スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビオトープの春 

会社のベランダビオトープ。
アカヒレは10匹以上いることがわかった。そして稚魚のような小さなものまで。
水苔のウィローモスが雪でかなり枯れていたりサカマキガイの糞で底砂が覆われていたので、少し中を清掃することにした。
120330_11.jpg
清掃中隠れていたアカヒレたちも落ち着くと日向ぼっこをしに日向に出てくる。
こんな情景をみると春だなぁ~と思うし感じます。
120330_12.jpg
まぁ嫌われ者のサカマキガイもご機嫌に水面を歩いています。写真したが頭。黄色い点が口ですね。
水面を歩く…不思議な貝です。
120330_13.jpg
ウィローモスの間からはアサザの葉が伸びていました。あちこち出ていたので睡蓮のような葉が水面を覆い、夏の強烈な日光を防いでアカヒレに影を提供することでしょう。
120330_14.jpg
水換えの都合で2回に分けて清掃したけれど、もう一回くらい必要かな。



スポンサーサイト

お札の数式 

トルコ旅行に行った課長さんからみせてもらった10トルコリラ。
表の肖像は建国の父ムスタファ・ケマル。裏面は…数式?
120330_01_0328.jpg
裏の肖像はジャヒト・アルフさんという数学者でした。
wikipediaのトルコリラを読むと、書かれている数式はArf不変量。その下に等差級数。さらに柄としてそろばんと0と1を並べた2進数なのだそうです。

英語版wikipediaを読むと、結び目理論や手術の理論なども手掛けたらしい。

裏側は紙幣により科学史家、数学者、建築家、女性文学者、トルコ音楽家、詩人と、トルコを代表する人たちが描かれている。日本も各分野の人たちを肖像にするのもいいかもしれない。


砂浜の波模様 

3月25日、天気がよかったので江ノ島に行ってきたものの、江ノ島は曇天の上強い風。小雨まで降っていた。

干潮から満ち始める時間。浜辺では強い風に乗って砂塵が吹きつけていた。

砂浜には風でできたリップルマーク(漣痕)ができていた。
どんなに平らにしても風が吹けばリップルマークができるのは砂の粒子の大小による違いがあるかららしい。
120329_01_0325.jpg
風だけではなく海の底や波打ち際でも見ることができる。
つまり風や水の流れで砂粒が転がることができれば、そこにリップルマークができるということだ。
120329_02_0325.jpg



江ノ島、海のプランクトン(暫定版) 

120328_11_0325.jpg
120328_12_0325.jpg
120328_13_0325.jpg
120328_14_0325.jpg
120328_15_0325.jpg
120328_16_0325.jpg
120328_19_0325.jpg

120328_17_0325.jpg
120328_18_0325.jpg

3月25日の黒点ふたつ 

3月25日9時56分頃の太陽の写真。
黒点が二つ見えます。

黒点ってどれくらいの時間で撮ると変化がわかるのかな。意外と短時間で現れたり消えたりする気もしますが。
120328_01_0325.jpg
この撮影条件は、
フィルター:ND-100000 (光を10万分の1に減光する)
焦点距離:400mm
F値:F5.6
シャッター速度:1/4000
感度:ISO100


金星と木星の間の月の舟 

昨夕はどうにか雲もなくなった横浜。
金星、三日月(月齢4ですが)、木星と上から並びきれいでした。
120326_01.jpg
上の写真はクリックで大きくなります。

月も少しずつ太くなっています。この前の記事では24日と25日の月の写真をアップしているので見比べるといいかもしれません。今度並べてみようかな。
120326_02.jpg
木星の惑星たち…ガリレオ衛星も観ることができました。
26日19:30頃の写真。
120326_03.jpg
下は25日18:30頃の写真。
イオは1.7日程度で木星を一周するため、1日とは言わず2時間程度でもかなり位置が変わります。
カリストは概ね16.5日で一周するので1日でも変化は少ないですね。もっとも円軌道なので木星近くに見えている時は速く移動しているようにみえるかな。
120326_04_0325.jpg
ツイッターで教えてもらったのですが、金星は4月2日~5日の間、すばる(プレアデス星団)に近付きます。というより3日は重なりそうです。近くなったらまたご案内しましょう。



金星、木星、そして三日月 

昨夜は西の空に上から金星と木星、そして三日月が並びました。
120325_01.jpg
上の写真はクリックすると大きくなります。

月だけ拡大するとこんなに薄い。
この形はまるで夜空に浮かぶ葦の舟のようです。
120325_02.jpg
下は一昨日の月齢2(厳密には2にわずかに達していない)の月。
橙色なのは高度が低く、夕焼けのように色が赤みを帯びたからだと思う。
120325_03.jpg
そして今日は金星と木星の間に月が入ります。
下の画像は3月26日19時頃のシミュレーション。
120325_04.jpg
まるで金星と木星の渡し舟にようにみえるかも。
お天気はどうだろうか。



崩壊しながらも春の兆し 

会社のベランダビオトープ。
見るも無残な姿となってしまった。青々としていた水コケ(ウィローモス)の多くが茶色に変色し、堆積した有機物で砂底を見ることもできない。完全に環境が崩壊してしまった…
120320_01.jpg
そのきっかけは2月29日の雪だった。
この時はなんと屋根からもドカドカと雪の固まりが落ちてきてトロ舟いっぱいになってしまった。
水さえあれば中にいるアカヒレもコケ、その他も元気でいられたであろうが、これでは雪の中にいるようなものだ。さぞや凍えたことであろう…。(自然に任せきりの匝もよくないのだが…)
120301_04.jpg
そんな3月20日。
トロ舟に日のあたる頃、10数匹のアカヒレが水面で泳いでいた。春の温もりにでてきたのであろう、うれしくって餌を与えた。数ヶ月ぶりだ。

また茶けた水コケの間からは、5月頃に黄色い花をつけるアサザの葉が水面に出てきたではないか。
120320_02.jpg
水槽の迷惑者ともいえるサカマキガイ。水コケの間から流木をみると卵を生みつけていた。
迷惑者といえども生命の息遣いがみえるとうれしくなるものだ。

環境が崩壊したと思っていたのだが、自然、いや生命力の方が上回ったようだ。アカヒレも増えるかもしれない。
120320_03.jpg
町を歩いていても木々などに新芽や花をつけるものが増え、春を身近に感じることができるようになった。
そんなわけで気持ちもなんとなくうれしい。



東北地方太平洋沖地震と新潟県の地震:サイエンスカフェにいがた 

サイエンスカフェのテーマが地震だったので新潟まで聞きに行った。

内容は2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震後の誘発地震のひとつ、長野県北部栄村付近でのM6.7の地震についてなぜそこで発生したのか、というお話。ゲストは新潟大学理学部の小林健太先生。
120321_0318_01.jpg
サイエンスカフェ準備中のひとこま

先生は構造地質が専門で、地層の成り立ちや地層の状態(平らか、曲っているか、切れているかなど)から過去にどのような出来事が起きたのか、そのことでどういうことが起こるのか、ということを研究されているらしい。

つまり地層からみた栄村の地震ということだ。既知の断層と実際の余震を含んだ地震震源との比較や実地調査による栄村周辺の地層調査により周囲の力の加わり方からどういう性格のものだったかを説明された。

新潟県は最近では中越、中越沖と大きな地震があり、東北地方太平洋沖地震後は上述のようにすぐ隣の栄村でも地震があった。古くは新潟地震などもある被害地震の多い県だ。これらは断層が動いたわけだが、新潟県は長大な断層が存在し、その原動力は東西方向から押される力だという。

また内陸の地震の震源は断層深くだが、断層が傾斜しているため地上で見えている断層とは位置がずれること。
並行する断層があっても成り立ちは別々なことがあること。
断層が地上に顔をだしていないこともあること。
地上付近が固い地質のため断層がそこに現れず、柔らかい地質の地層面を水平に裂いてとんでもない所で地上に出ている時があること。この場合、水平の断層面の上では大きな揺れが考えられる。

など、地層をみる楽しみが増えてしまった気がする…

神奈川県も地層面が観察できるところが多いので、近々観察に行きたいな(内容はまったく理解できていないが…)

個人的には余震と誘発地震の違いを知ることができた。
広義と狭義の意味があるのでどちらかが間違いということでもないようだが、東北地方太平洋沖地震を例にとれば狭義の場合、東北地方太平洋沖地震を引き起こしたプレート面の地震が余震でそれ以外は誘発地震と考えてよさそうだ。

よって3月14日の千葉県東方沖(銚子付近)の地震は東北地方太平洋沖地震の余震域にみえるが深さ方向で見ると余震域よりも浅い地震で誘発地震と考えていいそうである。

以上、ざっと書いてみたが当然カフェの内容はもっと濃い。というかまだ未発表のものなので後悔しないでね、と言われておりましたので書けるのもこれくらいかな。

(ちなみに4月の「サイエンスカフェにいがた」のテーマはバイオロギング。みにいきたいよぉ、でもお金がないよう)

サイエンスカフェにいがた:第57回カフェ『東北地方太平洋沖地震と新潟県の地震』
http://www.ecosci.jp/n-cafe/yokoku57.html



巻 鯛車焼き 

新潟の巻は鯛車で町おこしをしている。
そんなひとつに鯛車焼きというのがあった。ま、たい焼きですけど。

パリパリそして香ばしい鯛車焼きのお勧めはクリームだそうで、それをいただきました。
いわゆるクリームとはちがったので聞いてみると「豆乳クリーム」だそうです。
120318_12.jpg
存在は知っていたけれどこれほどマッタリとコクがあるもんだったとは…。
おいしくいただきました。もう一つくらい食べてもよかったな。

お店の人はちょっとコワモテだけれど、笑顔でお話してくれるとても優しげな方たちでした。
120318_11.jpg
お店の前の「カリーナ」という幟。町中のあちこちで見かけたのですが、これは焼きそばにカレーをかけた巻の町おこしグルメのようです。

詳しくは下のリンクを参考に。これも食べておけばよかった ><

まき鯛車商店街 “帰ってきたカリーナ” スペシャルサイト
http://www4.ocn.ne.jp/~taigurum/carriena_sp/carriena.html


新潟、巻の鯛車 

17日、18日と新潟に行きました。
18日は前回の9月訪問時に行けなかった巻になる鯛の蔵を訪問。
120318_01.jpg
「鯛車」とは、
新潟市西蒲区巻地区。古くはお盆の頃、浴衣を着た子供たちが引いて回ったもの。明かりを灯して夕暮れの町を歩いていた。

時代は高度成長期を迎え徐々に素朴な風習もなくなっていき、とうとう途絶えてしまったのだそうだ。
120318_02.jpg
そんな鯛車が今、なぜ話題になっているかというとそこには野口さんという方の存在があったのです。
野口さんとは出発前から電話で見学時間など問い合わせし、現地では解説もしていただきました。

大学の卒業製作の際に、小さい頃に引いて歩いた鯛車の事を思い出して作品にしたのだそうです。

お話しする中で印象的だったのは、鯛車をもう作れる人はほとんどいなかった。職人さんは既に亡くなっていた。自分がこの鯛車を復活するにしても若い人、特に子供たちの多くに作ってもらい、自分の後も末長く作ってもらいたい。というところだったかなぁ。

最近の日本のモノづくりの現状と重なってしまいました。
120318_03.jpg
鯛車はすべて手作り。人によっても、地域によっても少しずつ形が違う。
地域といっても巻という町の中でも結構違うのです。尾ヒレのあたりの形や色の塗り方、鯛の乗る車が二段重ねだったりします。教わった人によっても違うとか。
120318_04.jpg
作り方の説明ボードや製作過程のモノが置かれていました。

鯛のエラやウロコなど白い部分は白い絵の具で塗っているわけではなく、蝋を溶かしたものを塗ってそのあと塗る絵具をはじいているのだそうです。この蝋を塗るためには一定の温度で塗らないと広がりすぎたり固まってうまく塗れなかったりするそうなんですが、意外と子供の方が迷いがなくしっかり塗れるとのお話。
120318_05.jpg
個性的な鯛車たちと記念写真。
標準的な大きさはこのくらい。コレより一回り小さいものは東京でのワークショップで作られるらしいですが、やはり小さいほど作るのがむずかしいらしい。それは竹ひごが曲げづらいとか、口が小さくなり内側に手が入れられないとか。
120318_06.jpg
巻以外でも作られている。
伺った日はたまたまお祭り用鯛車の修復作業をしていて、みなさんが黙々と張り替えを行っているところだった。

その中の一人の方とお話をしたところ作られていたのは巻の鯛車ではなく、白根という場所の鯛車だそうだ。
巻のに比べると細身で口が開いておらず、ロウソクの熱を逃がす穴が尾びれに薄く開いている構造だ。

さらにお話を聞くと、巻の鯛車をアレンジして鯉車をつくった地区がありましてなぁ、と潟東の鯉車の新聞記事を見せてくれました。潟東は鯉の産地、さらに尾ヒレをみるとハート型で「恋」にもかけていた!(笑)
車が斜めになって鯉のぼりになっているのがいいところ。個人的には口は開いていた方がよかったな。

もともと巻の鯛車は三条から伝わったというお話だったので、こうやって広まるのはいいことではないでしょうか。

鯛の蔵1階には、野口さんたちが日本中でみつけた鯛車関連の民芸品が並べられている。
鹿児島の鯛車や青森の金魚ちょうちん、その他いくつか並んでいた。そのひとつひとつが独自に誕生したようなんですが、つながりはあったんですかね?
120318_07.jpg
鯛の蔵、これは巻文化会館の文書蔵だったそうですが、古くなったものの取り壊す予算もなく放置されていたのを鯛車復活プロジェクトの活躍で場所の提供をしてもらったのだそうです。

野口さんの卒業制作からはじまった鯛車復活の熱意は地域を動かし、日本の伝統文化の振興と地域社会の活性化に功績のある組織を顕彰するというティファニー賞も受賞されました。今後のご活躍にも注目して行きたいと思います。東京でも催し物があるようですので見に行きたいですね。

参考

鯛車復活プロジェクト

http://www.taiguruma.com/

ブログ:Project TAIGURUMA
http://taiguruma.blogspot.jp/

にしかん:潟東地区の新名物として 鯉車誕生
http://www.city.niigata.jp/info/nishikan/kouhou/nsk20110918/pdf/NSK107_1.pdf

第4回ティファニー財団賞
http://www.jcie.or.jp/japan/cn/tiffany/2011/

にいがたの元気人 野口基幸さん~鯛車でまちを赤く染めたい~



気象衛星動画にみる冬の日本列島 

2012年3月10日の夕方から3月13日夜までの気象衛星の画像を動画化しました。


気象衛星画像:気象庁提供(赤外画像)
画像の期間:2012年3月10日16:00から13日21:00

常時、西(左)から東(右)へと流れている雲は偏西風によるもの。
また大陸から日本列島に向けて風が吹いています。雲は高度によって流れる方向が違います。

気温より温度の高い日本海から湯気が上がり雲を作りだし、日本列島の山に阻まれると雪などを降らせます。
山を抜けた風は太平洋側に抜けますが、地形により風が吹き抜けた部分で筋状の雲を新たに作り太平洋上で筋雲を作ります。

NASA_20120312.jpg
衛星画像:NASA提供(地球観測衛星Terra)

120312_1500tenkizu.png
天気図:気象庁提供(2012年3月12日15時実況天気図)

上の画像は3月12日昼頃の可視光による日本列島画像とその時間に近い天気図。

大陸側は雲はなく降雪により大地が白くなっているのがわかる。
大陸からの風は日本海でわきたつ水蒸気を雲にして日本列島に吹きつけます。
東北から山陰にかけて雲は山に阻まれ降雪や降雨となります。関東は晴れていますが北から空っ風が吹いていたことでしょう。

山から谷間を抜けてきた風は筋状となり、また海の水蒸気を含むことで筋状の雲として風の流れを見ることができます。日本海側より太平洋側が風が吹いているように見えるのはそのためだと思うのです。

東北の三陸沖で雲が少し渦を巻いているのが低気圧の中心付近です。

高画質の衛星写真と気象衛星画像を動画化することで、日本の地域的な気象観察もできると思うのです。



はじめての太陽黒点の撮影 

先日購入した太陽撮影用フィルター
昨日は午後から少し晴れ間があったので早速使ってみた。
120311_01.jpg
この撮影条件は、
フィルター:ND-100000 (光を10万分の1に減光する)
焦点距離:400mm
F値:F5.6
シャッター速度:1/1250
感度:ISO100

説明書によるとISO100でのシャッター速度は、F5.6の時1/4000が適していたようだ。
持っていくの忘れちゃったんですよ。

あと太陽のピント合わせが結構難しい。
拡大してもなかなかピントを合わせることができず、また夜と違って周りが明るいためモニタの視認性が悪かったのです。風も強かったし、薄雲もあったからなぁ。

ま、初めての撮影でしたから、今後試行錯誤してもう少しきれいに撮れるようにしていきたい。

最後にカテゴリが「匝の夜空」になっていますが、気になさらないでください。



アオカビを見る 

この青みがかった粉っぽいような、それでいてキノコのようなもの。
ゆずに生えた、アオカビさんです。
120304_22.jpg
カビといえば目の敵のように思う人もいるだろう。
しかしアオカビは人の役にも立っている。

たとえばチーズ。
ゴンゴンゾーラなどのブルーチーズはアオカビで熟成させる。ブルーはアオカビの色。

そして薬。
世界初の抗生物質ペニシリンはこのアオカビから発見されたもの。

とはいえ、顕微鏡でみていても臭いがきつい。くしゃみと鼻水がでてくる。
カビの一部だけとればよかったのだがもう勘弁して下さいと、途中で捨ててしまった。



近所の子と浮沈子で遊ぶ 

綱島にあるサブセンター。
最近ちょくちょく出入りをしている。
サブセンターには実体顕微鏡があって子供たちが虫や微生物などを楽しく覗いている。そして顕微鏡があるということは匝もちょくちょく覗いているということだ。

最近は鶴見川に由来する生き物の顕微鏡写真を撮影して、サブセンターのスタッフさんに提供している。と、いうより置かせてもらっているのですが…(苦笑)

でも冬は生き物もあまりいないので顕微鏡ネタも少ない。そこでちょっとしたおもちゃを提供してみました。
(概ね自分が遊んでもらいたいからというのが主な狙いかもしれないのは秘密)
120310_01.jpg
浮沈子は先週持参したけれど小学生にはイマイチだった。と、いうのもでんじろうさんや科学ショーなどでよく知られているし、浮いたり沈んだりではおもしろくないのだ。

そこで今回は浮沈子に針金をつけ、クリップを釣り上げるというゲームにしたてた。
自分で試すためにサンプルは作ったが、子供たちの分は当然自分で作る。作る楽しみも感じてほしいものね。
120310_02.jpg
クリップを曲げたり、針金(アルミ製にしました)の長さや形に悩んだり、塗る色を思案したり…。
子供たちを見ていておもしろい。

さらには自分で遊びのルールをつくっちゃうんだ。
匝は「浮沈子の針金でクリップをうまく引っ掛けて釣りあげます」という遊び方しか伝えていなかったけど、
1)9色のクリップから決められた色を釣り上げるとか、
2)つなげたクリップを2個の浮沈子で釣りあげるとか
 (つなげると1個の浮沈子ではあがらない)
自分で考えたルールを教えてくれるのだ。
120310_03.jpg
幼稚園くらいの子もお父さんに連れられてやってきた。
「これなにぃ?」
「ぎゅって押してごらん」
「わぁ!なにこれぇ?なんでしずむの?」
「そうだなぁ、大きくなったらわかるかなぁ」
「なんだこれぇ?マジックぅ?」
と目を丸くしてご満悦。

お父さんも「これは知らないです」といい、あれこれ考えているようだったので解説した。
密度のことには気づいていたのでご理解が早かった。

「このマジック、どうなってるのぉ?」
まだお子さんは聞いてくる。
「お父さんが知っているから聞いてみるといいよ」
「パパ、なんでぇ?」
「大きくなったらわかるから…」(苦笑)
120310_04.jpg
今日は顕微鏡よりも浮沈子が人気でした。
サブセンターのスタッフさんも今度、工作もいいなとお話しされていましたが、その時はぜひお手伝いさせていただきたい(^^)
120310_05.jpg
と、いうかさせてください(苦笑)




なぜスペースシャトル「コロンビア」は爆発したの? 

これは理科ハウス(逗子)に掲示されている小学生の質問に対する匝の回答です。



コロンビアが事故を起こした原因は、
打上げの時にはがれた断熱材があたって左のつばさに穴が開いたことなんだ。それが原因で大気圏再突入の時に空中分解してしまった。

でも7人の宇宙飛行士が犠牲になったのは、
NASAの人達の「思考停止(しこうていし)」が原因だとおもうんだ。

「思考停止」とはね、理由(いいわけ)をつけて考えるのをやめちゃうことなんだよ。

スペースシャトルはオレンジ色の燃料タンクをお腹に抱えて打ち上げられます。オレンジ色のものは発泡スチロールのような断熱材だ。タンクはところどころデコボコしていてしっかり断熱材がくっついていないことがあるんだって。いままでも断熱材がはがれてシャトルにぶつかったことが何度もあって、耐熱タイルがはがれたりへこんだりしたのを地球に戻ってから修理してきたんだそうだ。

シャトルの打ち上げはいつもビデオで撮影していて、コロンビアの左のつばさに大きな断熱材がぶつかっているのがわかった。でもカメラからではぶつかったところがどうなったか見えなかったんだ。

技術者は偉い人に報告をしましたが「今までもぶつかっている。でも事故も起きていない。戻ってから修理すればいい」と考えていたみたい。それでも何人かの技術者は心配で、アメリカの国防省で人工衛星を監視している人たちにお願いして、望遠カメラとかで見てもらってほしいとお願いしましたけど聞いてもらえなかった。

それでもNASAでは対策を考えることにしました。
1)宇宙飛行士が宇宙に出て確認できないだろうか。
 宇宙に出て確認するような訓練をしていないし、穴が開いていても修理する道具がないから無駄ということになった。

2)救援隊が送れないだろうか。
 そんなロケットはないし、そもそも食料もあと数日分しか残っていないから間に合わないよ。

とにかくいままで大丈夫だったし、いまさらどうしようもないよ。ということになっちゃったみたいで、そのまま地球に戻ることになったんだ。ここで「思考停止」しちゃったんだね。

そして大気圏再突入の時、ものすごく熱い空気が左のつばさの穴からものすごい勢いで入ってきた。つばさの中を壊し、内側からバラバラと左のつばさが壊れていったあと、バランスをくずして機体も分解してしまったんだ。だから爆発じゃないんだ。

事故のあと調査がはじまった。
ビデオに写ったのと同じくらいの重さで800グラムの断熱材を衝突した時と同じくらいのスピード時速800キロで、つばさの実物大模型にいろんな方向からぶつけた。はじかれたり、へこんだりしたけれど、何回目かで40センチくらいの穴が開いた。これには今まで乗ってきた宇宙飛行士もびっくりしたらしいんだ。

さらに調査がすすんで、宇宙飛行士が宇宙で点検や応急手当ができたかもしれないこと。打上げ準備がすすんでいたアトランティスを使って救出ができたかもしれないこともわかった。NASAがもっともっとあらゆる可能性を考えていれば助けることができたかも知れないってことになった。
そもそもオレンジ色の断熱材がはがれないようにする対策や研究をしていたら事故も起きなかっただろうにね。

事故のあと、こわれたかもしれない部分は宇宙飛行士が外から確認することになった。あと修理する道具をもっていくことにもなったんだ。

君たちがいつも乗っている電車やバス、飛行機。それからお菓子や飲み物、缶詰などの加工品。これらも整備の人や工場の人がしっかり点検をして安全なサービスや食品を作っている。もちろん電気製品などいろんなものがだよ。

安全なサービスやモノを作ってみんなに届けるためにはどうすればいいだろうって、しっかりした会社はいつも考えているんだ。事故が起きたら当然だけれど、事故が起こらないくらいの小さなミスも正直に報告して安全対策をしているんだよ。

でも残念ながら一部の会社は安全を守るお金をケチったり、働いている人がミスを隠したりして事故が起こってしまうこともある。また正しい使い方をしてもらうよう会社が説明書を作っても、使う人が読まずに間違った使い方をして事故が起きてしまうこともある。君も一度はしっかり読んでみようね。

めんどうくさいからいいやとか、怒られるからだまっていようとか、いままでも大丈夫だったからとか、そんなこと起きっこないやとか、そうやって意味もなく安全を考えないこと、考えるのをやめちゃうこと…これが「思考停止」だ。

君はどう考えるかな。


理科ハウスの学芸員さんからコメントもらいました。
『大きな組織になると、少数意見はつぶされてしまうのでしょうか。
 となると、最後まで帰還をあきらめなかった「はやぶさ」は
 やっぱりすごいなあ。』

“はやぶさ”、そして宇宙研のことを思いつかなかった。
「どうにかしたい」っていう執念。これは組織の大きさだけの問題なんだろうか。
何か、何か違うと思う。何だろう…。

“はやぶさ”と同じように流れ星のように燃えていくコロンビア。
しかしその星は“はやぶさ”とはまったく意味が違うのだった。

参考

NASDA:スペースシャトル「コロンビア号」の最終報告書について
http://www.jaxa.jp/press/nasda/2003/columbia_20030903_j.html

ニコニコ動画:ゼロアワー コロンビア号の悲劇



太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 

マルミ 太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 77mmマルミ 太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 77mm

マルミ 2011-11-18
売り上げランキング : 812

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


先にRikaTan3月号で「太陽特集」があるよ、と書いた。
今年は金環日食に金星の日面通過。そして太陽さえ見えていれば黒点活動も活発で観察もおもしろい。

そんなことを考えていたら無性に太陽観察がしたくなったわけですよ。
でも機材を揃えるのは大変。それでもいろいろ考えていたら、月を撮る方法に太陽フィルターをつけて撮影すればいいじゃないかということに気づいた。

今年は金環日食のからみでフィルターやら日食メガネやらがたくさん売られている。

そして買ってしまったんですね、太陽観察用フィルター。
120308_03.jpg
ND-100000というのは、明るさを10万分の1にするフィルターです。
所有する最大400mmのズームレンズは口径が77mm。ちょっとお高かったな。
他に58mmのものもあり、口径変換のリングも別売されています。

さっそく太陽観測したいのですが、曇天続きの天気予報…。
残念。



RikaTan (理科の探検) 2012年 03月号 

RikaTan (理科の探検) 2012年 03月号 [雑誌]RikaTan (理科の探検) 2012年 03月号 [雑誌]

文一総合出版 2012-02-25
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


3月号のRikaTanは太陽特集。
これがけっこう読み応えがあるのです。
「なんでいまさら太陽なんだよう」…そう思って読んだのですが、知らなかったことがたくさん書いてあった。

そうそう今年は太陽にからんだ天文現象の当たり年です。
5月21日の早朝には関東から鹿児島までの太平洋側で金環日食を見ることができます。

6月6日の午前から昼にかけては太陽の手前を金星が通過します。わかりやすく言うと金星による日食。でも金星は小さいですからスケールは全然違いますけど。
ちゃんとした名前は日面通過(太陽面通過)といいます。
今回を見逃すと次は105年後。興味が少しでもあれば絶対見たいですね。

それから太陽といえば黒点活動が数年ぶりに活発になっていること。

夜空と違い夜更かしすることもなく観察できる太陽。
その熱と光に対してしっかり対策すれば、観察対象としては申し分ありません。

金環日食と金星の日面通過はお天気がよくなるようお天道様にお願いしなくてはいけませんね。

太陽に絡んだお話でお腹いっぱいのRikaTan。

「太陽の科学」記事だけで…
1.太陽の基礎知識
2.金環日食を観測しよう 観察法いろいろ
3.皆既日食と金環日食
4.太陽の元素ヘリウム
5.太陽を観測しよう!黒点の観察
6.金星の太陽面通過から求める1AU
7.太陽観測衛星「ひので」からわかったこと
8.太陽の誕生と死 ~宇宙の大循環~
9.MAXIが捕らえた激動する宇宙の姿

AUとは、地球と太陽の距離を単位にしたもので、そのまま「天文単位」といいます。
太陽と地球の距離をどうやって知ることができたのか。それがこの金星の日面通過にあるというのです。

MAXIとは、X線監視装置で地球をとりまく全天をくまなく監視しています。目に見える光による天体観測ではなく、X線を使った天体観測をしていることなんだそうです。X線でみると目視とは違う宇宙の姿が見えるとか。

今月のRikaTanはなかなかボリュームたっぷりでおもしろいです。


種と花粉 

たんぽぽの綿毛を取ってきました。
顕微鏡で見てみましょう。
120304_01.jpg
白い毛の部分。
拡大するとささくれ立っている。種の方向は下です。
120304_02.jpg
落下傘に運ばれる種の部分。
なんとひっつき虫のようなトゲがあるではありませんか。
地面に落ちた時に引っ掛かり、それ以上飛んで行かない仕掛けなのでしょうか。
120304_03.jpg
白い毛の生えた黒いところはおしべ。この黒いのが割れると粒々した花粉が現れるようです。
うーん、軍艦巻きにみえますね。

雄しべは4本で、中にめしべがあるようです。
120304_11.jpg
赤い花粉(たぶん光の加減で赤いくみえるのかも)を拡大してみる。かなり小さいので400倍くらいで覗いた。画像はさらに大きく写っているはず。

なんとなく貝というか、豆というか、そんな感じの花粉でした。
これから春。いろんな花の花粉を覗いてみたいです。
120304_12.jpg



スズメのおトイレ(男性用?) 

「キノコ、生えていないかしら?」

サブセンターのスタッフの方に聞かれたので、堤防脇に置いてあった木材のところを教えてあげた。
金網越しに朽木にキノコが生えているを見ていたのだ。

木に生えるキノコについて話していたら、丸い卵のようなものを見つけた。
何かの繭っぽい。すでに穴が開いて主は飛び立った後らしい。
120304_21.jpg

「イラガかしら?」

イラガってあれだ、緑色して体中トゲだらけ。さらに不用意に触れると電気が走る痛さ。その後もひどいめをみるやつだ。

調べるとたしかにイラガの繭のようだ。それよりも気になったのは別名。

「スズメノションベンタゴ」

「タゴ」というのは肥桶のことらしい。
つまり「スズメの小便の入った肥桶」という意味。現代的に言えば「スズメの男性用小便器」ってとこかな。

しかしきれいに丸く穴が開くものだ。ファーブル昆虫記でも丈夫な繭を丸く穴を開けてでてくるハチについての記載を読んだ事があるが、あれは開けやすい様に糸を吐いている段階から仕掛けをほどこしているという話だった。

イラガの繭も似ているのかな。気になるな。



花の形をしたコケでないコケ(訂正版) 

公園に並ぶ桜の木。
その幹を見ると、緑のコケ、青、黄色の粒々がたくさんある。

青や黄色は錆ではないですよ。
これらは地衣類と呼ばれる菌類。もう少し正しく言うと植物の藻類も含み、お互い助け合って生きているらしい。藻類は光合成をしその成果の一部を地衣類に与え、地衣類は住みかを与えているのだそうです。
これだけだと地衣類は藻類を飼っている感じがするな。
120303_11.jpg
黄色い点々や青いシミのような地衣類。そしてコケが樹幹を包んでいく。陣取り合戦をしているのか、気の向くままに増えているのかわからないけれど。

地衣類は点々だけでなく特徴的な形になることもある。
下のように中心から広がるように大きくなる地衣類。たぶんウメノキゴケのなかまだろう。

コケと名付くけれどコケの仲間ではない。古えの書き方だと「小毛木毛」。種類ではなく字の如くのイメージで名付けたのだろう。
120303_12.jpg
ところで地衣類は菌で増えるのだろうが、共生している藻類も持っていくのだろうか?
最近は、一知ると三くらいは疑問が増えてしまう。


2012/3/7
コケの漢字について訂正



桜の樹皮に生えるサヤゴケ 

3月2日、仕事で小雨の武蔵新城を歩いていると、江川緑道のはじまる近くの公園で桜の木がコケで青々としていた。蘚苔類のコケ以外にも、黄色や青の地衣類もあった。
120303_01.jpg
コケを見ると白くチョンチョンとのようなモノが見える。このコケはなんだろう?
そう思って例の如く、ひと摘まみ取ってくる。
120303_02.jpg
実体顕微鏡を覗くとの形がはっきり見える。
図鑑「校庭のコケ」から

蘚類
直立性がある
樹幹に生える

のキーワードと写真で“サヤゴケ”が近いようだ。

三河の野草:サヤゴケ
http://mikawanoyasou.org/koke/sayagoke.htm

「校庭のコケ」の説明では、都市部で普通に見られ、特に大気汚染に強いのだそうだ。
120303_03.jpg
は柄から皮をかぶっていた。
いずれ柄側から破れてはずれ、歯を見せて胞子を蒔くようだ。

岡山理科大植物生態研究室(波田研):サヤゴケ
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/bryophyta/erpodiaceae/sayagoke/sayagoke.htm

だからこれから観察がおもしろいところかもしれないな。
120303_04.jpg
水分を与え、葉を顕微鏡でみると細胞が四角く並んで見えた。
厚みは細胞ひとつ分なのかな。

樹の表面に生えるといっても杉の木には生えていない。
その違いは何だろう。そして桜にとっていいことがあるのかな。
コケからいろんなことが気になりはじめた。


海に降る 

海に降る海に降る
朱野 帰子

幻冬舎 2012-01-13
売り上げランキング : 16716

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

深い海に降る雪は
今日も静かにつもりゆく…

マリンスノー
それは海中でゆっくりと舞う雪のような白いモノ。
「マリンスノー」と名付けたのが日本人だと知る人は少ない。

この「海に降る」は、そんなマリンスノーから名づけられた潜水調査船のパイロットを目指す主人公“深雪”の物語だ。

宇宙飛行士についてはよく話題に出る。
初期のころの毛利衛さんや向井千秋さん。最近では野口聡一さんや古川聡さんなどお名前や顔をテレビなどで見聞きしたこともあるだろう。
しかし潜水調査船のパイロットが誰だか知っている人はまずはいない。そもそも世界でも最も深く潜れる深海調査船(しんかい6500)を日本が保有していることを知る人も少ないのではないだろうか。

そんな日本の潜水調査船を保有する海洋研究開発機構が物語の舞台になっている。

離婚で離れ離れになった父を慕いつつ、父が建造に携わった“しんかい6500”のパイロットを目指す天谷深雪。謎の深海生物を追いつつ亡くなった父の思いを継ぐ高峰浩二。

深雪は突然降りかかった個人的な事件で閉所恐怖症となりパイロットへの道が閉ざされていく。パイロットとは何を信頼し何のために深海に向かうのか。上長や同期との関わりから、あるべき自分の姿を見つけていく。
一般人である高峰が深海生物を自分の目でみつけることなど不可能。彼がその目的のために取った手段は大胆な方法だった。

物語は次から次へとテンポよく展開され、そのため飽きばかりかどんどん引き込まれる。そして広く蒔かれた伏線は最終的にはすっきりと収束する。また実際の技術的な話だけでなく、特に最近の社会のありようがそのまま物語に反映されているため、現実の話ではないかと錯覚しそうなほどだ。

一番印象に残ったのは、高峰が大それた事件を起こした後の理事が諭すところだった。
要約すると次のようなことだ。

---
未知の領域を明らかにしたいというのは人間の欲求であり研究者の本能でもある。そのエネルギーがなければ深海探査技術はここまで進化しなかった。
しかし戦後最初の潜水調査船を建造したのは豊富な蛋白資源を探し、飢えに苦しむ国民を救うためだった。
---

著者が物語の中で何を一番伝えたかったのか。私にはこの部分だったのではなかったかと考える。

今、我が国は長く続く景気低迷と社会保障費の増大で国家予算も苦しい。どうしても予算配分は厳しく考えざるを得ない。そして目先のことに囚われてしまい、10年、20年も先のことまで気が回らない。そこを批判する人もいるが、目先のことを疎かにしていいというわけではないだろう。

少し話は変わるが、昆虫記のファーブルが貧乏で夕食のお金しかないところを、あえて食費に充てずに読みたかった本を購入するのに充てたという話。小泉政権時に米百俵の話もあった。

そこはバランスだと思うのだ。教育や科学が先か、経済や技術開発が先か。そういう二元論で考えることではない。そんなことを読みながら感じた。

ここまで書いたのだが、この本は普通に読み物として楽しめます。どちらかというと軽い本です。サッと読めますが、深く考えることもできるテーマも含まれています。そういった点でもお勧めできる書籍です。



カラスの行水 

二子玉川の多摩川に架かる二子橋。そこから川下に目をやると黒い鳥が川に中にいるのが見えた。
黒い鳥、カラスだ。
120301_11.jpg
バチャバチャと顔を洗います。いや身体も洗っているとは思うけれど。
この日はやや暖かかったとはいえ、雪の翌日ですから水は冷たくないのかな。
120301_12.jpg
おしりを上げて、首回りも行水中。
120301_13.jpg
満足したのか、4、5回ほどで飛んでいきました。
カラスの行水でした。



雪のビオトープ 

会社のベランダ・ビオトープ。
中には10数匹のアカヒレとサカマキガイが住んでいる。
1月には度々表面が凍りついたこともあったが2月の水温む陽だまりにアカヒレが数匹、日向ぼっこに姿を見せることもあった。
120301_01.jpg
そんな4年に1度の2月29日…
関東は積雪を記録する雪でした。
120301_02.jpg
トロ舟のビオトープの中に軒から落ちてきた雪が次々に入ります。
120301_03.jpg
翌日3月1日…そうとう屋根から落ちたのだろう。ビオトープは雪に埋もれていました。
左にある水苔(ウィローモス)が、その下でジッと寒さに耐えているであろうアカヒレを守っていることを祈っています。
120301_04.jpg



雨と雪はどうして変わる 

4年に1度の2月29日。
首都圏では降雪となりました。

明け方には白く積もっている予報でしたが、実際には明け方から降り始めて昼ごろまでモコモコと振り続けました。交通障害はそれほどでもなかったようです。
120229_02.jpg
雪の少ない南関東ですが、雪が降る条件というのはどうなっているのでしょう。

経験的には、地上の気温と湿度によってだいたいの判別がつきます。
あくまで「経験的」なので、必ずこのようになるとは言えませんのでそこは注意してください。
120229_01.jpg
まずイメージとしては高い所でできた氷の粒が成長しながら降下。地上までとけずにくれば雪、とければ雨。なかばとけている状態がみぞれ、と考えればいいようです。

上のグラフで気温が高いほど雨になるのがわかります。

もうひとつ湿度というのがありますが、素直にみれば乾燥するほど雪になりやすい。
これはどうしてでしょう。

乾燥しているほど洗濯物は乾きやすい。つまり蒸発(気化)しやすいのですが、水が蒸発(気化)する際には大きなエネルギー(熱)が必要です。ほんの少しの水分が蒸発するために、もともとの水から熱(エネルギー)を奪います。効率よくできればもとの水はどんどん冷えます。

これと同じように乾燥していれば雪の結晶からも少し水分が蒸発します。この時、雪の結晶は冷えるんですね。そのため乾燥していると少しが蒸発しても大部分の雪の結晶は地上まで落ちてこられる。

逆に湿度が高いと少しの水分は蒸発できずに雪の結晶にまとわりつきます。それが湿った雪になり、みぞれになり、雨になってしまう。そういうしくみのようです。

雪にはサラサラした乾いた雪とベチャベチャした湿った雪がありますが、これも湿度の影響でなるのだと考えられるでしょう。乾いた雪の究極はパウダースノー。片栗粉のような雪ですね。雪玉も雪だるまもできないくらいサラサラなのだそうです。

昨日雨が降り始めた5時の東京は、気温1.3℃、湿度92%でした。判別表では、みぞれ。
雪が降っていた9時頃は、気温0.9℃、湿度93%でした。判別表では、みぞれ。
判別表以外にも雪となる条件があるようですね。

上空の寒気とかいろいろ調べるとおもしろいかも。

参考

駒沢大学:気象予報士模擬試験
http://www.komazawa-u.ac.jp/~fumio/dokuten/test/2008-2a.pdf

日本気象協会:日直予報士「乾雪と湿雪(2011年1月5日)」
http://tenki.jp/forecaster/diary/detail-2905.html

wikipedia:雪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。