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効率のよい燻製器 

マイブームは一瞬で去ってしまった感のある燻製。

ところで効率のよい燻製器をご存じであろうか。
燻製は魚やチーズなど木を燻して燻煙させることで香りをつけ保存できるようにする方法のことだ。つまり燻製をつくる材料を効率よく煙がつかないといけないらしいのだが、通常はどんどん煙を発生させる。ちなみに煙を外に排出しない方法は木の香り以外の匂いがつくようでよくないようだ。

しかしこれではどんどん木(チップ)も燃やさなければならない。そこで最近では燻製したいものを金網いに置き、高電圧をかけて新鮮な煙がより燻製したいものに着きやすいようにしている。

原理は電気集塵機と同じ(コロナ放電式の空気清浄機にも似ている)。

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煙を着かせたい方を陽極(プラス極)にし離れた所に陰極(マイナス極)を置き、直流で数キロボルトの高電圧を印加する。この時放電はしないように気をつける。

電線がつながっていないし放電しているわけではないので普通は電気は流れないのだが、強い電界が発生し空気がイオン化される。陽極はプラスに帯電しているのでマイナスにイオン化された空気は陽極へと流れていく。この時、全体としてわずかに電流が流れることになるわけだ。

煙もイオン化されるか、マイナスに帯電した空気に連れられて陽極へと引っ張られる。電気集塵機としてはここで煤は塵、煙が陽極へくっつくことできれいな空気だけを外に排気することができる。

陽極に食べ物を置いて燻製にしようというのが、電気集塵機を応用した燻製器というわけだ。もっとも原理は簡単だが実際に燻製するにはノウハウはいると思うけれど、煙が通りにくい隅の方でも電圧をかけることで均一に燻製できることは業者さんにとっては喜ばしいことだったろう。

ちなみに地球上でも空高い電離層と地上の間に電圧差があって、電離層から地上へと電気が流れているのですが、それはまたのお話(匝が“またの話”と言って続いたためしはあまりないけれどね)。

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