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紙で出来た避難所 

坂茂さん、世界で唯一の紙で建物を作る建築家。

丈夫な紙パイプを開発し、耐火、防水処理を施され建築基準を満たした紙の建築資材。
これを使って、万博パビリオンなどの臨時の建物や避難所などの仮設の建物を世界各地に作っているそうだ。紙パイプと紙の継ぎ手を組み合わせて骨組をつくりパネルなどを張り付ける。

その経緯と今までの体験談を実にユニークでつい笑ってしまうエピソードも交えた講演は聞いて楽しく、またこんな活動があったのかと新鮮な驚きがあった。



次の言葉がとても印象に残った。要約すると…
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建築家は人の助けにもならず社会の役にも立っていない。特権階級やお金持ち、政府や開発業者のために忙しく働いている。彼らはたくさんのお金や権力を持っているがそれらは目に見えない。そのためにモニュメントのような建造物を建築家に作らせている。それは過去から現代に至るまで同じこと。

しかし多くの人々が自然災害によって家を失っているのに建築家は役に立っていない。そのことに失望するとともに、そもそも「自然」災害どころではなく、地震そのもので人は亡くならない。建物が倒壊するから亡くなるのだ。これは建築家の責任だ。
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体育館などの避難所ではとかくプライバシーが問題となる。東日本大震災ではこの紙パイプとカーテンを使ってパーテーションを設けたそうだ。以前、段ボールを使ったものをみたことがあるが、これはアイデアだと思った。



参 考

TED:坂 茂: 紙で出来た避難所
http://www.ted.com/talks/lang/ja/shigeru_ban_emergency_shelters_made_from_paper.html

坂茂建築設計
http://www.shigerubanarchitects.com/

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鏡の前でうっとり? 動物の自己認識 

鏡に映る自分にうっとり…。
鏡に映る姿が自分だと認識できる動物は限られているのだそうです。

イソップ童話の「犬と肉」では、肉を加えた犬が橋を渡る際に川面を覗き、そこに肉を加えた犬がいたので脅して肉を横取りしてやろうと吠えたら肉が川に落ちた…という話がありますが、犬は賢いと言われながらも鏡に映る自分を自分だと認識できないのだそうです。

ちなみに人間も3歳くらいまでは鏡の中の自分を自分と認識できず、鏡の裏側を確認しに行ったりします。

鏡に映る自分の姿をみて自分だと認識できる動物は、
 チンパンジー、オラウータン、バンドウイルカ、シャチ、アジアゾウ
などがいるそうですが、その後もいろいろ実験を重ねてとうとう鳥類でカササギで確認。
さらにアオリイカとブタにもあるとみられています。

ちなみに鳥類でも賢いと言われているカラスにはないんですね。

この実験、自分では直接見ることのできない部分、例えば首などにシールなどを貼り、鏡で見せてやる。
自分だと認識すれば鏡でチェックしながらそのシールをはがそうとする。他人と認識すればはがそうとしないか、鏡に手を伸ばして取ってあげようとする。というもの。

この実験のカササギの映像はこちら。



イルカなども気にするようです。アオリイカは「あれ?」と思うしぐさをみせるようですが、まだ実験の工夫が必要だとか。ブタについては汚れを気にしない性格が実験を難しくしているそうで…(苦笑)

これらは賢さとは関係なく、社会(集団)的な関係が自己と他人を認識させているのだとか。
興味深いですね。


参 考

ヤフー知恵袋:犬は、川に映った自分の姿を自分と認識できないのですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1478983229

TarZの日記: 自己鏡映像認知:動物は鏡を見たとき「写っているのは自分」と認識できるか
http://slashdot.jp/journal/518129/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E9%8F%A1%E6%98%A0%E5%83%8F%E8%AA%8D%E7%9F%A5%EF%BC%9A%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AF%E9%8F%A1%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%80%8C%E5%86%99%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%87%AA%E5%88%86%E3%80%8D%E3%81%A8%E8%AA%8D%E8%AD%98%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%8B


豚にも自己意識がある?:鏡像を理解できることが判明
http://wired.jp/2009/10/15/%E8%B1%9A%E3%81%AB%E3%82%82%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%EF%BC%9F%EF%BC%9A%E9%8F%A1%E5%83%8F%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8/

大規模災害時で期待できる携帯型透析システム 


2月19日、我が国の物質・材料研究機構で「災害時に人工透析代替を目指す高性能ファイバーの開発」をしたそうだ。

阪神・淡路大震災、そして先の東日本大震災の被災地では約1万2千人の透析患者が透析をいつ受けられるか不安に思われたようです。実際には透析できずに亡くなったという方は聞かなかったので多くの方は数日後には透析を受けられたのだと思います。それでも被災していない遠地の施設へ搬送されることになります。

予想される東海地震などでも透析患者の対応は行政でも考慮されていますが、やはり本人にとっては不安に思うことがあるでしょう。

開発された携帯型透析システムは、片腕にフィルターが入ったカップのようなものを装着、腕から血液をチューブを通して尿毒を吸着しまた腕へと戻すもののようです。

ライフラインが寸断された状態でも応急的に透析できる装置は患者の不安を軽減できるでしょう。

またプレスリリースを読むと、発展途上国でも多くの患者を助けることが想定されていました。
今後の展開が期待されます。


参 考

物質・材料研究機構:災害時に人工透析代替を目指す高性能ファイバーの開発
慢性腎不全の応急処置のための携帯型“透析”システムへ道
http://www.nims.go.jp/news/press/2014/02/p201402190.html

よんななニュース:尿毒素を吸着する人工繊維を開発 携帯型の透析装置に期待
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021901002294.html

子イモリすくすく10カ月 

久しぶりに子イモリ。
先日水苔の入れ替えも行い、その際に数えたら9匹でした。
1匹は残念ながら死んでいました。1匹は行方不明…(!?)

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寒くても元気なんですよ。両生類なのに。
照明がつくとみんな水苔の上にでてきます。蛍光灯でも暖かいのだろうか。
意外に食いつきがいいのですが、個体によっては餌の赤虫(冷凍)を恐がって逃げ隠れてしまいます。
恐いのはピンセットかもしれませんけど。

こういうのは弱ってしまうのかなぁ。


驚きのアンドロメダ銀河の大きさ 

アンドロメダ銀河がどれくらいの広がりを持った銀河なのか。
もし夜空で観ることができたら大きさに驚くだろう。


(c)Tom Buckley-Houston,Stephen Rahn,NASA/JPL-Caltech

画像は合成されたものだが、もし夜空でアンドロメダ銀河の大きさがはっきり見えたらこんな感じに見えるというイメージだ。

アンドロメダ銀河は渦巻き銀河で、地球からの距離は光の速さで約250万光年。
その大きさは約25万光年と推測され、私たちの太陽系が属する天の川銀河が約10万光年の大きさなので比較してもとても大きい。はるかに遠くから二つの銀河を眺めるとかなり接近して見えるかもしれない。

こんなに近くても画像のように見えないのはアンドロメダ銀河の周辺の星々がとても暗いからだ。
天の川銀河の中にある地球からみる天の川自体モヤっとして見える上に、都会では見ることもかなわない。250万光年先のアンドロメダ銀河の星が見えないのもやむを出ないだろう。それでも見えるのはアンドロメダ銀河の星の集まる中心部。

天体の見かけの大きさは角度(視野角または角距離)で表わす。地表は平らに空は球にとプラネタリウムのようなイメージにすると地表から天頂を通る天球の大きさは180度だ。天球は1時間に15度東から西へと移動する。24時間でちょうど360度になる。

太陽と月は天球の中では約0.5度の大きさだ。
アンドロメダ銀河はもしその全体がみえると約3度の大きさになるらしい。
それがこの画像。知識で知っていても改めて画像で見ると驚きですね。

参 考

BAD ASTRONOMY:Yes, That Picture of the Moon and the Andromeda Galaxy Is About Right
http://www.slate.com/blogs/bad_astronomy/2014/01/01/moon_and_andromeda_relative_size_in_the_sky.html

アストロアーツ:実は3倍の大きさだった、M31アンドロメダ座大銀河
http://www.astroarts.co.jp/news/2005/06/07m31/index-j.shtml

隅田川清洲橋 

隅田川清洲橋。
写真では逆光のため雰囲気が損なわれていますが、きれいな青色の吊り橋が印象的です。
この吊り橋はケーブルではなく曲線の鋼鉄で、そこから桁をハンガーロープではなくポールで吊っているあまり見かけない構造です。使われた鋼鉄は当時海軍で軍艦用に研究中の鋼鉄で、永代橋と共に清州橋でも使われました。

20140214_01_0201.jpg

清州橋は両岸にあった清住町と中洲町の一字を取って名付けられたそうです。

20140214_02_0201.jpg

架橋は昭和3年。橋を歩くと大正期の雰囲気がそこかしこに感じることができるでしょう。
リベットが整然とならぶところ、吊りポール、意匠がすてきな外灯。
くぐって良し、渡って良しの清洲橋でした。

大雪の綱島 

2月8日、東京近郊で記録的な大雪となった。
8日夜には暴風雪・大雪警報の発表まででたほど。

綱島の鶴見川河川敷も真っ白になっていました。激しく降る雪で対岸の建物は霞んでいます。

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雪が降る中でもスズメは意外に元気で群れで飛び跳ねていました。
小さいだけに何かを食べていないといけないんでしょうか。

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いつもたくさん群れているドバトは大綱橋の下で風雪に耐えるようじっとしています。

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今回の雪は意外と細かい雪でしたが、それでも結構湿っているのかダウンジャケットに付くと見る間にとけて濡れていきます。

それでも新雪を踏みしめる時は小麦粉を押すようなキュッキュッという音が鳴り、歩きやすいものでした。耳が痛くなるような寒さでもなく、意外に寒くありません。
河川敷、そして街中でも雪だるまを作る人々。あちこちで雪だるまアートが楽しめました。

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隅田川永代橋 

歴史ある橋で最初の架橋は元禄年間の1698年。赤穂浪士も討ち入りの際に渡ったのだそうです。
今の橋は関東大震災復興事業で架けられたタイドアーチ橋。アーチの先は佃島のリバーシティ21。

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永代橋は江戸時代、富岡八幡宮の祭礼の際に詰めかけた群衆の重さに耐えきれず倒壊するように落橋。
これは落語ネタにまでなりました。

おっちょこちょいの太兵衛と武兵衛。
武兵衛が富岡八幡宮に遊びに行く途中の永代橋で混雑のどさくさでスリに会い、がっかりして帰るところご贔屓さんに遭遇。一緒に飲みに行ってしまう。

その頃、永代橋は落橋。
太兵衛の元に番所から事故で武兵衛が死んだので遺骸を引き取るように連絡が。
慌てて家を飛び出すとごきげんな武兵衛が戻ってきたので、
「大変だ!おめぇが死んじまった。今から一緒に遺体を引き取りに行くぞ」
「なんだって!そりゃ大変だ!」

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はてさてどうなりますやら…(笑)
落語「永代橋」の一幕でした。


舟遊び 聖橋から昌平橋 

またまた舟遊び。
2月1日、先日遊んだ舟遊び“みづは”で日本橋から日本橋川~神田川~隅田川~日本橋川とまた日本橋へ戻ってくるルートを堪能してきました。

そのうち神田川のお茶ノ水聖橋下から秋葉原方面の昌平橋手前まで、動画をアップしましたので舟遊びの気分を堪能してみてください。

失敗したのはコンデジで画質が悪い上に、ピントが手前の舟の舳先にあってしまい景色がボケてしまったこと。



今度はビデオカメラでちゃんと撮ってきたい!


■舟遊び“みづは”
http://www.funaasobi-mizuha.jp/

■会社員だった私達が、どうして「舟遊びみづは」を始めたのか?少しお話し致します
http://www.funaasobi-mizuha.jp/about/greeting.html

江戸っ子1号の機体編 成果報告会 

1月25日、芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催された「江戸っ子1号成果報告会」に行ってきた。
いくつかに分けて感じたことなど書いていきたいと思う。

江戸っ子1号の機体
江戸っ子1号の技術
江戸っ子1号を支えた組織
江戸っ子1号のこれから


まずは機体について。
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江戸っ子一号は、フリーフォール型深海探査シャトルビークル。
つまり自由落下型深海探査往還機というものだ。

往路は錘によって沈降、復路は錘を切り離して探査機の浮力で浮上するため動力は不要。

4つのガラス球、うち3つはアルミフレームに固定され、ひとつは20メートルのロープで結ばれた先取りブイ方式。展示のものはロープが短くなっている。これがひとつのユニットで3機作られたそうだ。

20140128_02_0125.jpg

もともと東大阪の「まいど1号」に刺激され、あちらが宇宙ならこちらは深海だ!というのが発端。
有志企業で東京東信用金庫に相談し、中小企業技術支援システムを利用して芝浦工大と東京海洋大とが関わることになった。
最初の構想では海底探査ロボット(ROV)を考えていた中小企業だが、大学側もかなり困難な計画と認識し、深海どころか海洋のことも知らないため勉強会として海洋研究開発機構(JAMSTEC)へ見学や意見交換を行った。

やはりここでも計画の無謀さが指摘され「金にならなくてもやりたい」という企業側に対して「金にならなければ続かない」と研究機関から叱責される状況。

しかしその熱意にJAMSTECの理事が手を差し伸べ、やはり予算がない時代に自らもいろいろ考案したJAMSTECの30年来の研究案である耐圧ガラス球を使った往還機の製作を進めることとなり、今回の「江戸っ子1号」として実現されたのだ。
「まいど1号」でJAXAが注目されていた嫉妬もあったようだが…。

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(図は成果発表会でのスライドの転載)

4つのガラス球は次のような機能がある。

■通信球
浮上時に衛星(アルゴスシステム)により位置を測位し、現在位置を電波にてメール送信する装置。電波による方向探査も可能。本体のアンテナ部を海面から十分に出すようにつくられ、また目印用に旗が立つようにするため球の下部に錘がついている。
この球だけロープで繋がれているのは回収する際にひっかけるように回収するためだ(先取りブイ方式)。

■トランスポンダ球
水中音響装置。錘の切り離しなど海上船舶から音波で指令する際の通信装置。

■照明球
動画撮影用のLED照明。

■撮影球
3Dハイビジョン撮影用カメラが入っている。ガラス球の中からの撮影にも関わらず、画像のゆがみもほとんどなく3D撮影に成功した。

この他に餌台が備えられている。採泥器は残念ながら今回は装備されず。
ガラス球のうちトランスポンダ球のみ直径10インチ。他は13インチ。

深海8000メートルに向かう「江戸っ子1号」には「まいど1号」に比べて解決すべき問題がたくさんあった。

1)圧力800気圧に耐えること(宇宙ではマイナス1気圧)。
2)通信には電波が使えないこと。
3)海水による腐蝕があること。
4)低温によりガラス球内が結露する恐れがあること。
5)海流により流されやすいこと。
6)常に海流などによる振動があること(人工衛星は打ち上げ時のみ振動、大きな加速度を受ける)。

これらを中小企業の持つ加工技術や機動性、大学での新技術、JAMSTECの研究成果、信用金庫のプロジェクト管理で、試作や実験を繰り返していくことになる。

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