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雨と雪はどうして変わる 

4年に1度の2月29日。
首都圏では降雪となりました。

明け方には白く積もっている予報でしたが、実際には明け方から降り始めて昼ごろまでモコモコと振り続けました。交通障害はそれほどでもなかったようです。
120229_02.jpg
雪の少ない南関東ですが、雪が降る条件というのはどうなっているのでしょう。

経験的には、地上の気温と湿度によってだいたいの判別がつきます。
あくまで「経験的」なので、必ずこのようになるとは言えませんのでそこは注意してください。
120229_01.jpg
まずイメージとしては高い所でできた氷の粒が成長しながら降下。地上までとけずにくれば雪、とければ雨。なかばとけている状態がみぞれ、と考えればいいようです。

上のグラフで気温が高いほど雨になるのがわかります。

もうひとつ湿度というのがありますが、素直にみれば乾燥するほど雪になりやすい。
これはどうしてでしょう。

乾燥しているほど洗濯物は乾きやすい。つまり蒸発(気化)しやすいのですが、水が蒸発(気化)する際には大きなエネルギー(熱)が必要です。ほんの少しの水分が蒸発するために、もともとの水から熱(エネルギー)を奪います。効率よくできればもとの水はどんどん冷えます。

これと同じように乾燥していれば雪の結晶からも少し水分が蒸発します。この時、雪の結晶は冷えるんですね。そのため乾燥していると少しが蒸発しても大部分の雪の結晶は地上まで落ちてこられる。

逆に湿度が高いと少しの水分は蒸発できずに雪の結晶にまとわりつきます。それが湿った雪になり、みぞれになり、雨になってしまう。そういうしくみのようです。

雪にはサラサラした乾いた雪とベチャベチャした湿った雪がありますが、これも湿度の影響でなるのだと考えられるでしょう。乾いた雪の究極はパウダースノー。片栗粉のような雪ですね。雪玉も雪だるまもできないくらいサラサラなのだそうです。

昨日雨が降り始めた5時の東京は、気温1.3℃、湿度92%でした。判別表では、みぞれ。
雪が降っていた9時頃は、気温0.9℃、湿度93%でした。判別表では、みぞれ。
判別表以外にも雪となる条件があるようですね。

上空の寒気とかいろいろ調べるとおもしろいかも。

参考

駒沢大学:気象予報士模擬試験
http://www.komazawa-u.ac.jp/~fumio/dokuten/test/2008-2a.pdf

日本気象協会:日直予報士「乾雪と湿雪(2011年1月5日)」
http://tenki.jp/forecaster/diary/detail-2905.html

wikipedia:雪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA



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