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綱島バリケン島の工事 

昨日2月26日、綱島のバリケン島で工事だよってツイートがあった。

そんなわけで今日、覗きに行ったのだが…
おぉ!結構大掛かりにやっているではないか。
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ありし日のバリケン島。残念ながら同じようなアングルの写真が見つからなかった。
子どもらが遊んでいるあたりにユンボがいる。
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なんの工事かと思って案内板を読んでみる。
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環境整備工事のお知らせ

日頃より河川工事に対しまして、ご理解・ご協力を頂き、厚く御礼申し上げます。この度、綱島西2丁目、東1丁目地区におきまして河川内の環境整備工事を行うことになりました。

本工事で整備する事により、川辺の動植物の生息を助け、自然環境の再生となり環境に配慮した河川へと生まれ変わります。

工事期間中、周辺住民の方々はじめ、皆様には大変ご迷惑、ご不便をお掛けすると事と思いますが、安全管理には十分注意し作業を行いますので、ご理解・ご協力を、宜しくお願いいたします。

工事名 H22駒岡防災船着場周辺整備工事

工事場所 (略)

工事期間 平成23年2月初旬~平成23年3月中旬(予定)

以下略

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鶴見川流域の防災対策(震災・水害)計画の一環らしい。

先週(2月20日)の鶴見川シンポジウムで5つの柱、治水、水環境、自然環境、防災、水辺ふれあいを見ずマスタープランとするポスターがあったのを思い出す。

どれかひとつというのはダメなのはわかっているが、水辺といっても人間が作った水辺は自然とは違うという思いもある。とはいえ、自然は強い。人間が考えていたのとは違う形で新しいバリケン島ができると思う。

松杭も川の流れに島が洗われないようにという計画かもしれないし(堆積物で埋まりそうだが…)。
そうだ、そもそもバリケン島だって河川を広げた時にはなかったんじゃ…。
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そのあとも河川敷を散策。
なんでオギ(ススキに似ているがオギだと思う)の穂はみんな同じ方向に向いているのだろう?
とか
昨日見つけた鳥の巣の主がいないなぁ、とか。
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焼玉エンジンを聴きに 

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ちょこっと浦安に行ってきた。
目的は国内でも動態保存されている焼玉エンジンを見に、ココだけだろうと浦安市郷土博物館にいくためだ。
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駅の脇っちょの道にバス亭があり“おさんぽバス”で博物館へ。
このバス、バス亭に番号が振れていて分かりやすいのと、大人子供区別なく100円で20分間隔で運転している。小さいので座席は12人くらいしかない。

そんなこんなで揺られつつ博物館へ。
入館すると案内所で「屋外展示場からご覧ください」とのこと。
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土曜日に焼玉エンジンの実演をしているとはネットで情報を仕入れていたが、時間がわからなかった。到着した13時30分頃から運転開始。

さて焼玉エンジンとは何ぞや?そう思いますよね。
1970年代くらいまでに物心がついている人は覚えているかもしれませんが、いわゆるポンポン船のエンジンです。遠くで聞くとポンポンという音に聞こえていたんですね。

焼玉エンジンは、最初“焼玉”と呼ばれる蓄熱部を加熱して一度回転を与えるとドンドン回るエンジン。基本的にディーゼルエンジンのようだが、焼玉に燃料を垂らして気化させ、ピストンで圧縮することで爆発しピストンを押し下げます。この時の熱は焼玉を温めるので動かす最初だけ焼玉を加熱するしかけのようです。
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匝なんて夕暮れの隅田川をポンポンと上がったり下ったりするイメージが思い浮かぶんですが、時代的に見たのか、映画やテレビで見たことが実体験と錯覚しているのか定かではありません。でも懐かしさを覚えるということは、幼少期の思い出なのでしょう。
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このエンジンは博物館によれば、昭和33年に静岡県土肥町の鈴木鉄工所で作られ、浦安の貝運搬船「吉岡丸」に搭載された35馬力のエンジンだったそうです。

そして浦安の漁民が漁業権放棄した1964年に江戸川に投棄されたのを1997年に川底から引き上げ、土肥町で修復作業がはじめます。1970年代には焼玉エンジンから小型ディーゼルエンジンに代わり、既に部品がない状態で30年も川底にあったエンジンを修復するのは大変な作業だったと思われ、動態保存に向けた浦安市の熱意には驚くと共に称賛したい気持ちでいっぱいです。

そんな過程を経て2001年、製造から43年を経て再びエンジン音を町中に響かせることができたのでした。

浦安市郷土博物館
http://www.city.urayasu.chiba.jp/menu1527.html

焼玉エンジンとは
http://horippa.gozaru.jp/bike/plug/pluge.html

いちご三昧の旅 イチゴ狩り編 

前回からの続き

さて抱えるほど摘んだ菜花といちごシロップを持って鄙の里から枇杷倶楽部まで来た時と同じ循環バスで移動。バス亭に着くと係のおばさんが待っていた。

徒歩でいちご狩りをする苺庭園までの間にツアー客のトラブルの話も聞く。
「中には遅れてしまって電車を車で追いかけたこともありました…」
それはすごい。

ハウスに入ると早速説明を聞く。
練乳がいるかどうか訊ねられたが、姪が例の如く意味不明に「いらない」とほざくので、「念のために貰っておきなさい」と説得する。
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匝は「5種類のイチゴのうちおすすめは?」と聞くと
「うーん、ココでしか食べられないのはモモコです」
うむ、モモコみてろよ。

さぁ、いよいよ30分一本勝負。
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5種類とは、章姫(あきひめ)、とちおとめ、トムベリー、紅ほっぺ、桃子。
トムベリーとモモコは南房総生まれ。

匝と甥っ子はモモコ退治に奔走(笑)。摘んでは食べ、食べては摘む作業。
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「三つも食べれば十分とか言っていたじゃん」とかいう抗議をよそに黙々と食べる匝。
「練乳がなくなったぁ!」とは姪っ子。この子はさっき練乳はいらないと言っていたのに。
「お代わりしてきなさい。はずかしいから一人で行って」
しっかりもらってきた。ついでに甥っ子も貰ってきた。

しかし色つやのいいいちごです。
せっせと受粉作業をするミツバチとせっせと実を摘んでは食べる3人(匝妹は既に退出した)。
ここは3人だけの世界です。
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30分を堪能しお腹いっぱいで退出。外では菜の花まつり開催中。菜の花の天ぷらをいただき(!)、菜の花畑を散策。その後土産物屋を物色したものの、甥と姪のいらないような土産買って買って攻撃に合うは、手に持つ菜花が重いはで疲労困憊。出発時間までまったりしていた。
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15時46分発のバスに乗り富浦駅発16時07分の特急に乗る予定が…
バスが来ない!
5分くらい遅れても…来ない。
10分遅れでさすがに焦る。そうだ!さっき迎えに来たおばさんに助けを求めよう!
枇杷倶楽部に電話をするとすぐに事情が分かったようで車で飛んできた。
「バスは高速入口の渋滞に巻き込まれているかもしれませんね。信号のない裏道で…間に合うかしら」
思いのほか早く着いた気がした。踏切を渡り駅が見えるとホッとする。
おばさんには手を振り振り急いで改札へ。駅の跨線橋を渡る頃入線の案内放送が。
ふぅ、どうにか間に合った。

でも楽しかったですよ。帰りの車中、眠らせてくれたらもっとよかったのに(苦笑)

いちご三昧の旅 菜花編 

前回からのつづき

いちごシロップ作りを終えた後、用意された自動車に運ばれて1分ほどで農園へ。
ポピーの手入れをしていたおばちゃんが係のおばさんと親しげにお話。
「で、チケットは?」
「係の人に渡しました」
「あとでバスの方の分も一緒にお持ちしますから」とは係の人。
「で、いくら?500円の人?」
「えーと、係の人に聞いて」
目を向けると目配せしつつ指を3本立てるも…
「あぁ、300円。あれだよ、ちいさい袋…これこれ。じゃ、これに入れて」

JRプランだと300円コース、コンビニでペットボトルひとつにあんパン買った時に入れてくれる程度の小さな袋ってことです(苦笑)。

さぁ、この広い菜花畑をたった4人で摘み放題(ただし袋一杯)。
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つぼみがでているところを茎からポキッと折ります。といいますが、まずみつからない。
意外と子供らが見つけるのは、低い位置からみているのでつぼみがみえるのだろう。

そこへ農園のおじいちゃん登場。
「おぉおぉ、どこからきた?え、川崎?そうかそうか」
そう言って菜花摘みの指導。
「一週早かったかなぁ、あんまねぇな。ほらここにある。これをこうして取るんだ」
そうやって実演しているだけで5、6本も摘んでくれた。

係のおばさんも摘んでくれる。自分で摘みたいんだよー!!
このポキッという感触がやや病みつきになってきた。折ると茎から水分が流れ出る、この新鮮さ。

慣れてきたのか姪と甥もどんどん摘んでいく。袋に入り切っていない。
「じゃ、袋を交換して」
さらに摘み続ける。摘みながら歩いているがポロポロと摘んだ菜花が落ちるので、まさに落ち穂拾いをする匝。こっちもいっぱいなんだよぉう。
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係のおばさんが
「はじめに袋を少し伸ばしておいたほうがよかったわねぇ」
そういうことは摘む前にお願いします。袋に入れても出てくるのはいかんともしがたい。
そもそも500円の袋ならもっと大きかったのではないかと。

途中、観光バスが農園に横付け。おばちゃんたちがイナゴのように菜花畑へ散り摘みはじめる。
15分くらいでバスに戻っていったが明らかに同じ袋で我々の方が一杯摘んでいる、っていうか、「あんた達なんで抱えるほど持っているの?」みたいな視線で見られた。

匝妹はカバンから手提げ袋を出し菜花摘み2袋を収納。残り二つは匝が両手に抱いていたが食後、このままでは身動きができないので係のおばさんにお願いして手提げ袋を貰った。
それにしても重いんです。
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さて鄙の里に戻るとお客さんが増えている。
既に匝たちの食事は予約席に用意されていた。
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パスタに入っているカリフラワーらしきものは「ロマネスコ」だった。
里山ランチということで、ふきのとう味噌を乗せた鶏がとてもおいしい。
それにしてもイチゴ狩りの前にイチゴフォンデュはなかろうもん。朝もストロベリーヨーグルトだったし、いちごシロップでも余ったいちご食べたし。少しは考えろよー。
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まぁ、文句を言っても仕方ない。いちごにチョコをつけて食べてみた。
「おぉ、うんまい!!」
ペロリとすべて食べてしまった。
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さぁ、いちごを食べる練習をしましたよぉ。
これからイチゴ狩り本番です!

(つづく)

いちご三昧の旅 シロップ編 

週末19日の土曜日。姪と甥らを連れて房総へいちご三昧の旅へ行くことになった。

いちご三昧にもかかわらずこの日の朝食にはストロベリーのヨーグルト。
駅へ向かう途中では鳥からウンが付きました。運でなくウンですけどね。
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秋葉原から特急新宿さざなみ1号に乗車。2時間の鉄道の旅。
錦糸町でスカイツリー、千葉を越えて姉ヶ崎あたりから製鉄所や火力発電所を遠望し、上総湊から漁港など海の景色が増えるとともに対岸の三浦半島観音崎あたりが見る。金谷の鋸山ロープウェイが過ぎると目的地の富浦である。
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どんなコースかというと下のパンフの通り(クリックで大きくなります)。
キップだけもらっての個人パック旅行。結構多くの乗客が富浦駅で降車したものの、この旅行は我々だけだったようだ。
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この辺一帯は南房総市となった模様で観光案内にも力を入れているようだ。快速バスうらら号とやらも実証運転中らしい。このバスに乗車する我々とおばあさん1人の計5人。途中、高速入口手前で渋滞にはまるも25分くらいで最初の目的地“鄙の里”へ。

案内所に聞いてみるとチケットを引き換えで早速いちごシロップ作りに入る。

1)ヘタを取る
2)イチゴを半分に切り瓶に入れる
3)イチゴが一、二段くらいになったら同量の砂糖を入れる
「同量とは体積比なのか重量比なのか…」とつぶやいたら「いいからやる!」と妹に言われる。
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4)瓶いっぱいになったら半分に切ったレモンを絞って汁を入れる。
これ、固い。いったん揉んでから絞ってみると種やらなんやら入っていった。
「緑のはヘタじゃない?下手なんじゃない(笑)」とか言われてもへっちゃらなのだ(泣)。
どうせ濾して汁を使うんだし…、残った実はどうするんだっけ?
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ま、こんな感じになったんですが、ここからおばさんが
「振って振って、どんどん振って」といいますので振ります。必死です。
姪っ子はマラカスのように、匝はシェーカーのように。
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ゲッ!半分になってしまった。
「イチゴを継ぎ足ししてはいけません」
おばさん、やるな。

これを冷蔵庫に入れ、2日くらいしたら濾してシロップを炭酸で割るなどして楽しんでくださいとのこと。残った実の方も何かに使えると言ったが思い出せない。
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諸般の事情で会社へのおみやげは心を込めて作ったシロップ2瓶ということで。
以上は業務連絡です。

(つづく)

雪の二子玉川 

今年はラニーニャの影響もあって日本は雪が多い。
東京も2月の三連休あたりに降雪がありました。
2月14日夜に降った雪は、翌日多摩川河川敷を白く覆ったのでした。
(写真はクリックすると大きくなります)
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撮影は東急二子玉川駅ホームから。
写真奥が下流です。下流に見える橋は第三京浜の橋。遠目に見えるビル群は武蔵小杉周辺。
写真中央遠くに見える四角い建物が武蔵中原の富士通。


イモリ釣り 

久しぶりに登場のイモリのカルボさん。
給餌する時に餌にくらいついたまま離さず、まさにイモリ釣りの様相で…とかツイートしたら見たいというお方がいたのでビデオ撮影をしてみました。

一人では写真を撮ることができなかったのです。

餌を飲み込む時に、んっぐ、んっぐっと目を閉じつつ飲むのが可愛らしい。
また「最後、寝てますねぇ」とツイートされましたが、ほとんど眠っているところを見たことがありません。この6年で2回ほどつついても動かずに「死んでしまった」と勘違いして取り出したところ、起きた!ということがあったくらい。

以前にも書きましたが、動いているモノ以外は見えていない感じ。音や匂いには意外と敏感です。お腹減らしていると人が通ると人影を追いつつ水槽をバンバン(音はしないが)しています。

昨日知ったのですが英語では“Japanese Fire Belly Newt”というらしく、訳せば“日本火炎腹いもり”となる。
なるほどアカハライモリの腹模様を炎に見立てているわけか。それはなかなかいいセンス。

職人魂 スターリングエンジン(修正版) 

時系列が前後していてごめんなさい。
今度は2月5日の“おおた工業フェア”でのお話に戻ります。

ツイッターで知り合った漫画家のたなかじゅん先生が大田区の町工場の人たちと活動するチーム職人魂さんのブースに伺いました。
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入口すぐにブースがありました。今回は素敵なスターリングエンジンを紹介します。
もちろん、これ以外にもあったのですが長くなるので追ってご紹介しましょう。

下の写真がスターリングエンジンです。
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スターリングエンジンを一言でいえば温度差で動く空気エンジンってところでしょうか。
詳しくはまた後日書こうと思います。

電球の色で黄色が強いですが青アルマイトがきれいなエンジンです。
どのように温度差を得ているかというと、円筒上部の青い部分と下の青い部分に銅板が下は青アルマイトのアルミ板で、ここの温度差を利用します。
温度差によって中の空気が膨張と収縮をうまく動かすことで回転力に変換しているんですね。
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エンジンのトップの銅板には、たなかじゅん先生の“小夏ちゃん”(でした)“テク乃ちゃん”(だったはず)
たなか先生が描いた絵を電通大の学生さんがCADのデータに変換してくれたのを加工機に入れて作ったものだそうです。

青いフランジはアルミの耐蝕処理としてのアルマイト。アルマイトは電流によってお弁当箱の黄色以外にも白や青、赤そして黒などができます。ここでは青と赤のアルマイトがされたエンジンが並べられていました。

銅板にある白いものはドライアイス。よくみるスターリングエンジンは火などで熱を与えるのですが、展示場では火気が使えないということでドライアイスで冷却することで室温との温度差を作っているそうです。温度差利用ということで加熱を考えますが、冷却という方法も使えるのがスターリングエンジンのおもしろいところでしょう。

あと上下の青いフランジを締結しているのはアクリル棒。前作では金属を使っていたそうですが、上からの熱(ここでは冷たくなるのですが)が下に伝わるのが霜でわかったそうです。下部も冷たくなると温度差が小さくなり効率が悪くなるため、熱を伝えにくい樹脂(美しさでアクリル)に変えたとのこと。
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モノづくりの本当の楽しさは、試行錯誤しながら考えて悩んで形にしていくことだと思うんですよね。だからプラモデルとかキットなどは入門としてはいいけれど、自分なりにアレンジしたり構想から作ってしまえるようになると本物だと思うなぁ。

上の写真の部分。上下に動くピストン二つで円盤(フライホイール)を回転させる。このしかけや、写真中央ちょい上の部分で軸を使わずに締結している。ここに惚れました。

動くところは動画をどうぞ。


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その他、伝熱板も含めてすべてアクリルで作ったエンジン。あっ、上下はアルミ板かな。記憶にないな
これはこれで透明感があってきれい。裏にあった青色電球LEDの光がいい感じだ。

下は今までの作品。フライホイールのデザインがなかなかおもしろい。フライホイールに偏光板をつけて色の変化を楽しんだり、オルゴールにしてみたりっていうのも楽しそうだ。
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陸に上がった潜水艇 

最近、更新を怠っているので過去のネタでアップされていないものがある。
早くアップしないと忘れてしまうので今後いくつかアップしていく。

ということで、昨年秋(9/26)に行った船の科学館の屋外展示。
ここには深海探査艇があるのだ。
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上の探査艇は“PC-18”という深海潜水艇。
説明板によれば…
『水深200~300mの海中を自力で推進し、海中作業を陸上と同じように行うことができる潜水艇です。艇の先端には、マニピュレータが装備され、岩盤の調査などの作業に威力を発揮します。また、ダイバーが容易に海中に出入りできる装備も備えられているのが特徴です。

このPC-18は、昭和56年(1981)神戸市で開催された国際博覧会(ポートピア'81)で展示されたものです』

この展示品は模型とのこと。
全長は7.7mで幅2.4m、高さ2.6m。乗組員4名で速度は2.5ノットのアメリカ製(ペリーオーシャングラフィック社)。
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こちらの丸いものも潜水調査船。特徴的なのが底部がアクリル製で海底を見回すことができることだろう。船体にはNKKと日本鋼管とローマ字があった。
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説明板には…
『潜水調査船“たんかい”は大陸棚海域の潜水調査を目的に、(財)日本船舶振興会(日本財団)より資金援助を受けて、(財)日本船舶用機器開発協会と日本鋼管(株)が昭和54年(1979)3月に共同開発した小型潜水調査船です。
 この潜水調査船の特徴は、球状をした船体の下半分がメタアクリル樹脂製の透明耐圧殻でできていて、広い視野での調査・観測ができることです。
 また海中では、7ヶ所のジェットノズルからの水噴射により姿勢制御や移動を行い、水深200mで最大48時間の連続潜水を可能としました。なお、潜水調査に必要な電力や電話・TVカメラ回線などは、デザートケーブルで母船と連結・供給されていました。』
とある。
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説明板に耐圧殻「たいあつかく」とあるが、JAMSTECや技術的には「たいあつこく」と呼ぶらしい。
理由は今のところわからないが、とある偉い先生が言い誤ったのが広がったとか、そんなこともあるかも知れないと空想。

説明板の図をみると下のようになるらしい。
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母船と潜水調査船を結ぶのはデザートケーブルというらしい。電力や通信ケーブルも入っているらしいが、今だとアンビリカルケーブル(へその緒)ともいう。はて?デザートとは…

推進系は水噴射というのはいいが、球体なので安定するのか、またどうみても上部が重いように感じられるがひっくり返らないのだろうか。そんな心配ばかりするものの、この調査船の資料はネットでは見つからない。残念。

この頃は先進国で海底探査がブームだった。海洋資源などが語られていた頃でもあったからかな。
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上は現役の“しんかい6500”(模型)。未来館に展示されているものだ。
先に紹介した潜水調査船は200mだが、こちらは6500m。この差を実現する技術が…と言いたいが、そもそも先の調査船は大陸棚の海洋資源探査が目的なのでここまで深く潜る必要はなかったという事実はあるかも知れない。

ところで6500ももうじき設計上の耐用回数に達するらしく退役してしまうかも。次の有人潜水艇はどうなるのだろう。

着脱式手動運転補助装置 

“おおた工業フェア”で出展されていた小さなカートみたいな乗り物。
よく見ると下肢障害者向けの補助具だった。製品名は“SWORD(ソード)”というらしい。この青いカートではなく、黒いハンドルとアクセル周りの製品ね。
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この補助具は足の不自由な人でも自動車が運転できるように、また、大掛かりではなく着脱可能にしてひとつで複数の自動車で使用できるようにしている。

運転者は飛行機の操縦桿よろしく操作するグリップを股の間にあるように装着する。

操作は次のようになる。
1)加速(アクセル)はグリップを引く
2)ブレーキはグリップを押す
3)ブレーキを踏みっぱなしの状態にするにはグリップを押したまま捻る
という操作で加速・減速ができる。
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写真が見えづらいけれど、ハンドルにもグリップがついているのがわかるだろうか。
片手は加速・減速のために常にあるため、ハンドルは片手操作になる。そこで片手でも運転しやすいクルクル回る握り玉のようなものをつけて容易に運転しやすくしたようだ。
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都会はともかく地方の自動車がないと生活が難しい地域では身障者の自立のためにもこのような製品が役に立つのだろう。活動の場が増え、社会に貢献できるようになれば本人にも社会にもよいことだと思う。

ちなみに製品価格は、198,000円とのことだ。
障害の対象は脊髄損傷レベルC7以下の下肢障害者だそうだ。

車椅子deドコデモ:SWORDとは
http://www.isudoko.jp/free/sword/


イオンエンジンを駆る「はやぶさ」小惑星探査機の宇宙往復航海 

“おおた工業フェア”の最終日2月5日に行われた基調講演は「イオンエンジンを駆る「はやぶさ」小惑星探査機の宇宙往復航海」で國中均先生が講演された。
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講演の中身は次の通り。
通常は1時間程度だが今回は2時間あるので普段より多くお話しできると冒頭喜んでおられたが、残念ながら時間はオーバー気味で6番目の「大航海時代」は飛ばされた。
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1の電気ロケットはイオンエンジンの概略説明
2.小惑星からの標本採取ではその意義を、
3.はやぶさ小惑星探査でははやぶさによる往復の旅をイオンエンジンメインのお話。
4.小惑星のなにが分かったのか?は5の雑感にもつながるのだが、エンジニアの立場から地球からの光学や電波望遠鏡で知り得た以上の成果、それこそ持ち帰ったのはわずかな量の砂なったが望遠鏡ではぜったいに見ることのできない原子レベルの観測もできた、と力説。これは実際にそこへ行って持ち帰らないとできない。
7は「はやぶさ2」の話以外に木星探査の話をされた。
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上の写真はイトカワの大きさをわかりやすく大田区に当てはめたもの。
イトカワの長手方向の長さは約530メートル。ほぼJR蒲田駅から京急蒲田駅の間にすっぽり入る程度であることを示していて分かりやすかった。

イオンエンジンの研究と開発には実に10年以上の歳月を費やしたそうだ。
“はやぶさ”の推進にイオンエンジンを搭載するかどうかの時にはまだ完全にはできておらず、まだまだ開発を続けなければならない時期。最低でも2万時間の耐久試験が必要で、当時はデータもなくシミュレーションや何らかの加速試験方法もなかったので実際に2万時間の試験が必要だったそうだ。1年は8760時間だから実に約2年の試験をしなければならない。

研究自体は5年が過ぎたがまだ完全ではない。予算の都合もあってなかなかチャンスが回ってこない中“はやぶさ”の計画に手を挙げないと次のチャンスがあるかどうかわからない。できるかできないか。やるかやらないか。國中先生は腹を決めハッタリをかましたそうだ。

そう“ここぞ”という時のハッタリ。これはとても大切なことです、というのが匝が得た最高の収穫(笑)

知識も技術も予算もNASAと比べて2ケタの差(だったかな、予算だけだと10倍(1桁)は違う)。この差の中、成果をあげること、モチベーションを維持することについても語っていた。

帰宅する道で聞いておけばよかったなと思ったこと。
「はやぶさ2」については先生も「はやぶさ」と同じように頑張りますってお話されていたが、おそらくは木星探査に目を向けているのだろう。エンジニアや研究者は次のステップに進みたいものだ。

木星探査ではイカロスのような太陽帆に薄膜太陽電池を貼ったようなイメージだそうだ。これにイオンエンジンを搭載するのかどうか、先生はこの計画でもハッタリをかますつもりかどうか…。

先生も時代へ技術とモチベーションをどうつないでいくか、というテーマがあるらしい。ここは中小企業と同じで日本全体の問題なのかもしれない。

JAXA:ソーラー電力セイル技術を生かした木星・トロヤ群探査計画の初期検討(pdf)
https://ssl.tksc.jaxa.jp/sss/sss10/pdf/P2-92.pdf

ふゆみずたんぼ米 

2月5日、京急蒲田近くで行われた“おおた工業フェア”で出展されていた“加美電子工業”さん(実のところはNPO未来産業創造おおさき)でいただいたお米「ふゆみずたんぼ米」。

何よ?「ふゆみずたんぼ米」って。
そもそも“大崎”ってどこかと思って聞いたら“古川”らしい。あの辺一帯が市町村合併で大崎市になったとのこと。
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調べてみると宮城県のサイトにありました。

宮城県:みやぎの元気探訪記「ふゆみずたんぼ」
http://www.pref.miyagi.jp/tisin/hustle/hustle_19/feature/feature001.html

ここによると「ふゆみずたんぼ」とは冬の間も水を張ったままにした田んぼ(冬期湛水水田)なのだそうだ。
その特徴はというと…

1)水鳥(渡り鳥)がやってきて糞をすることでリンを多く含んだ養分豊富な土ができる。
2)水を張ったままだとイトミミズが多く発生し田んぼの有機物を分解。でてくる糞は菌類と混じりながらトロトロの泥を作ることで雑草の種を埋没させて草の発生を抑制する。
3)水があるのでカエルの産卵を助け、春にはいち早く活動することで害虫の発生を抑える。

なのだそうです。さらに大崎市にある蕪栗沼はマガンの飛来地。このマガンとの共生を謳っている。
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生産者へのインタビューによればむずかしいのは“雑草対策”と“苗作り”だそうだ。
「手間がかかった田んぼは不思議と米の収量も多いし稲の姿もいいね。米も生き物だから心が伝わっているのかな。 」

調べていくとよいことだけではないようだ。
ガンやカモは稲の苗を食べてしまう食害を起こす。だから普通に考えると生産者から嫌われる。
冬期湛水水田を実施することは害鳥としてのガンやカモを引き寄せてしまう。

農薬や化学肥料を使わない農法や水を張りっぱなしにすることで他の田への影響、メタンガスの発生を抑制するため田を耕さない不耕起栽培の導入。

「ふゆみずたんぼ」の第一の考えはガン・カモの守ること。そのためには農家との共生を図る多くの努力が必要になる。これらの努力の結果ガン・カモの保護のほか、カエルやクモによって害虫が減り有機栽培が可能になったこと。ドジョウやメダカも帰ってきて、なんと子どもたちまで田んぼに帰ってきたとのことだ。

このお米はササニシキ。コシヒカリに押され最近ではめっきり見かけることもなくなってしまった。
「ふゆみずたんぼ米」にはいろんな思いがぎっしり込められたお米なのかもしれません。その思いをかみしめるように食べてみたいと思います。

参考:
株栗ぬまっこくらぶ
http://www5.famille.ne.jp/~kabukuri/index.html

月刊地域づくり:「ふゆみずたんぼ米」生産の効用
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/0807/html/f05.htm

ペットボトルのふたの謎 

過去に“炭酸飲料 その2 ”では一般用、炭酸用、耐熱用などペットボトルのふたに関するネタを書いたことがあった。

そんな中、ペットボトルのフタを見ていると気になることがあったのだ。
まずは何の変哲もないようなペットボトルのふた。いずれもお茶用である。
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そしてこのふたを側面から見るとなにやらお口が開いている。
っていうか、明らかに隙間がある。緑のものも白いものも6か所開いていた。
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裏側からみてもちゃんと開いているので貫通している。ちなみに白いのは裏から見えにくい形状だったため写真は断念。
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ここで疑問がふたつ。
1)なんのための穴なのか
2)どうやって穴を明けているのか

ググってみたら答えを発見。

exciteニュース:ペットボトルキャップの切れ込みの存在、知ってますか?
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091181487278.html
この穴には名前があって「ベントホール」というそうだ。
役割はペットボトルの飲み口の洗浄。

さて「ベントホール」だが、これは会社によって名称が違うらしい。
参考にしたサイトに書いてあったのは...

「ベントホール」→日本山村硝子
「洗浄スリット」→日本クラウンコルク
「リンスホール」→アルコア

なのだそうだ。「ベント」は排液、「リンス」は洗浄の意
ちなみに写真の緑のフタはアルコア製。

穴を明ける方法はまだわからない。成形段階で既に明いていると考えるのが普通ではある。

役割は名前の通り洗浄するため。では、なぜ洗浄するのか。

飲料をボトルに入れる際に口に液だれをすることがあるらしい。ここにお茶やコーヒーなど色の強いものが垂れると、フタを開けた時の飲み口に汚れが付いているように見えてしまう。それを避けるために蓋を閉めた時にココからこぼれた飲料を排出するとともに水を噴きかけて洗浄するのだそうだ。

小さい隙間のようだが実際にはあたたか~い飲料を入れているので熱でもう少し開くらしい。

ここまできてペットボトルのふたの奥深さを感じつつある。
これからもいろいろ観察して調べてみよう。


参考サイト:ペットボトルキャップ時評
http://pbccr.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/index.html

牡蠣と豆腐の旨煮で牡蠣のお話 

最近、お酒を飲みたいということがなくなった。
これは一昨年から昨年はじめにかけて会社で一時帰休を実施し、さらに管理職は役職手当をカットされたために厳しい財政事情によって飲む回数が減ったことが原因だ。(あと悪友が失業したためお誘いがなくなった)

そんなことでお酒にとても弱くなり、特に飲みたいなぁということもなくなったのだ。
またなんでか食欲も少し減った気がする。こちらは多分に年齢の問題かもしれない。

とはいえお誘いあれば飲みます。先日籠さんで部長氏と飲んだのですがその時食べた牡蠣と豆腐の旨煮が美味しかったので、これとごはんで夕食をいただきました
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えぇ、周りの常連さんから「ひとりだけお酒も飲まずに定食風の人がいる」など、笑われました。

匝は牡蠣が好きなんです。
できれば生なんですが牡蠣鍋とかも好き。ちなみにカキフライは食べないことはないですが食感が苦手。

牡蠣というと厚岸産とか松島、広島産などありますが能登の牡蠣もおいしいらしい。
ちょっと試してみたい。

牡蠣って動かないため筋肉はなく内臓だけみたい。モツとかサンマでも内臓大好きなので牡蠣も好きなのかもしれません。

日本は魚を刺身にするなど生食の食文化がありますが、こと牡蠣については食中毒の恐れもあり産地以外では加熱して食べていたようです。でも明治時代、牡蠣だけは生食していた欧州から生食文化が伝わったとwikipediaにあったので、生食がないと思っていた欧州で生食文化があったとは驚きでした。

フランスでは普通に生牡蠣がオードブルにあったそうだ。
そして欧州では緑の牡蠣が食されているのは有名。緑のは高級品とかいう話もあるようですが、あれは食べた
藻(珪藻らしい)が透けて見えているみたいですね。先にも書いたように牡蠣の身体は内臓ですから食べたものが透けて見えているのかも。

あぁ今度ぜひ、鍋の科学っていうのを書いてみたい(笑)

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