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浅井製作所見学 その1 イントロ編 

ツイッターでねじの頭の作り方の話題になった時、ねじ商社さんと漫画家じゅん先生が相手をしてくれた。
そしてそこからねじ製造会社である埼玉県にある浅井製作所の社長さんと出会い、先のねじ商社さんから「浅井製作所に見学に行きましょう」という誘いを受けて7月16日に3人で行ってきた。

ちなみに浅井製作所では、個人でも見学可能です。事前に連絡してくださいね。

浅井製作所
http://nejikouba.com/
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工場に伺うと表には「ねじや」のおおきな日除けのれんがあって目印になる。

浅井製作所は浅井社長ひとりで切り盛りしている。ホームページによればねじ頭をつくる圧造機10台、ねじの螺旋溝をつくる転造機10台、タッピングネジの先っぽをつくる足割り機6台。これらをひとりで調整して動かし、日産約5万本のねじを作ることができるそうだ。製造できるねじは、M1.4~M3やそれに近いタッピングネジで長さが25mm前後のものだそうだ。

取り扱う材質は鉄が一番多く、次にステンレス。その他真鍮やチタンなども加工でき、それ以外も社長の気の向くまま試しに作ってみるという好奇心旺盛なところがあるようである。とにかく明るい社長さんだ。

結構個人の方からも問い合わせや注文もあるようで、これは昔のレトロなマイナスねじ、またはロボットやラジコン用に省スペースで使えるねじ頭の低い低頭ねじなどが売れ筋とのことだ。
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下の写真はプラスねじの食いつきを検査する試験棒。
プラスねじとドライバーは食いつくように穴がつくられているそうだ。ドライバーが着磁されたものもあるが、ステンレスだとくっつかないのでねじを回す効率を考えてできたのでしょう。
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ねじはプラスの他にマイナス溝のものもある。以前はマイナス溝がメインでプラス溝のねじはなかったのだそうだ。
しかしマイナス溝のねじはドライバの回転中心とねじの回転中心がずれて回しにくく、またねじからドライバが抜ける場面が多々あり、非常に作業効率が悪かったようだ。

1933年米国のジョン・P・トンプソンが発明したセルフセンタリングを有する十字穴ねじを発明するもねじ業界から認められなかった。しかしヘンリー・F・フィリップスに認められトンプソンから取得した特許を元に改良した十字穴ねじが1936年に特許取得。自動車業界に採用されて世界中に広まったのだそうだ。

フィリップス・スクリュー社:ヒストリービュー
http://www.phillips-screw.com/history_about_phillips.htm

wikipedia:Henry F. Phillips
http://en.wikipedia.org/wiki/Henry_F._Phillips

ねじの歴史だけでなく、素材、加工、処理などを知ると、たかがねじ、されどねじということがわかる。少なくともねじなしでは現在の産業は成り立たないだろう。
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ねじ工場は機械油のにおいが当然する。床も油が染み込んでいるくらいだ。
しかし機械の脇には食用油が…

「ステンレスねじの加工だと頭が割れたりハイスパンチ(金型)の劣化がはやくなるんですが、植物油だとある程度防げるんですよ」
と浅井社長。ねじ業界ではあたりまえのことらしいですが、なぜ防げるかは知らないそうだ。
実に奥深い。ちなみに食用油はその時の特売品で構わないそうな(苦笑)

さてこのあと数回にわたり見学した加工方法を書き記していく予定だ。
工場内の雰囲気は下記の動画で感じてほしい。



(つづく)


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南極・北極科学館 その3 生き物編 

前回の乗り物編に続き、生き物編。

この縞々の魚はライギョダマシ。小さくて可愛らしくどこが雷魚なのかと思うのだが…
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大人になるとこれほどの大きさに。全長175cm、体重80kg。楽しみの少ない南極ではこのビッグな魚を釣るのが娯楽の一つらしい。氷に穴をあけて釣り針に餌をつけ糸を垂らすだけで釣れてしまうらしいが、ワカサギ釣りくらいの穴だと巨大さに穴にひっかかって釣りあげられない。

白身魚として食すらしいが、いったい何人分あるのだろうか…。
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こちらはタコである。一見、胴長・短足だ。
名前はオオイチレツダコ。なにが一列かというと…
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吸盤!実は日本近海のタコは吸盤が二列なんです。
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さて胴長・短足のタコがいるかと思えば…、脚の長いワラジムシのなかま。
うーむ、わらじに脚が生えている。ワラジムシの仲間とあるので陸生なのだろうが、どうやって歩いているのか?
あとお尻が妙にとがっているがなんだこれ?気になる、興味ある(笑)フナムシとは違うのかいな。

でもこんなワラジムシが近寄ってきたら気持ち悪い(爆)
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こちらはウニだ。団子状のウニにヘラや棒が突き刺さっているような具合で痛々しいが、これがウニのトゲらしい。
こちらも上述のワラジムシ同様に詳しい説明はない。このトゲ、触るとポッキリ折れてしまいそうだ。
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下の写真はアイスアルジーの説明パネル。
南極に限らず海氷の下には藻類、特に珪藻が付着して茶色になっていることがある。

これは大きな海でも足場としての海氷があり、日が長くなると氷を通して日光が届き光合成ができるようになる。
栄養分は海水のほか、海氷に取り残され濃縮された海水(ブライン)が日が長くなることで海氷がとける時に藻類が栄養として利用する。

氷を通した弱い光でも効率よく光合成ができるのだろう。大きくなると海氷に垂れさがるようになる。これらを餌にオキアミなどのプランクトンが集まり魚を呼ぶ。それらを餌にするアザラシやペンギン、クジラなども集まる。

大きくなったアイスアルジーはちぎれて海底へ落ちていき、海底のプランクトンやウニなどの生物の餌にもなる。

アイスアルジーは極地の食物網の底辺となるものと考えられるだろう。
もし温暖化で海氷が少なくなればアイスアルジーは足場を失い、急速に減少すると思われる。すると極地の生態系がどうなるか…、考えさせられるパネルだった。
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NHK for School:氷の中で成長するアイスアルジー
http://bit.ly/pDNQ5r

北海道人:流氷入門
http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200501/nyumon_1.html

(つづく)

天然柚子と純米酒から生まれる松波ゆず子 

松波ゆず子、日本酒と柚子で作ったお酒。能登の松波酒造さんのお酒です。
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ゆずの香りとさっぱりとした飲み口が炭酸水で割るとさらにおいしい。
女性向きのお酒かなって思いますが、サワー代わりにしてもとてもいいと思います。

瓶のデザインもすてき。能登ではゆずの産地だったんですねぇ。
ゼリーや寒天にしてしまってもおいしいかも。

松波酒造:松波ゆず子
http://www.o-eyama.com/shop-cgi/shop/detail.cgi?code=yuzuko

能登のいしる干し 

能登土産に買ってきた干物、いしる干し。
お店(加工場)でお勧めを聞いて、いしる干しのサバを買う。もっとも一種類だけではと、イカとフグも買った。
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いしる…、いわゆる魚醤だ。イワシやサバの内臓や骨(つまり魚の屑)を発酵させてつくる無駄のない食品。これは能登半島の輪島などのもので、珠洲などではイカの内臓が使われた“いしり”という魚醤になるらしい。

普段なじみある醤油とはちょっとクセはあるモノのアミノ酸などは豊富なのだろう。
そんなわけでいしる干しを炭火で焼いていただいた。

サバ、旨し!

丁寧に加工された干物で骨が気にならなかった。そして油ののったサバと薄口に漬けこんだいしるがいい味出してた。イカもおいしかったが、フグは既に食べられてしまった。

また食べてみたい逸品である。

能登のいしる干し新甫実商店
http://shinbo-minoru.com/hyouki.htm

能登の魚醤油いしり物語
http://www.ishiri.jp/


極地研一般公開のお知らせ! 

明日、7月23日土曜日は極地研究所の一般公開。
普段開館している南極・北極科学館のほか極地研も入館できるそうです。
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既に予約制の探検ツアーは終了していますが、その他当日参加のプログラムもあるので自由研究のネタを探しに行ってみよう。

ちなみに食べるところもコンビニもないところですから、午前中からの方は食料持参で。多摩都市モノレールの「高松」駅から歩いて10分くらい。

クマムシや南極の氷、最新の成果であるペンギンカメラで撮影したペンギンや新しい鉱石(宝石)の発見などの講演会もあるようです。オーロラ発生機なる怪しげな装置も…(笑)

予約なしのプログラムはこちら
http://www.nipr.ac.jp/tanken2011/list.html

極地研一般公開案内
http://www.nipr.ac.jp/tanken2011/index.html

南極・北極科学館
http://www.nipr.ac.jp/science-museum/index.html
南極に絡んだ自由研究もおもしろいかも!

南極・北極科学館 その2 のりもの編 

南極・北極科学館その1に続く2回目は「のりもの」。

まずは最新の砕氷艦“しらせ”から。
科学館のビデオ映像を見てはじめて知ったのだが、船から散水する機能があった。

これは、船体を氷の上に乗り上げて割る際に雪があるとクッションの役割をして冠雪抵抗となるため氷上の雪をとかしてしまうのだそうだ。

かもめプロペラ:融雪用散水装置
http://www.kamome-propeller.co.jp/ships/shirase/

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こちらは雪上車。
この雪上車は小松製作所製KD604。使用目的は南極展往復調査旅行だったそうだ。
1968年12月19日、第9次南極越冬隊が我が国初の南極点到達を成し遂げた旅行である。

毎日新聞:1968(昭和43)年12月19日 日本隊が初の南極点到達
http://mainichi.jp/select/wadai/newsbox/box/etc/2009/12/20091216org00m040015000c.html
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南極に向かう砕氷艦をはじめ多くは目立つオレンジ色で昔もそうであったらしいが、“島村英紀が撮ったシリーズ 「不器量な乗り物たち」その2:極地編”でのKD604の紹介によると『踏破隊の村山雅美隊長のアイデアで、真っ黒に塗られた。少しでも太陽熱を吸収しよう、という試みで、結果的には大成功だった。太陽が照っていれば、内部ではシャツ一枚ですごせたという』とあり、意図的に黒にされたようだ。
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ところで極地研は太っ腹で、貴重な資料である雪上車の中に乗り込むことができる。ただ、かなり狭いので頭をぶつけないように注意されたい。上の写真では運転席の後部に棚のような物が見えるが、これはベッドである。かなり狭い。夜はエンジンを停止するのでかなり寒かったようだ。

手前左手には無線装置、右手は右下の写真にある通りコンロが2つある。調理とかしたんでしょうね。
なんといっても南極点まで約2500kmの氷の世界を11人が83日かけて到達。生活の場はこの雪上車(4台)だけだったとはまさに探検です。
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こちらは燃料を入れるための手動式ポンプ。ハイスピーダー給油機とありますが1回転で1リットルの給油です。実際に科学館で回すことができます。1度にどれくらい給油できるかわかりませんが、燃費は250m/リットルです。つまり1回転給油すると250m進める計算です。実際に回すとわかりますが回し続けるのも大変だと思います。
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ところで現在昭和基地などで使われている雪上車は、コマツ製ではなく大原鉄工所製。第53次越冬隊では雪上車はじめ機械・設備の整備のために大原鉄工所さんは社員を派遣されるとのこと。

南極地域観測越冬隊では、研究者のほか設営や生活・観測を維持・整備する方々も参加されます。
そして極限環境下、みんなで助け合いながら越冬されるのは大変ですが貴重ですね。
南極地域観測隊に参加するには関係機関だけでなく公募もされています。

極地研:第53次日本南極地域観測隊員候補者の公募について
http://www.nipr.ac.jp/info/h23-53-youkou2/index.html

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極地研の天井からつり下がる無人航空機。どこかでみたことがある。
そう福島第一原発上空の写真を撮った無人航空機に似ている。

47NEWS:無人機、原発復旧作業に一役 2回撮影・画像提供
http://www.47news.jp/news/2011/03/post_20110330140840.html

極地研の伊村さんに聞いてみると同型機とのこと。原発を撮影したのはエア・フォート・サービスという会社なのだが、開発・製造元は富士インバックという会社だった。形から見てB-II型と思われる。
富士インバックからは、極地研のみならずJAXAやJAMSTECにも納入されていた。

極地研の無人機は車輪ではなくソリになっていた。なぜ無人機かというと、メンテのしやすさや有人機だとパイロットも必要でコストも当然高くなるし危険でもあるので無人機が活躍しているような話を聞いた。

この他、気象ロケットもあった。ぜひ南極観測を支えるのりものたちを見てきていただきたい。
(無人機と観測ロケットは“のりもの”ではないな…)

まだつづく

でこぼこだけれど平らなキサゲ 

写真は定盤というものだ。測定などする時にまったくの平面となる板だ。
鉄などで作る時、熱によるゆがみが少なくなるようにゆっくりと冷却させ内部に至るまでゆがみを少なくするのだが、表面を平面にするには機械加工で削る。

しかし機械で削ると削る時の摩擦熱などで表面がゆがんだりするため、どうしても10マイクロメートル(10/1000mm)くらいのゆがみが残ってしまう。これは家庭用アルミホイルと厚みとほぼ同じくらいのデコボコがあるわけだ。

ところでこの定盤をよくみると斑点がいたるところにみられる。これがキサゲのあとだ。
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キサゲとは機械加工をして平面を出した後、さらに平面度をよくするために手作業で削っていくことをいう。
なぜ手作業かというと、機械加工と違って少しずつ削るために摩擦熱によるゆがみがほとんどない。こうして5マイクロメートル以下の凹凸にしていく。
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凸凹?そう、まっ平らではない。
凸凹の深さや凸の部分の広さなどによって重いモノを載せた時の荷重の分散が良好になされるか。
また摺動面(往復運動など平面同士がこすれるところなど)に油がなじみ摩耗しにくいか、など、ただ平面であればよいというわけでもないようだ。特に摺動面は摩擦によって熱も発生するためゆがみが生じやすい。これを熱が加わっても均一になるように加工、それも手加工で作られるそうだ。

高精度で耐久性もある製品を作る技術。

こういう細かいところは日本人の得意とするところだが、見た目の美しさだけを模倣して凸凹はいい加減な海外製品もあるというウワサ。

価格だけで捉えると結局、工作機械が壊れたり測定精度や測定結果が悪くなったりすることもあるだろう。
世の中もっと大切なところを見れるよう、また見極められるようになってほしいものである。


ベランダビオトープの夏 

梅雨も明け、夏真っ盛り。
会社のベランダ・ビオトープも水草類もスクスク太陽を求めて生長中!
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このウィステリアの生長ぶりをみよ。
水中葉は春菊のような葉なのに水上葉は丸く、毛も生え、茎には棘まででてくるかわりっぷりになる。おとなしいのも今のうちだな。

ま、秋も近くなるとバッタなどがやってきて葉をムシャムシャ食べられる場合もあるが…
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水中ではアカヒレがどんどん増えています。
うーむ、ちょっと数が多いかもしれないので別に水槽がほしいな。
ビオトープを作っちゃうかな、どうしようかな。

アオバトを見たくて大磯へ 

アオバトという鳩をご存知だろうか。
公園とか神社などにいるドバトなどとは違う、ウグイス色した鳩だ。
(補足だがウグイス色は実はメジロの色でウグイスは違う色なのだがな)

それがまた、なぜか海水を飲みに丹沢の山から飛来するというのだ。

そんなわけで朝も早い電車で大磯に7時に到着。大急ぎで照ヶ崎海岸へ。
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突如現れる緑色の鳩の群れ。これぞアオバトである。
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朝7時から9時半くらいまで粘って撮影しても満足のいく写真はほとんどなかったのは残念。
飛翔するアオバト。前がメスで後ろがオス。オスには羽の色に赤が入っているのだ。
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換算600mm相当の望遠レンズで、さらにトリミングしていろいろやってもこんなもん。
連写機能ONでISOも800くらいにしたため画質が悪い。ピントもしっかり合わせ切れていないのもあるだろう。
そこをひいき目に見ていただけると嬉しい。
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岩礁に着地する。ほら、みんなが見守っているよ。
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ざぶーん!と後からやられますから、当人(鳩)たちはハラハラなはず。
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これ、たぶん海水を飲んでいるのだと思うが…。
決してフジツボ食っているわけではないはず…。
しかしなんで海水を飲むのか、いまだ解明されていないということだ。不思議です。
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念のため動画も撮っておいた。これもまた諸般の事情があって画質がよくない。


アオバトは集団でやってくるが、グループが去ってしばらくするとやってくるというのを繰り返すため、待ち時間があるのだ。そんな時は別の鳥が相手してくれる。
たとえばウミネコさん…だよね?いやセグロカモメ?
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トビはケンカで空中戦。
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こちらはたぶんウミウ。海にいるから(オイオイ)。だって見分けつけられないんだ。
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次回、チャレンジするとしたらいろいろ考えなければならないな。

四角いスターリングエンジン 

2月5日のおおた工業フェアでの職人魂さんのお話。
おまけというか予告。
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おおた工業フェアでの職人魂さんのブースで今だ調整中のあやしげな金属の塊。
これは野心的(?)なシリンダーが円筒ではなく四角い形のスターリングエンジン。
バラバラなのは調整しているため。うまく動かないのだ。
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取り外されているのは加熱部だったかな。
はじめてつくるエンジンで複雑形状、現物を手にすると試行錯誤の跡が見てとれます(こことここ、って説明されないとよくわからなかったけれど)
そんなわけで次回展示会で動くようになったらアップしようと思っていたのですが…
先日動いたそうです!
楽しみですねぇ。見てみたいですねぇ。続報あればお知らせしましょう。


寺家ふるさと村のコケ 

自転車で向かった寺家ふるさと村。
食後、少し散策することにした。
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熊野神社下で咲いていたオカトラノオの花。
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コケ?かなぁ。初見ながら、ホウオウゴケの仲間だと睨んででいるのだが…
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こちらはジャゴケだと思う。ところどころにある円形の黒いものは伊村さんに聞いたところ“雄器床”というものらしい。つまりこのコケは男の子ということだ。
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こちらは初見。シシゴケと睨んでいる。
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このシシゴケは杉の根元にワラワラと生えていた。触れたところ結構剛毛。
さらに土のところには別のコケ(ハイゴケ?)かな。
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植物の採集はいけませんとありましたが…、採集しないと同定ままなりません。
どうすればいいかなぁ。

鰻おいし寺家の里 

久しぶりなので慣らし運転も兼ねてって…デジャヴ?
そう昨年10月にもそう言って乗ってから今日までポタリングしていなかった!

そんなわけで暑い季節になってから、愛車MV2にまたがって…さぁ、どこに行こうか。
とりあえず鶴見川を上流へと向かうか。
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そうこうするうち新横浜のビル群が見えだし、日産スタジアムへとたどり着く。
ここは亀の甲橋。よくサギ類が魚を獲っているのだが、朝10時くらいだともうねぐらに戻ったかもなぁ。
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職人魂 アノマロカリスと偏心カム(動画追加版) 

2月5日のおおた工業フェアでの職人魂さん最後のネタ。アノマロカリス。
アノマロカリスをご存知ない方は、こちらをご参照あれ。google画像検索“アノマロカリス”

この装置はアノマロカリスの泳ぐヒレの動きをメカ的にしたもの。ハンドル回せば波打つように動く。
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ポイントはハンドルに直結する軸に対し偏心するカムをつけ、その上下の動きをヒレに伝えていることだ。
波打つようにするには、このカムの傾き(偏心具合)を少しずつずらすことで実現できている。


いまひとつわからない人向け。
下のふたつの図だが、左の大きな円が偏心カム。内側の小さな円がハンドルにつながる軸だ。
この軸の中心は十字線の交点だ。右側のも小さな円があり十字線があるが、これはヒレを動かすY字金具の支柱だ。テコでいうと支点になる。
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左の軸が反時計に回ると図下のようにカムがY字金具を押し下げる。金具は支点を境にヒレを上げる。
図にはしていないがそのまま回していくとカムがY字金具を押し上げていき、支点を境にヒレを下げる。
軸を回転させるとヒレを上げ下げするわけだ。

電気部品で上げ下げすることもできるが、これだととても簡単。機械って見ても作ってもおもしろいんですよ。

(2011/7/3追加)
以下は、職人魂特別顧問のたなかじゅん先生から教えてもらった動画。
JIMTOF(日本国際工作機械見本市)に参加した時の泳ぐアノマロカリスの雄姿。


今年のこの他の職人魂さん関連記事

職人魂 スターリングエンジン(修正版)

職人魂 圧搾空気エンジン

コケの謎―ゲッチョ先生、コケを食う 

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コケに取りつかれてから持病になるまでの過程が書かれている。
そしてこれを読む何人かも、きっと罹患してしまうに違いない。

コケ…。都会の中でもしっかり生きていて、まさに足元にいるにもかかわらず人目に触れることなく、まるで存在すらしていないかのような扱いだ。もちろん自分自身にも言える。

コケなどというのは苔寺とか癒しの苔玉などで楽しむものだと思っていたのだが、ツイッターでコケに感染(苦笑)し本を読んだり実際に町中のコケをみてその多様性に驚いた。

そしてもっともっとコケについて知りたくなって、この「コケの謎」という本を手に取ったのだった。

もともと学校の教員で生き物大好きな著者もコケには関心がなかったが、ある集いでコケ屋(コケ研究者)の姿をみて興味を示し、その研究者から…

「コケ、送ってもらったら、名前を調べますよ」
という殺し文句(!)でコケワールドに引き込まれていく。
そして事あるごとにコケを観察し、コケに驚異し、立派なコケマニアになっていくのであった。

コケとは何か。都会のコケ。コケを食べる…(まずい)。京都、沖縄、東京のコケ。
東京の街中に普通にあり、南極にもあるという世界のどこにでもいるようなギンゴケ。それがなぜか那覇では見つからない。いや沖縄本島のどこにも見たらず、本部半島にある山の頂でやっとみつけて感動するなど。

もちろん科学者の目でコケを冷静に見つめている。
本書のテーマは「コケは植物の両生類」ってことだろう。ことあるごとにこの言葉が登場する。

町中でよく見かけるギンゴケが、なぜ那覇でみることができないのか。
その理由も「コケは植物の両生類」というキーワードから推察されていて、コケから環境の変化を知ることができるのだろう。帰化したコケや雌雄離れ離れになったコケなど、身近にありながら見落とされているコケを再発見できる一冊だった。

ちなみに匝もギンゴケがきっかけでコケに関心を持ち、ツイッターで極地研の研究者(伊村さん)に
「コケ、送ってくれたら同定しますよ」
の言葉に引き込まれ、コケにまつわる楽しい書籍でコケ・ワールドにはまっていく。はまっていくのが心地よい。

ぜひみなさんも本書を手に取り、こちら側の世界へようこそ。


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