間」もロボット工学三原則が倫理的に当てはまるためロボットである証拠にはならないと答えている。この疑いはロボット工学三原則で制限されていることを立候補者が行うことで解決するのだが、そこには落とし穴があったというミステリものでもある。

物語はロボットを通じ、人間の安全のためのロボット工学三原則に人間が翻弄されている。ここがおもしろい。

最後の“災厄のとき”を読むと、もはやすべてのことはロボットの見えざる手によって人類の安全が保障されてしまっている。いや、そのように解釈されるだけで、本当のところはキャルヴィン女史もよくわからないのだろう。

ドラえもんやアトムのような友達になるようなロボットは登場しない(あえて最初の“ロビイ”くらいか)。
すべては道具であり、人間に関わりを持つとしてもロボット工学三原則に従っているだけで、そこに友情や親近感を持つのは人間の勝手な思いなのだ。

“災厄のとき”を読み、ロボットとそれを統括するコンピュータを使えば、高度な計画経済を実現できるだろうか思いを巡らせた。ロボットが単純労働生産に携わり、人間が創造性のある分野を担当する。

むむむ、何やら南北問題や昨今の労働問題、マネーに翻弄される市場経済の今の姿が現れてきそうだ。

手形の紛失 

当座預金の残高を確認してると、金額が少し多いことに気づいた。
日々の入出金は確認しているので、一括処理をしている支払手形の決済額を確認すると、一社が手形の取り立てを忘れている。

約束手形というのは、代金の支払日に現金は渡せないが、ある期日(例えば90日後とか120日後とか)になれば現金に換金できる約束が記載された信用証券のことだ。

なんでこんなことをするのかというと、材料や商品を仕入れてから実際に販売するまでにはどうしてもある程度の日数が必要だ。特に製造業の場合、材料や部品を購入しても組立・調整、そして納品までに1ヶ月とか2ヶ月かかり結局、売上までに時間がかかる。建設業ではもっと長い期間が必要だ。

そこで現金の支払いを保留してもらう約束手形というものが活躍する。もっとも材料を売った方は現金ではないが、紙切れをもらったわけでもない。

約束手形には金融機関の信用がある。ちょっと創業したばかりの企業では約束手形や小切手を使いたいと思っても、金融機関が認めないのだ。そこには過去の業績や金融機関との取引関係などがからんでくる。

さて、材料などを売った会社は約束手形をもらった場合、期日まで持っていれば現金に換えることができるが、120日間も現金がない状態は会社の資金を圧迫してしまう。そこで金融機関にもらった手形を担保に融資を受けるか(手形割引)、さらに仕入先に手形を回すことを行う(廻し手形)。

手形割引は、手形額面から期日までの日数について金利を差し引かれて資金化してくれる。期日が来れば金融機関が手形額面の満額を手に入れるわけだ。

廻し手形は、約束手形の裏に自分の住所と会社名、そして会社の印を押して、支払い代金の一部として支払うことだ。裏に記名押印をし次の受取人を書きこむので、裏書手形ともいう。

期日がくると手形を持っている人は金融機関に持ち込む。すると小切手と同様に入金してもらえるが、期日を含む呈示期間を過ぎると金融機関では資金化してもらえなくなる。なので通常は事前に金融機関に預けてることが多い。これを取り立てというが、この際は手数料がかかってしまう。ま、安心料だろう。

ところで最初の話にもどるが、確認すると社長さんが入院してしまい、銀行に取り立てに回していないことと、困ったことに約束手形がみつからないというのだ。約束手形があればそれを送ってもらうことで現金支払いが可能だが、約束手形がないとそれができない。

期日がきているからいいのではないか、とはいかない。約束手形は、原則として現金を支払わねばならないものなのだ。約束手形で支払った後、不良品だったから支払った約束手形は無効ということはできない。払わねば不渡りになってしまうのだ(ま、実際はそこまでには至りませんが)。

今回の場合だと、約束手形が見つからないのは認めたとして、裏書されて第三者に廻っている可能性は否定できない。裏書手形を持っている人が取立てを忘れている場合だと、仮に紛失した会社に手形交換なしで支払った後、裏書手形の所持人が手形を持ってきた場合、支払う必要がでてくる。絶対にトラブルになる。これは期日が過ぎても同じである。期日が過ぎれば紙というわけには実際はいかない。金融機関で資金化ができないだけなのだ。

匝は金融機関に紛失の届けをすると共に、今後の対応を聞いた。
一つ目は、紛失した会社が警察に紛失届を出し、公示催告の説明を受けよ。
二つ目は、「本件、手形に係わる件に関し、一切迷惑をかけない」という内容の念書をもらえ。
とのことだった。

公示催告とは、「手形無効」にするため簡易裁判所に申し立てる手続きで、官報と裁判所に掲示されます。そして法で定める期間を経れば除権決定され手形は無効となります。もっともこの期間以前に裏書きされたものが無効かどうかよくわかりません。そのため除権決定後に現金を支払っても、裏書手形を提示されるとトラブルになるので念書が必要なようです。

手形はなくさないようにしてください。

地磁気逆転X年 

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地磁気逆転X年 (岩波ジュニア新書)綱川 秀夫

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stars赤道でオーロラが !?

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方位磁針は北(南)を指し示すものだとみんなが思っている。
しかし磁北はどんどん移動していることをご存じだろうか。地学や地図などに興味を持っている人は知っていただろうが、長い地球の歴史の中で磁北が赤道を越えて南半球へ移動したこと、さらには地磁気自体が消滅したことがあったらしい、という話はあまり知られていないのではないかと思う。

少なくとも匝は知らなかった。

本書は地磁気の源となる地球内部のダイナモ作用や過去の地磁気が地層に記録されていること。そして磁北が南北逆転したり複数発生したりした研究内容が、大学生と高校生の会話として書かれている。

地磁気発生のメカニズムとしてダイナモ作用については、地球内部の液体金属(主に鉄)が密度による対流や自転によるコリオリ力によって動き、電磁誘導によって電流が流れ始め磁場が発生するというもの。電磁誘導には磁場が必要だが、それは地磁気の磁場が作用し…と、ニワトリが先かタマゴが先かの話になってしまいそうだが、そうはならなかった。

匝が興味を持ったのは地磁気消失。
地磁気は地球全体を磁気圏という形で取り巻いていて、強力な放射線である銀河宇宙線や太陽風などから地上の生物を結果的に守っている。太陽風などの宇宙線は磁気圏の磁気に絡め取られ、磁北や磁南へと引っ張られてオーロラなどの原因となる。

地磁気が弱まれば磁気圏も縮まり人工衛星が故障したりする。さらに弱まれば強力な宇宙線が大気圏に侵入を始め、生物の遺伝子を損傷させる確率が大きくなる。結果、生物の絶滅の危機や新たな進化の引き金になったかもしれないとのことだ。

現在は、ここ数十万年の間の平均値よりも地磁気は強いらしいが、どんどん弱くなっていてこのペースだと2000年後には地磁気は消失してしまうらしい。これは地球温暖化のように人為的(匝はこれについては100%人為的とは考えていないが)なものではなく、地球自体の営みでもあるので対処のしようがない。人類はこの時にどのような対策を持って宇宙線から人類と文明を守るのか、その辺は最後にSFチックに対策が語られている。

地球のダイナミックさと人間がいかにちっぽけな存在かがわかります。
ただそのちっぽけな存在の人間も知恵によって危機を乗り越えようとするパワーが秘められているのかもしれないと、自分が到達できない未来に少し期待するところです。

最後に、この本は数年前に読んで蔵書となったものです。
当時、地震前の地電流変化を調べている時に、地電流の原因は何か、ということに興味を抱きました。地震や地すべりに伴うものは地中での地下水の大規模な移動などで、地下水に含まれる塩水やイオンなどの影響で発生することがあることはわかってきたのですが、常にいつも流れている原因が知りたいと考えました。

すると地球を取り巻く電離層の影響が鏡のように地表にも表れているという説、その逆の説、電離層は磁気圏の影響を受けるので結局は地球内部のダイナモ作用の影響を受けている可能性など、かなり複雑かつ詳細はよくわからないということに匝の中ではなっています。

そんな過程で本書のタイトルは非常に興味を持ってしまったといえるでしょう。
地電流がどの方向に流れているのか、またその変化に興味ありますね。都会ではノイズが多くてなかなか難しいですが。

日食ツアー 

来月の日食は匝も観察したいなと思っている。
もはや願いもかなわないが、皆既日食帯は、さぞ神秘的なことだろう。現地にいければなって思うこともある。

そんな時に日食ツアーのバナー広告がでると、うらやましいなぁと思うのだ。
しかしトカラだと30万円近いのだよ。その他にも小笠原とか船上とか。はたまた上海など中国ツアーなどなど。

しかし天候に大きく左右される。週間天気予報で曇りとか雨などとなったら、わざわざ行く人はいないだろうから国内ツアーの場合はキャンセル続出になるんじゃないかと思う。一般のお客さんがどう動くか…。ま、晴天になれば問題ないのだが。

よくよく考えると本土から那覇までの航空機で皆既日食帯を通過するという手もあるんじゃないかと考えました。トカラの食の最大時刻は10時57分です。

JAL909 羽田9:00/那覇11:30
JTA070 那覇10:25/羽田12:50

羽田から飛んでちょうど皆既の頃に奄美からトカラ付近上空じゃないかな。
これなら台風でもなければ、曇りだろうが雨だろうが上空から皆既の光景を見られるかもしれない!
うふふ、であります(金はないが…)。

ファーブル精神 

小学生の頃だったか、昆虫記かなにかで読んだファーブルおじさんの貧しさぶりがいまだに印象に残っている。

話はこうであった。
ファーブルが立ち寄った本屋でどうしても読みたい本があったが、持っているお金を使うと今夜の食事ができない。しかしファーブルはお腹を満たすよりも知識を満たすためにお金を使った。というもの。

まさに米百俵の精神です(もっとも米百俵は子どもたちや国の将来ためだったが)。

見習いたいものです。

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