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金星へ 

JAXA ISASの金星探査機“あかつき”。火星探査機“のぞみ”(失敗)に続き、惑星大気の観測を行う。日本は惑星大気の研究では世界でもトップといわれる。火星についても地表を探検する声もあったようだが、既にアメリカがやっているし大気の方が謎が多いため研究対象として選ばれたらしい。

火星は遠く、太陽光も不足する環境だが、金星は地球から近く太陽光もふんだんにあり電力不足に陥ることはまずない。逆に強すぎる太陽光(熱や紫外線)が問題になりそうだが、火星にいくよりは太陽パネルも小型でよい。

もともと“のぞみ”は金星探査の予定だったが、火星に向けたのは火星大気で新たに発見された現象の観測のためだった。

さて“あかつき”だが、こちらも惑星大気の観測が主なようである。金星探査は旧ソ連が頻繁に行っていて金星着陸まで行っているが、金星の過酷な環境(硫酸の雨、90気圧の大気、気温470℃)によって旧ソ連以外では着陸観測は行われていない。

最近では1990-1994年に金星観測した米国のマゼランくらいしかないので、実に15年ぶりの本格的な金星探査になる。金星もいろいろと不思議なことが多そうだし、そもそも他国もあまり探査していないので楽しみです。米国はどうも人間が行けそうにないところには興味が薄いようだ。移住癖があるのか?

日本の場合、予算がないので探査機は予備機なしの1台。それも推進系などの実証試験も兼ねたりすることもあるので、常に失敗の危険が伴う。偵察衛星も予算不足で光学衛星とレーダ衛星とひとつのロケットで打ち上げ失敗し、同時に2個消滅させた失敗もある。衛星は安くないし(数百億円)、観測機会が失われたり数年単位で遅れたりするので、打ち上げ予算をケチらない方が結果的にいいんだが財政当局はわかっているのかねぇ。

ISAS:あかつき
http://www.stp.isas.jaxa.jp/venus/index.html

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第1日目:旅の行く手を深雪がこばみ、 

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11月11日成田空港第1ターミナル12時45分に集合。書類をもらい搭乗手続きを済ませる。
この時にビール小無料券とドコモの粗品引換券を貰う。あとからこのドコモデスクでの経験が役に立つことになるとは知る由もない。

ドコモでは粗品引換券を渡すと持っている携帯電話のキャリアを聞かれる。
「ウィルコムです」というと、つっけんどんにドコモの割引券(5250円分)を渡され終了。
係長氏は「ドコモです」というと、親切に海外で使えるかどうか携帯電話をチェックし、海外での使用方法と料金について説明していた。もっともやさしかったが実に機械的な説明で、アンドロイドだったのではと疑ってしまうのだ(そういったら中国の店員も似たようなものだが)。

ちょっと早めに搭乗口へ。
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15時15分、定刻に離陸したCA926は一路北京に向けて飛行。離陸の際にはなぜか石油ストーブを消した時のような臭いが客室に漂う。エンジンからの圧搾空気の一部を客室に引き込み与圧と気温を維持しているのだが、ここから入ってきたのか?

さらに2列前の荷物収納部から雨漏りがし乗客がぬれるトラブル。後から知るがこの人は同じツアーの人だった。結局は雨漏りは収まるも念のため座席を変えることになった。

それはそれで快適な空の旅。もっとも雑誌は読めないは、スクリーンは小さいうえに映画とかやってなく、音楽番組もないというそういう楽しみはありませんでしたけどね。
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北京空港着。アジア最大の空港。国際線ターミナルから国内線ターミナルへは新交通システムのシャトルで4分。入国手続きを行い、いったん荷物を引き取る。ついでに両替。手数料で50元も取られたが、夜も遅いのでやむを得まい。

国内線への乗り継ぎ口に向かおうと先行く人の後を行くと…
「あれ?これ外じゃありませんか?」
外に出てどうする!

戻れないので空港職員らしき人に乗継カウンターについての中国語をみせるとインフォメーションへ。
4階へ上がりK-9へ行けと言われる。実際に行ったら窓口は終了。航空会社職員に聞いたらゲートへ行けと言われる。荷物はどうするんじゃー。

保安検査で案の定ひっかかる。係長氏は歯磨き粉を没収。液体のほか練り物なども機内持ち込みダメなんだよね。
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どうにかみんなと合流。なぜか荷物をガラガラとひっぱっている2名。どこでどう間違ってしまったのか?20時の便だったが20時30分に変更。搭乗する。
安全ビデオも流されたが、飛ぶ気配なく何度かアナウンスが入る。21時に機内でどよめき。
断片的な情報で西安が大雪のためクローズしているらしいとのこと。

中国国内線のCAは英語がほとんど通じない。ツアー29名が路頭に迷うのか?現地ガイドは西安で待っている。
「現地ガイドに連絡取ったらどうでしょう」と匝。係長氏の携帯電話は中国国内でも使えることは成田空港で確認済み。電話番号はツアーのしおりに書いてある。

「今日、西安・北京のツアーでそちらにいくものですが…」
「え?今ですか、北京です。飛行機が飛びません」
しばしのやりとりのあと、CAを呼び携帯電話を渡す。ガイドと話してくれ。
長かったなぁ。結構話していたけれど、22時まで待機せよ。とのこと。後は男性CAの指示に従えとのことだった。

この時点でようやくツアー参加者29名を把握。連帯してこの危機を乗る超えることに。
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22時に乗客は降ろされる。我々も指示に従い降機する。男性CAとツアー係員とが携帯でやりとりし、北京ガイドの電話番号を教えてくれた。
29名は預けた荷物を引き取り(匝たちは預けていなかったが)、出口へ向かう。北京のガイドが立っていた。
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航空券の処理のため待たされる。23時30分くらいにバスがきた。外は氷点下。
旅行ケースのキャスターが壊れた方もいて、その手続きにも時間がかかり空港を出たのは25時だった。どうにかそれまでにホテルを手配したところは旅行会社も必死だったのだろう。

デフレ その3 

どうも日銀はデフレの先にみえるインフレを気にしている気がする。

すでに日銀は超低金利(お金を借りても金利はかからない)を実施し、量的緩和(世の中に流通している資金量を増やす)も行っている。為替介入はできない状況なので、日銀のできることはもうほとんどない。

量的緩和で資金流通量を増やしているが、市場原理で供給されており既に十分な量が供給されている。このお金は銀行が日銀に預けている形になっている。銀行は多額の資金を日銀にただ預けているだけではもったいないので、優良な融資先や株などの投資で使い収入を得ようとするはずなのだが、銀行も優良な融資先が見つからないため貸出できず、株など金融商品は下落している中では損失も抱えそうな状況だ。

超低金利の方は、モノが売れないので設備投資はされず借り手がいない。将来への投資という意味でお金を借りる人は少ない。そのため超低金利の方も景気対策になっていない。

政府ができることといったら、需要喚起することだけだ。
政策的な方法。たとえばエコのための減税や助成などでその分野を活性化させ、次第に多くの分野でも活性化させる方法。国もあまりお金を掛けなくてよい。自動車売りたければ自動車税を下げるとか、税金を下げなくても逆に環境に悪い車の税金を上げるという方法もある。大義名分もあるのでやりやすいだろう。

少子化対策と経済対策としての“こども手当”も有効だと思う。“こども手当”を貰った世帯は、貰ったところでどんどん消費に回されとても預金などしてられないだろう。供給したお金が市場を流通しないとデフレは止まらないのだから、確実に消費に使ってくれる分野に資金投下することは有効だ。

おじいちゃん、おばあちゃんもそんな孫のためにもマイホーム援助してもらいたいものだ。かなりの高齢者が金融資産を持っている。そのお金の一部を頭金にして子供たちのマイホームなど建ててもらえれば住宅建設も増え景気も良くなる。リフォームでもいい。もっともこの政策も相続税の政策などで実際に行われているのだが…。

次に行えることとしたら巨額の予算を執行だ。税収は減っているので国債を大量に発行しなければならないだろう。予算はどこかに集中して投下することで乗数効果を狙うべきだ。それをきっかけに経済全体に火がつけばいいのだが、悲しいかな民主主義の原理ではいろんな意見で集中投下ができない。まんべんなくでは意味がないと思うのだが。

また初めに戻るが日銀はインフレを相当気にしていると思う。今の円高はアメリカ経済とドルに不安があり、世界でもトップレベルの債権国である日本円にとりあえず換金しているだけにすぎないという説がある。景気も国の財政もどこよりも悪いが、世界のどこにも借金をしていない国、日本。

もし世界的な景気が回復した時は、大きな引き潮のように円が売られる。するとインフレにより物価の上昇がはじまる。デフレ対策はインフレになるような政策。今、一生懸命経済のアクセルを踏んで止まらないようにしているところ、急激な円安になればアクセル踏みっぱなしでは突然暴走しかねない。

これを恐れているんだと思う。
日銀にはバブルの悪夢が未だに染みついているのかもしれない。しかし一度動いた悪性インフレを止める方法もない。自民党政権時代に政府紙幣とか国債乱発などの案がでたのは、インフレになれば円建ての借金は実質上減っていくことになるからだ。どんなに借金してもインフレになれば減っていく。現金預金を持っている人たちもモノを買わないとお金の価値が下がってしまう。デフレとまったく逆になるわけだ。

そうか、今、金(ゴールド)が上がっているのはドルの国がインフレだから?

浸透圧発電 

海水と淡水の塩分濃度差を利用した浸透圧発電。
この原理を利用した発電実験がノルウェーで開始された。

engadget日本版:世界初の浸透膜発電所、ノルウェーで稼動開始
http://japanese.engadget.com/2009/11/26/Osmosis-power/
発電能力はわずか4キロワット。電子レンジ数台動かせます。ゆくゆくは25メガワット級のものを建設する予定らしく、横浜港の風力発電所(ハマウィング)10基以上の能力となるらしい。

もちろん日本でも研究は行われている。

浸透圧発電は、水だけが行き来できる膜を境に濃度差のある液体(海水と淡水など)が接すると、濃度を同じようにする力が働き、濃度の薄い方から濃度の高い方へ水が移動する。このため濃度の高い方、発電の場合だと海水側にどんどん水がしみ込んで圧力が加わる。

増えた圧力を使って発電機を回す。発電機を通過した水は捨て、また浸透膜を通過した水も濃度が薄くなっているため廃棄する。
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海水と淡水を利用しているので基本的に環境にやさしい。河口近くで発電が可能だ。

しかし大きな問題がある。浸透膜表面にとても小さなゴミが付着し、機能を阻害する問題。この目詰まりによって長期間の発電がなかなかできず、実用化がなかなかされなかったのだ。

目詰まりの問題を解決できれば実用化も見えてくるのだが、研究は進んでいない。誰も目詰まりの解決のために貴重な研究時間を使いたくないようだ。若い研究者なら特に世間を驚かせたりしたいもの。目詰まりなんて地味ですからねぇ。

日本ガイシ:2003年10月号/濃度の違いで一方通行
http://www.ngk.co.jp/site/no74/content.htm

海の中をのぞき見る 

ネットをさまよっていたら、つりざお式の水中カメラをみつけた。
その名も「うみなかみるぞう君」。こういう水中カメラやROV(水中カメラロボット)には前々から興味があったのだ。
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価格は39,800円。ただし売り切れ。現在、録画可能機を準備中だそうだ。

USBのWEBカメラを利用しても大丈夫なはず。10メートルくらいならUSBでもいけますから。15メートルを超えると厳しいかもしれません。

透明容器にWEBカメラを入れ浸水しないようにシールするかコーキングする。特にケーブル取り出し口かな。あとは投げ込むだけだ。

ケーブルが長くなると電線の抵抗の関係で電圧降下も顕著になるため、内部バッテリでカメラ用電源を確保したり工夫すればもっと深いところでもいけそうです。

やってみたいのだが、気合がない…。

有限会社ファーストシーン
http://miruzoukun.com/

撮影動画
http://miruzoukun.com/?mode=f1

会社の健康保険と国民健康保険(追記版) 

常々思っていることなのだが、会社員が加入している社会保険の健康保険料と国民健康保険料にはかなりの制度差があって、公正さに欠けている思っている。

協会けんぽを例にとると、会社員の健康保険料は給与の金額に応じて、
4.095%を掛けた金額を本人負担する。同額を会社も負担する。実際には3か月の給与の平均で等級を決めるので、実際に今月の給料に料率を掛けてもぴったりにはならないが目安にはなる。
そして妻やこども、扶養する父・母が何人いても保険料は同じである。

同じ給料を貰っていれば、独身でも、妻と子供とおばあちゃんとの6人暮らしでも同じ保険料なわけだ。

さて国民健康保険である。
こちらはその世帯の所得(その人ではなく家庭全体)や扶養者の数で変わる。

所得割→その世帯の所得に応じた金額(働き手が多いとか、所得が多ければ高くなる)
平等割→その地域の世帯数に応じた金額(世帯数が多ければ安くなる)
均等割→その世帯の人数に応じた金額(扶養者が多ければ高くなる)
資産割→その世帯の固定資産に応じた金額(固定資産がたくさんあれば高くなる)

つまり社会保険であれば、何人家族が加入しても保険料率は変わらない。これでは破たんしない方がおかしい。社会保険制度の変なところは、扶養者がいようがいまいが、同じ保険料率ということだ。

また国民健康保険の方は世帯の所得に応じて保険料が決まる。自営業のお父さんで奥さんと息子が会社勤めで社会保険加入の場合でも、奥さんと息子の所得分も世帯所得として計算されてしまう。
国民健康保険料がどんどん高くなる。上限は53万円(年)。

□会社員
年収500万円 健康保険料 約20.5万円(年)
給与所得控除154万円 給与所得346万円
4人家族 基礎控除と扶養控除 33万円x4名=132万円
差し引き課税所得(住民税) 214万円 税額21.4万円

□自営業(横浜市)
住民税 年21.4万円
所得割 21.4万円x1.38=29.5万円
均等割 44,490円x4名=17.9万円
合計約47.4万円(年)
横浜市には資産割と平等割はない。

同じ住民税額でも健康保険料にこれだけの差が生じる。ひとりで自営業を行っていても、29.5万円と4.5万円は支払わねばならない。何かおかしい。つまり会社に勤務しろ。ということか。
※扶養控除3人分がなくなるから、9.9万円住民税が増える。よってひとりの場合、所得割は約43.2万円になり均等割1名分を加算すると保険料は47.6万円(年)となる。あれ?扶養者がいようがいまいが保険料が変わらないな。どうやら扶養控除分を均等割で調整しているな。
 
もっとも社会保険は会社で負担している分もあるので、社会保険では総額2倍の41万円となる。それでも、ひとりもんでも家族がたくさんいても同じ保険料という問題は残る。

むむむむ…
さらに頭にくるのは、社会保険では通勤費が保険料計算に含まれることだ。新幹線通勤をしていると、同じ給料でも社会保険料は高くなるぞ。


2009-11-28 19:45
※印部分加筆

「こども手当」と税金 

昨日、うふふな人とお話をしたが、明らかに勘違いをしていた「こども手当」のことである。

彼の言い分はこうだ。
「こども手当」をもらっても扶養控除がなくなるから、結局損をする。

これは滅茶苦茶な間違い。こんな勘違いで投票されては自分(彼)が損をするよ。

「こども手当」は中学生までである。仮に子供2人の共働きの家庭を想定する。
所得税10%(住民税は10%固定)の家庭の場合。

扶養控除(国税)  38万円x2名=68万円 増税となる分 6.8万円
扶養控除(住民税) 33万円x2名=66万円 増税となる分 6.6万円
扶養控除廃止による増税額は年間13.4万円

もらう「こども手当」は、
月額2.6万円x12か月=31.2万円x2名=62.4万円

差し引き、49万円の収入増
ほらお得でしょう!ただ注意することは扶養控除がなくなることで税率が10%から20%になってしまう人がいる恐れはあります。ちゃんと調整されるので所得全体に20%の税のがかることはありませんので念のため。

高額所得者ももらえるなんて変だ!とも話していたが、少数の高額所得者をよりわける事務の手間もあるし、そもそも高額所得者に扶養控除を認めている方がおかしいのだ。

所得税33%(住民税は10%固定)の家庭の場合。

扶養控除(国税)  38万円x2名=68万円 増税となる分 22.44万円
扶養控除(住民税) 33万円x2名=66万円 増税となる分 6.6万円
扶養控除廃止による増税額は年間29万円(高額所得者なのにこれだけ節税となっていた)

もらう「こども手当」は、
月額2.6万円x12か月=31.2万円x2名=62.4万円

差し引き、33.4万円の収入増。

増えるといっても多くのご家庭よりは少なくなるし、高額所得者については共働きではない家庭もあるだろう。すると所得税33%のご家庭の専業主婦の扶養控除分、

配偶者控除(国) 38万円 増税となる分 12.54万円
配偶者控除(住民税) 33万円 増税となる分 3.3万円

専業主婦の増税額は、15.8万円。
上述のご家庭が専業主婦の場合、収入増33.4万円から配偶者控除が無くなる分15.8万円を引くので17.6万円の収入増にとどまることになる。

所得税40%くらいになってくると結果的に増税となりそうである(現行でも所得1000万円以上では配偶者控除が受けられない)。

こどものいない家庭は増税であるが、みんなで少子化対策を行うという意味ではやむを得ないだろう。将来の年金は今の子供たちにかかっているのだから、自分には関係がないということはいえない。

問題となるのは、
1)高校生以上がいる家庭
2)国民健康保険加入者
である。

高校生以上のこどもがいる場合、扶養控除も「こども手当」ももらえないと負担だけが増える。高校は実質無償化されるとしても、実際義務教育も無償ではないからすべてという話ではないだろう。
また大学生については無償化されないわけだから負担は増える。特に今、高校生と大学生の年齢については、扶養控除に加え33万円の特定扶養控除が加算されている。これがすべてなくなるかどうか、今後の審議に注目。

国民健康保険料は住民税を基準にしているため、国民健康保険加入者で扶養控除がなくなって住民税が増える世帯では国民健康保険料も増えることになり、結果的に負担が増える恐れがある。この辺の調整も今後の注目点である。

まぁ、匝さんも増税になるわけだが、やむを得ませんな。

デフレ その2 

消費低迷につづき、為替要因もデフレに大きく影響を与えている。

大量の在庫→安売り→赤字経営→賃金カットや解雇→所得減少→モノが売れなくなる→安売り→赤字経営…つづく

という連鎖の輪から外れていた輸出関係。日本国内で誰も買ってくれないなら外国で買ってもらえば良い。という作戦も近頃の円高でまったくの効果がない。

円高ということは、相手国からみれば高い買い物をすることになる。同じような製品で日本製を買うか、○○製を買うかであれば安い国の製品の方がいいに決まっている。仮に日本製が性能がよくっても、あまり高ければ数は売れなくなる。

逆に日本国内では、国産のモノよりも輸入品の方が安くなることもある。そうすると国産のものは買わず安い輸入品を買うことになり、ますますデフレとなり国内企業はより厳しいものとなる。

製造業の場合、製造原価にほとんどは工賃なので(仕入れた部品にも加工賃が含まれている)、工賃の高い日本で作るよりも工賃の安い国で作った方が販売価格を下げることができる。世界的に販売している企業の場合、日本の工場を閉鎖し他の国に移転することも検討するだろう。まさに負の連鎖である。

さてこれを食い止めるためには円安にすることがよい。そのためには政府や日銀が為替相場に介入し、円を売ってドルを買うなどが行われればよいのだが実際には行われていない。今はどの国も自国通貨を安くしたいわけで、日本だけ行っても影響力が少ないし、逆に他国も介入しだせば自由貿易は混乱してしまうだろう。またアメリカ経済が不安要因なのでドルを買ってもなぁ…ということもありそう。

前にも書いたが現金預金を持っている人は、低金利ではあるがデフレで物価が下がっていることから実質的な金利はプラスである。もっと安くなってから買えばお得なわけだ。そしてこれが消費低迷につながっている。

じゃ、預金にマイナスの金利。つまり資産税や預金管理費をかけるというのはどうだろう。年1%で預金が減っていくとか。すると銀行から預金が減少し、消費にまわ…らず、タンス預金が増えるだけか。

なかなかうまくいかないな。

デフレ 

世はデフレの荒波だ。

デフレとは簡単に言ってしまえば物価がどんどん下がること。逆に物価がどんどん上がるのはインフレだ。とにかく20世紀はインフレが恐くていろいろな対策が行われていた。しかし21世紀ではデフレとなり、経験もあまりなかったことから対策の効果も不十分にみえる。

物価が下がることはいいことかというと、そうでもない。

物価が下がるとは、モノがなかなか売れないことなのだ。なぜなら今日買うよりも明日買う方が安くなっている可能性がある。デジタル対応テレビだって2011年に近付いた方がもっと安くなっているかもしれない。ただ最近はエコポイントがあるから買ってみるかって感じなだけで、待って困らなければ待った方がお得な場合が多いのだ。

するとモノがなかなか売れないため販売会社や製造会社の売り上げが減少する。当然、利益も減る。すると経費節減するので、事務用品や事務機器なども売れなくなる。

会社の業績が悪くなれば給料が下がる。下手すればリストラだ。どちらの場合も消費者の可処分所得も減るので、不要不急のモノは買わなくなる。

結局、消費が冷え込んでお金とモノの巡りがわるくなるのだ。

デフレで良い目をみるのは、固定給の人たちや資産家だ。固定給の人、たとえば年金生活者などは決まった金額を貰っているが物価がどんどん下がっているので実質的には買えるものが増えている。金利はゼロに近いが物価からみれば金利がついているようなものだ。

資産家も現金や金で持っている限り、物価が下がっているので資産は実質増えていることになる。

企業も在庫を減らす。なぜなら在庫してモノを持っていると、そのモノの価値がどんどん下がってしまうからだ。材料なんて過剰に持っていたら、近い将来に製品を作る際、その時点で材料を買った方が安いし製品の販売価格は今より安く売らねばならず、在庫を使うと原価が上がって利益が確保できない恐れもあるわけだ。

政府も緊縮財政なのでますますデフレが進む可能性はある。先進国なのでいまさら土木型の公共事業を行うのはいかがかと思うが、デフレを止めるには給料をアップすることだ。公共事業のやり方として会社に入らずに直接かかわった人たちのポケットにお金が入るようになればいいように思えるのだが…。会社に入っても結局は会社の借金の返済に回ってしまう。消費は刺激されないからなぁ。

反証可能性と水 

“水からの伝言”を熱く語る人の中には反証可能性を失っている人がいる。

“水からの伝言”をおさらいすると、「がんばろう」とかの良い言葉、「バカヤロウ」などの悪い言葉で水の結晶が美しくも悪くもなるというもの。人間の身体の多くが水でできているので、そのような言葉を使っていると身も心も悪くなる…ってところである。

前回書いた“ごはん実験”も水分がたくさんあるので同様に考えられている。というか、素人には水の結晶を作るのは容易ではないので(結晶自体は科学的に作れる)、ごはんが腐敗するかどうかで判断している。

さて、先にも書いたように“ごはん実験”では、実験するサンプル数を増やしてみれば“水からの伝言”通りなのかどうかわかるはずだ。サンプル数をたくさんとることが科学的手法のひとつであり、決して1ヶとかでやっていいものではない。これはどんな実験でも同じことだ。

ただ反証可能性を失っている説明をする人がいることにも注意。

たとえば複数のサンプルで実験をする。声かけの実験で悪い言葉を言い続けるごはんと、いい言葉を言い続けるごはんがあるわけだ。複数サンプルだと、言葉の意味に関係なく悪い言葉を言い続けたごはんでも腐敗しないもの、いい言葉を言い続けたごはんでも腐敗するものがあると思う。これで“ごはん実験(水からの伝言)”がその説明通りでないことが証明できたとしても、その人にかかれば大したことはない。

「ちゃんと各々にだけ語りかけましたか?いい言葉をかけていたごはんに悪い言葉が聞こえたのでしょう。」

そう言われて、まじめなあなたは今度は声がもれないよう気をつけて再度実験をするかも知れません。ごはんがもったいないですが。
そして先と同じような結果が再度でたとしても、その人はこういうかもしれません。

「そうですか、ではあなたの心が悪いのでいい言葉を言ってもごはんが腐敗したのかもしれませんね」

つまりあなたの心が悪くないことを証明しなければならなくなるのですが、証明することはできっこありません。反証する方法がないこと、反証可能性がないということです。これは科学ではありません。科学が取り扱うことがらではない。

ちなみに証明とは言いだしっぺがすることです。もっとも素人ではなかなかできませんから、実験した方法や観察した事実をできるだけ客観的に詳細に記録し、専門家の意見を聞いてみることもよいでしょう。しかし意固地になって自分にしか理解ができないとか、専門家は否定することしか考えていないなどと思ったりしてはならず、もっと謙虚にいろいろとアドバイスを受けて研究することが望まれるのではないでしょうか。

“ごはん実験”を自由研究で持ってくる生徒さんもいるようです。本に書いてあることは正しいと誤解して、複数サンプルで行っても結果が本と違って実験した方が間違ってしまっていると思ってしまう人もいるかも知れません。実験方法とありのままの報告こそが必要なことを理解してほしい。

それにごはんに黒カビや青カビが生えたのは悪い言葉をかけたからなどと考えないでほしい。
青カビなんかペニシリンの素になったカビだ。悪い言葉から青カビが生えたと考えたら、薬のペニシリンはなんなのだろう?黒カビはお母さんの嫌われ者だが、生命として一生懸命生きているんだよ。

そういうところをわかってくれたら自由研究も有意義なものだとおもうんだけれどな。

天皇在位20年 

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最近は記念切手とか記念硬貨とかは流行りませんね。
それでも天皇在位20年記念の500円硬貨を両替しました。南極観測50年記念ぶりです。

この硬貨は非常にシンプル。表(右)は菊花のみです。紋章と合わせると裏表ともに菊になりますね。

ちなみに最近の500円記念硬貨は、自動販売機でちゃんと500円として認識されるとの話。

科学的手法と罠 

カマキリの卵のうと積雪深さとの関係。
これは一時有名になった、カマキリはその年の最大積雪深を予知できるというものだ。

雪国新潟では、カマキリは卵を雪に埋もれない高さに産むため、卵の高さをみるとその年の積雪深がどの程度か予測ができるという伝承があり、それを調べたおじさんがいるのだ。そしてエッセイとして出版。

さらにそのことが正しいかどうか、大学の先生も検証し研究が妥当であると評価された。これは当時ちょっとした話題になった。

しかしその後、研究方法への疑念や昆虫学の先生の研究で前提条件(卵は雪に埋もれると死ぬから埋もれない高さに産む)でも孵化することがわかる。

科学の世界では一度発表した論文が追試によってひっくり返ることはよくあること。反証可能性といって、研究した方法や推論が検証できるようになっていることが大事で、誰か別の人が追試することで肯定されたり否定されたりすることで科学は発展していく。

カマキリの事例では、研究者と検証した大学の先生は工学の人だった。つまり生物学の人は関わっていないため工学目線になってしまったのが罠にはまった一つだと思う。

もうひとつは研究者は注意していると思うが、思い込みの罠である。

どんなに科学的手法を使っても、それが誤って使ってしまったり、取れたデータを思い込みによって統計データを“補正”してしまい自分の信じる姿に持って行ってしまう恐れがある。合理的な批判者の目は必ず必要だと思う。科学なんて批判者からどつきまわされて生き残った理論がとりあえず使われるのだ。とにかく統計のマジックは科学だけでなく、健康食品などの新聞広告でも使われるので注意が必要だ。

科学的手法を装っているものに水伝…“水からの伝言”がある。
水の結晶の美しさは心の美しさを映すなど、いろいろ言われるものだ。

この中の実験で“ごはん実験”がある。ごはんは多くの水分を含む。
ふたつのタッパにごはんを入れふたを閉める。片方には“バカ”とタッパに書き、もう片方には“ありがとう”と書いて放置する。数日経つと“バカ”と書いたごはんには黒カビが生え腐敗し、“ありがとう”と書いた方は腐らずむしろいい香りがする、というものだ。ネットで検索すると「本当に」成功している例がある。

さて、上のごはん実験には罠がある。
まずタッパの数(実験数)が少ない。実はフタするタイミングなのか、黒カビが生えるものと生えないものがあるのだ。腐ってないと見えている方はどうも発酵(人間にとって都合がよければ腐敗ではなく発酵という)しているのではないか。

つまりは数が多ければ“バカ”と書いてある方でもいくつかは黒カビが生えない(別に黒カビさんがわるものってわけではなく、たまたま入らなかっただけ)。“ありがとう”の方に黒カビが生えることも多々ある。

当然、ひとつずつ“バカ”と“ありがとう”をやっても両方黒カビとか、“ありがとう”に黒カビが生える例もあるはずだ。しかしネット検索すると多くは最初に書いたとおりの例が多い(最近は批判も増えたからどうかな)。

これは次のように理解している。
1)“水からの伝言”の本を読んで自分も実験してみる。
2)“ありがとう”に黒カビが生えると、ガセじゃんということで自分が納得。→おわり
3)“ありがとう”がそのままに見え、“バカ”が腐敗すると驚き、さっそくネットに驚愕の事実を書き込む。
4)結果、“ごはん実験”の真実がまことしやかにネットにたくさん掲載される。

つまりネットで書かれていることは嘘ではないが、統計的に偏ったデータになっている。それも多くの人の心理的な問題で。

この問題はいろいろと考えさせてくれます。
科学に対する見方、姿勢。ネットの罠(それも誰が悪いということはないからたちが悪い)。統計のマジック(自らも罠に落ちてしまう)。むむむむむ、であります。
地震予知もこの辺の罠に多数はまった感じがしますね。

“水からの伝言”は科学界(特に物理学会)で看過できないほどの勢力になりつつあり、物理の先生方も反論しています。この辺、本当にいろいろと考えさせられますよ。


2009-11-24 20:50
と、偉そうに言っても自らも罠にかからないとは言い切れない。それだけ罠は巧みなのだ。
謙虚さと人の意見に耳を傾け、独りよがりにならないことが大切なのかな。

11ぴきのネコ 観劇編 

今日は姪と甥たちと共に“11ぴきのネコ”の劇を見に行ってきた。
場所は横浜にある相鉄本多劇場(ムービル)である。
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原作は数ページの絵本であるが、これが2時間半の大作になっていた。舞台は小劇場でもあり身近に楽しめた。もっともお子さまたちにはやや不評であった。長時間になったのはやむを得ないとして、エンディングが原作と違いBAD ENDだったなぁってとこでした。

でもおもしろかったですよ。大人向きですかね。

おみやげ その2 

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カラフルな鳥の羽。天壇公園で見かけた“毽子(ジェンズ)”。羽子板の羽みたいなもので、これを足蹴にして遊ぶ。見ていて結構楽しそうなので、園内の売店で購入。1ヶ5元(約75円)。

遊び方は上の動画でイメージできるでしょう。サッカーボールと同じで、一人で遊ぶことも可能。
中国では太極拳だけでなく、毽子も健康維持に役に立っているようだ。小さい頃から遊んでいるので年配の人でも難なく遊べるらしい。

姪っ子たちに見せたらおもしろそうだ(うっしっし)。

競技もある。“毽球”というらしいが、なかなかすごい。足しか使わないバレーボールって感じか。
宮廷遊戯の蹴鞠と違って華やかさよりスピード感がたっぷりだ。

おみやげ その1 

今回の旅行は、自由時間もなく非常事態ばかりでホテル着が未明になったのも2泊。記念写真は割愛され、土産物屋もあまり行かなかったため土産を買う機会がほとんどなかった。

その中で今回のお気に入りは、絵葉書ならぬカードである。封書に入れるヤツですね。
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左上から時計回りに、“長城の冬(長城之冬)”、“清泉”、“胡同めぐり(胡同游)”、“ロバ”。北京のシェラトン内の売店で購入。1枚15元。こういうデザインは好きですよ。

一昨日あたり姪と甥のところに中国から送った絵葉書が届いたようだ。もう少しこのカードと早く出会っていればこちらの方が喜んだろうに、あいにくと普通の観光写真の絵葉書を送った。

ま、それはそれでよいであろう。
あとは残った元の処分で買ったパンダチョコとライチ茶(匝妹用)。
ライチ茶はケチケチせずにドバッと濃く入れると砂糖なしで紅茶の風味が楽しめる。鉄分もあるらしく、ご婦人のお肌にもよいという逸品。

備忘 

よつばと 9巻 11月27日
ぼくらの 11巻(完) 12月26日(予)

ぼくらの 11 初版限定冊子付き版
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小学館 2009-12-26
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いつか僕もアリの巣に 

いつか僕もアリの巣に
いつか僕もアリの巣に
おすすめ平均
stars見えざる支配者たち
stars蟻にはなりたくないけども
starsアリへの愛と熱意が込められている
starsなんだかイライラするとき、ムカついたときにオススメ

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「先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!」を読んだ後、amazonメールでお勧めになったのが、この「いつか僕もアリの巣に」だった。アリの巣に“なる”のか、アリの巣に“入りたい”のかは不明だが、タイトルに惹かれて買ってしまった。

アリとは、身近なようで最近はあまり見ていない。子供の頃はよくアリで遊んだ。アリにとっては大迷惑だったろう。他の巣のアリを別の巣の近くに置いて、別の巣のアリたちに小突きまわされるところを興味深く観察したり、バッタとかチョウを捕まえ身体の自由を奪って(!)巣穴近くに置いてみたり。時には巣穴の秘密を探るためにシャベル片手に掘り進むが、すぐにわからなくなって逆切れでグチャグチャに埋めてみる。またある時は巣穴に水を流し込むなど、結構ひどいことを行っていたものだ。それでも結構、翌日にはくじけずに巣が再興されていた。そんな経験はみなさんもあることだろう。

アリといえば高い所、たとえば高層ビルとか観覧車などから地上を見下ろしてニタリと微笑み、
「はっはっは、まるで人がアリのようだ」などとのたまった経験もあるかと思います…えっ?ない!

本書は、以上の似たような幼少期を過ごしそのままアリの研究者になってしまったアリのエッセイである。全体は3部構成となっている。

パート1は、アリ案内初級編。アリの知られざる生態を知ることができる。
パート2は、アリと研究者の春夏秋冬。著者を中心にアリたちとの1年が淡々と語られる。
パート3は、アリ案内上級編。アリの社会構造、特に女王アリ、働きアリ、雄アリの子孫をめぐる戦いを中心に書かれ、最後には世界征服をめざすアリにも触れられている。

本を開き読み始めると結構大きなパンチをくらう。
世界最大のアリのコロニーは日本にあるというのだ。それも北海道石狩浜の海岸に長さ10kmにも及ぶコロニーがあるそうだ(もっとも石狩浜海浜植物保護センター通信によると、新港開発と自動車の乗り入れで減少しているという話も)。

研究者としての話は、普段目にできない研究職の姿を垣間見ることができる。アリが好きでないと務まらず、好きなだけでも務まらない仕事量。そこには愛が必要なのかもしれません。

パート3にある巣の中のアリの生態は非常に興味深く読めました。
働きアリも卵を産むことができるが、未受精卵であり普通は栄養卵として幼虫などへ与える。しかし女王アリが死んだりすると未受精卵からは雄アリが生まれるとのこと。女王アリの子は働きアリにとっては姉妹になる。女王アリがいなくなると働きアリも子孫を残そうと雄アリを産むらしいのだ。

女王アリがいる間も産卵すればいいような気もするが、そこは不思議な血縁関係があり働きアリにとっては自分の子供よりも姉妹の方が血が濃いので姉妹の面倒を見る方が遺伝子を伝えるのに有利らしい。

また女王アリも女王のイメージとは違い、結構働いているそうで自分の子供の面倒をみている。そしてもっとも重大な仕事は自分の存在を働きアリたちに知らしめ、裏切りのないように監視しているとのこと。この辺は人間の王室の歴史に重なる部分があるように思える。もっとも女王アリが生む働きアリと雄アリの頭数管理は既存の働きアリのさじ加減で決まっているようで、それはそれで寂しい。

読むほどに身近なアリが不思議に感じる1冊です。
結構、アリの世界も辛いのがわかります。さぼっているアリがいるのは、他のアリが働きすぎているから…だそうです。いい教訓になりそうです。

見分け方 

ある商品のニセモノと本物の見分け方。

注意書きに…
「類似品にご注意ください」
と、書いているものがニセモノ
っていう話があったっけ。

簡単、仮設住宅 

ニュースを見ていたら興味深い仮設住宅を見つけた。


第一建設、10万円切る仮設住宅 組み立て30分 災害直後に威力
11月20日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091119-00000032-fsi-bus_all

工場建設などを主力とする第一建設(富山県黒部市)が、女性や子供でも簡単に組み立てられる簡易型の仮設住宅を開発し、発売した。地震などの災害が発生した際、被災地に仮設住宅が建設されるまでの間の利用を想定している。価格も1ユニット9万7650円と10万円以下に抑えた。吉田政裕社長は「災害直後でも、プライバシーが守られた場所で過ごしたいというニーズは強い。自治体や企業、学校などで利用してもらいたい」と話している。

開発した仮設住宅「QS72」には、災害発生後72時間以内に、すぐに(Quick)できる空間(Space)という意味が込められている。実際、大人や子供が2~3人いれば30分程度で組み立てることができる。工具なども不要なうえ、女性や子供の力でも作業ができるのが特徴。

プラスチックボード(ポリプロピレン製)の部品9点を、折り紙のように折り曲げたりネジで止めるなどして組み立てる仕組み。プラスチックボードは段ボールのように、内部に空気を含んだ構造をしている。これによって軽量で遮音性、断熱性に優れるうえ、折り曲げにも強いなどの効果がある。また、屋根や壁面を「くの字」に折り曲げることで強度を高めており、「上部からは180キロの荷重に耐えることを確認している」(開発担当の吉越明雄氏)という。

室内の広さは、2.85平方メートル(1.5畳相当)で天井高は178~205センチ。ユニットをつなげて壁を取り払うことで、空間を広げることも可能だ。

地震などの災害が発生すると、本格的な仮設住宅が建設されるまでには1カ月~1カ月半の期間がかかる。その間は避難所やテントなどでの不自由な生活を強いられる。同社では災害時のこうした問題を解消するために、同商品を開発した。

仮設住宅以外にも、イベント会場での仮設店舗などさまざまな用途を見込んでいる。国内にとどまらず海外にも売り込んでいきたい考えだ。

いまひとつなサイズではあるが、緊急時には十分かもしれない。普通、体育館などに避難してもプライバシーは確保されない。長期間になればますますプライバシーの問題は大きくなる。たとえば着替え、女性だけでなく男性も気兼ねすることもあるだろう。長期の避難生活では段ボールによる仕切りが作られたりする。それに体育館などの避難場所では火気厳禁なのでストーブが使えない。冬は寒さが答えると思うが、こういうのがあれば熱がこもるので暖かいかも。

外でも雨風を避けられればいい場面もあるし、犬などのペットがいるために避難所に入れない人たちのためにも役に立ちそうだ。

ただし長期の仮設住宅には向かないので、あくまで短期間の避難用だろうか。


川崎市 歩行者と自転車の社会実験 

怪しい咳が出始めた日の午前中。川崎を歩いていると自転車専用帯があった。
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「歩行者・自転車の安全な通行環境の社会実験を行います」という説明調のタイトルの施策らしい。
最近の自転車ブームでたしかにトラブルが多くなっているのでしょう。レーンを分けるのもいいのですが、無灯火とか3人乗り+携帯使用とかを指導してほしいなぁ。赤色灯を前につけるのもどうにかしてほしい。歩行者もわざわざ自転車レーンを歩かなくても…(多摩サイ)
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この社会実験は20日で終了。病に伏せっている間に、カビの生えた話題になってしまったよ…。

川崎市:歩行者・自転車の安全な通行環境の社会実験を行います
http://www.city.kawasaki.jp/53/53ziten/home/kentoukai/jikken/1p.html

みなし譲渡~ライブドア剰余金配当 

ライブドア(正しくは、LDH)からお手紙が届いていた。
何かと思って開いてみたら配当金領収証。
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前期末に1株6,500円の高額配当を行ったのに、またまた配当…それも1株1,600円である。
記念に約2万円で購入したライブドア株2株(購入時は200株)が、配当で16,200円もらえたので概ね元は取れつつある。

ところで前期末に大盤振る舞いしたのに、またもやの配当は何を意味するのだろうか?会社の将来が他人事だが心配ではある。

それに書面を読むと、今回は利益の分配ではない
資本剰余金を原資とする配当なので、資本の返金を意味する

株式会社LDH:第15期剰余金配当に関するQ&A
http://www.ldh-corp.co.jp/ppt/dividend2_qa.pdf

つまり持っている株券の価値が配当割合の分だけ減少するのだ。
利益の配当ではないから今回の配当金にはとりあえず税金はかからない。また利益の配当ではないので配当控除を受けることができない。つまり投資したお金が返金されたということである。

ところが人によって株の取得金額が違うのに、一律に1株1,600円が配当されている。このことで別途、株式みなし譲渡の税金がかかる場合がある。

匝の場合。1株の取得価額を忘れてしまったが(どっかに書類はあったと思うが)、1株(当時100株)1万円としよう。

LDH社の資本は今回の配当で、0.176の割合が減少する。これは理論上1株の価値も同じ割合で減少する。

10,000円で取得した株も、0.176の割合が減少するから
10,000円x0.176=1,760円…(減少する金額)
つまり、新しい取得価格は8,240円となる。

減少した金額が1,760円に対して、もらった配当金(資本の返金額)は1,600円であるから160円ほど損をしていることになるなぁ…。

平成18年2月には1株55円の時があった。手数料などを含めた取得価格として1株60円だったとし100株持っていたとすると現在の1株は6,000円だ。

6,000円x0.176=1,056円…(減少する金額)
配当としてもらった金額(返金額)は、1,600円。この場合は、544円が利益になっているので、株式譲渡(みなし譲渡)益として申告が必要と思われる。

ま、こういうことは税務署で聞いてください。
とりあえずお金がもらえただけでよかったです。
もっとも途中であきらめてオークションなどで売ってしまったら、前回の配当も含めもらえなかった可能性もありますね。名義書き換えが行われていなければラッキーでしょうが。

発熱の記録 

11月15日
 夕方 帰国
11月16日
 朝 さすがに疲労感があったが、午後からなくなる。
 午後、上唇にショワショワした感覚を感じる。 
 夜、飲酒
11月17日
 朝 体調良い。上唇乾いているわけではないが、ショワショワした感じ。
 昼 怪しい咳がでるが、咳き込むほどではない。
 夕 軽い頭痛。体温は36.4℃。
 夜 パブロンの服薬。
11月18日
 朝 節々が痛いく熱っぽい。わずかに咳が出る。今日は通院日だがどうしたものか。
 5:40 体温37.6℃。
 6:20 体温37.3℃。
 8:00 体温37.6℃。下がることを期待したがダメだった。
 9:00 病院へ 悪寒などないことを伝えると“風邪”との診断。キットによるインフル検査はしなかった。 痛いと噂の長い綿棒をみることはなかった。もらった解熱鎮痛剤を服薬。
 10:00 会社休む旨、小田原へ電話。市大病院へも電話して本日の予約をキャンセル。
 昼 昼食は水炊き 食欲はほどほどにある。たまに咳がでるだけだが、耳鳴りと軽い頭痛。
 体温37.6℃ 服薬
 17:00 体温37.9℃。うっすら寝汗。節々痛い。インフルエンザの症状とは違う。
 夕食は水炊きの残り。食欲はある。
 19:00 体温37.9℃。服薬。
11月19日
 1:30 体温37.4℃。
 5:45 体温37.4℃。熱による頭痛。血圧が下がり、脈拍が70くらいなのに105もあった。服薬。
 これでも解熱鎮痛剤が頑張っている結果としたら、服薬しなかったらどこまであがるのだろう…。
 昼 おかゆ。体温36.4℃。頭痛ひどい。
 夕 食欲はほどほど。ナス四川風炒め。体温37.0℃。会社から電話。
 23:30 36.9℃。微熱続く。寝すぎなのか身体が痛い。
11月20日
 5:10 体温37.4℃。微熱が取れない。身体の痛みも寝すぎか、熱か、ようわからん。
 朝 食後服薬。体温36.7℃。咳は少し出る。髪をひっぱられるような頭痛に悩む。小田原へ出発。
 昼 きしめんを食べる。鳥モモきしめんは300円増しだがそれほどの価値はない。平熱。
 18:45 帰宅。37.6℃。やはり夕方は体温があがるかぁ。咳もでてきたし、長期戦?それは勘弁。
 もっとブログをちゃんと書きたいのだよー。日中続いていた頭痛は治まった。
11月21日
 朝 体温36.7℃。やや倦怠感と熱っぽい感じ。咳がでるが、もう少しで治りそう。服薬。
 昼 体温36.4℃。夕方に37℃超えなければ明日には完治か。ただ軽い咳がでる。服薬。
 19:00 体温37.0℃と微熱。まだ完治ではないか。熱が下がっていても熱っぽい気分ではあった。
 夕 痰がからむようになってきた。次のステップへ進行中?
11月22日
 熱は下がるが、体調は今一つ。痰がやや絡み咳が出る。この日で薬が無くなる。
11月23日
 就寝中に寝汗。これでほぼ完治のサインとみてよかろう。

元気な年配海外旅行 

春の台湾旅行の時もそうだが、今回のツアー参加者の渡航歴もすごい。

匝は学生時代に欧州(西ドイツ、フランス。イタリア)と入社後の海外研修でハワイ。
仕事とプライベートで台北各1回、同じくプライベートで上海に2回行っている。
本年に入りツアー参加で台湾と北京に行っているので、渡航歴としては8回あるわけだ。

それが年金もらいはじめて年に1回は行く人とか、海外クルーズにもよくいく人は年に4回行くとか。
さらに今回の旅行では「来月香港にいくから今回はショッピングしないの」などなど、頻繁に海外旅行へ行っている人多数。

ま、自分が働いて貯めたお金で余暇として海外旅行へいくのだから構いませんがね。
これだけ頻繁に旅行に行きながら、今回のトラブルでほとんどの人が英語を話せないとは意外だった。おばさんひとりは片言話していたが、中国国内線で英語がわかるCAが少なかったこともあり意思の疎通はなかなかむずかしかった。

もちろん匝は英語は話せません。中・高と6年間も習ったのにね。

でも旅行は若いうちだよなぁ。食べ物もおいしく感じるし、身体も自由が利くからね。もっとも今回参加された年配の方も、ちゃきちゃき動いて元気ではありました。台湾の時は70代の女性、今回は80を過ぎたおじいちゃんも参加。元気でなによりです。北海道旅行中も次回の旅行打ち合わせの電話をしていたおばちゃんがいたっけ。

そういえば北京でお世話になったガイドさん。新婚旅行は北海道を予定しているって言っていた。

ネオーラル減量後 

先月中旬からネオーラルの減量がはじまった。150mg/日から100mg/日へ変更。

この間に目に見える変化は血圧の低下である。冬の間は130mmHg以上あったのが120mmHgを下回る日々が続いている。

こころなしおっくうがるところが減ったような気がする。出不精とかは薬の副作用だったのかな。

もうひとつは頭がかゆいときがある。そのほかのお肌は安定している。
頭部はプロトピックはダメだし、軟膏類の塗布がむずかしい。頭部の炎症を抑えるにはネオーラルがいいのだが「漫然と使用してはいけない」の先生の言葉もあって…。なかなかむずかしいです。

そんなわけで明日は病院へいくのだ。

人工降雪 

11月13日の夜。西安に向かう機中で読んだ中国語の新聞に人工降雪の記事があった。
ほぼ同じニュースが日本語版にあったので転載する。


人工降雪で2度目の大雪?市民からは再び怒りの声―北京市
11月12日16時48分配信 Record China

2009年11月11日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは仏AFP通信の報道を引用し、「中国で天候操作に対する議論が起きている」と題した記事で、人工降雪による2度目の大雪により北京が再び大混乱に陥っていると報じた。12日付で環球時報が伝えた。

北京では1日、人工降雪により過去22年で最も早い初雪が降ったが、10日も再び一面の銀世界となった。国家気象センターは、今後3日間にわたり更なる降雪があると予報している。市内では1万5000人の作業員を動員して除雪作業にあたっているが、多くの道路は依然通行が不便な状態にあり、隣の河北省や山西省に通じる高速道路は完全に通行止めの状態だ。

市当局は人工降雪について、「干ばつ対策」と説明するが、突然の大雪に2度も見舞われ、航空便の遅延や交通渋滞、休校などさまざまな不便を強いられた市民からは「計画があるのなら、せめて事前に知らせるべきだ」と抗議の声が相次いでいる。

北京のエンジニア、趙安(ジャオ・アン)氏は、10日に市内の道路にまかれた融雪剤は5500t以上に上り、「建物の鉄骨を腐食する可能性がある」と指摘する。当局の統計によれば、05年には融雪剤の使用が原因で北京市内の樹木1万本が枯れ、20万平方メートルの草原が消滅している。(翻訳・編集/NN)


人工降雨については知っていたが、人工降雪の技術も中国は持っていたとは知らなかった。
原理は人工降雨と同じくヨウ化銀を散布するらしい。気象条件が整えば雨ではなく雪となる。
目的は干ばつ対策。もともと中国は大陸性気候のため冬でも雪は降ることは少ない。気象条件が整えば降雪させて春先行こうの干ばつ対策ができるとの思惑があるらしい。

もっとも都市や道路には大量の融雪剤である塩カルが散布されるので、塩害の恐れもあると現地のガイドさんも言っていた。

トラブル続きでも楽しく帰ってきました 

“トラブルはトラベルだから”というお話もありますが、まさに今回の旅は行程的には恵まれない旅でした。しかし参加者全員が思い出深い旅となった、すばらしい旅行でもあったと思います。

事の発端は往路。成田から北京へ飛び、北京で乗り継いで西安に行く予定でした。しかし上海など南部を除く中華人民観測史上という大雪が全土をおおい、西安行きの飛行機に缶詰後、22時に北京で下される事態に。現地係員は西安にいるため参加者29人が北京で路頭に迷う恐れも…。

ここからいろいろありました。それは後日順に書いていくとして、初日のこの事態は参加者の間に妙な連帯感を生まれさせました。台湾旅行などでも参加者同士でお話しする機会はあまりありませんでしたが、今回の旅行ではほとんどの方とお話することができました。

またたまたま居合わせた北京のガイドさんが必死に対応してくれたことは、参加者全員が共通してありがたく感じたところです。最後に参加者全員から簡単なお礼を渡した時は涙ぐんでましたね。ついこちらももらい泣きです。
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天安門が雪化粧。これはめずらしいことだそうです。ちなみに手袋をしていませんが写真を撮るためにはずしただけで、とても手袋なしでは寒すぎました。傘を使わずに歩いていたら、どんどん身体に積もっていく勢いです。
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天安門広場では傘をさしている人が多数。どんどん積もります。この雪のおかげで西安に行けなかったんだぁ!!

それでも結構童心に返ってしまう見学場所もあり。最初何人かはいまさらブツブツ行っていた場所。
 ↓クリック

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第四日目 北京 

こんばんは、みなさん。

匝さんもそろそろ疲れてきているんじゃないかなって考えてます。

今日は寒い中、万里の長城へ向かったはずです。喜んでいるのが目に浮かびそうです。
頤和園という広大な庭園。西太后がこの庭園を整備するために清の北洋艦隊整備予算を流用したことで、日清戦争では日本が勝利することができた。戦争よりも文化遺産を残したと考えるのか、国を滅ぼしたと考えるのか、微妙なところですね。

天壇公園にもいくらしいので故宮の美しい景色をみることできたかな。

第三日目 北京 

最近、お天気がパッとしませんがお元気ですか?

中国の匝さんは西安から北京へ朝も早くから移動をしているはずです。
そして数℃しかない寒い北京。ひろーい、天安門広場。そして故宮を見学したことでしょう。
「コオロギを探すんだ」とか言ってましたっけ

そうそう今日は13日の金曜日。

第二日目 西安 

こんばんは、みなさん。

今日の西安はどんよりしていたかな。気温は最高でも10℃くらいの西安だと思います。
西安は漢や隋、唐の時代の首都、長安付近ですって。日本からの遣隋使とか遣唐使とかが目指していた場所なんですね。長安は当時世界でも最大級の都市だったそうで文明の中心とも言えたんじゃないかな。

そして古代中国を統一した秦の始皇帝陵と兵馬俑をみるなど、きっと満喫してますよ。匝さんは。

第一日目 西安へ 

みなさん、こんばんは。

匝さんは今日から中国旅行。成田から北京を経由して西安へ向かっているはずです。
中国との時差は1時間。中国の方が1時間遅れているので、日本で日付の変わる頃にホテルに到着するんじゃないでしょうか。

まったくご苦労なお話です。前回の台湾に続いて移動だけの日。

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