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イタリア中部の地震 

イタリア中部の地震

発生時刻:2009年4月6日10時32分JST(6日午前3時32分CET<中央ヨーロッパ時間>)
震源:42.33°N 13.32°E 深さ 12km(イタリア中部)
規模:Mw6.3

地元の研究者が地震の発生1週間前に、ラドン観測で異常がみられ注意を喚起したとの報道があるが、結果的に地震が発生しただけであって、必ずしも予知になっていないことに注意すべきだ。

この手のことは多く、誰かしらいつも予想をしているので、誰かしら当たる結果になる。今回のラドン観測はおそらくは本当に前駆現象であった可能性はあるが、ラドン濃度の変化が必ずしも地震前駆現象になるわけではない。他の諸現象も同様であって、ある時はラドンなど放射性物質の濃度変化、ある時は電磁波によるノイズ、ある時は地電位の異常、ある時は地下水水位の異常や成分変化など、いろんな可能性がある。

いつも同じ現象が起こるわけではないし、場所が変われば前駆現象の種類も違うであろう。つまり前駆現象であったかどうかは、地震が起こってはじめてわかる…というのが、現時点の予知というものなのだ。

直前予知があれば逃げることもできようが、はずれることもあり、直前すぎて何もできないこともある。
結局は危険度に応じて耐震や日頃の準備がモノをいうことが現実的だと理解すべきだと思う。

別に匝は直前予知を否定しているわけではなく、研究を進めるべきと思うが、現時点ではあまり大きな期待を持ってはいけないよっていいたいのだ。

東大地震研:イタリア中部の地震(速報)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/200904_Italy/

名古屋大学地震火山・防災研究センター:NGY地震学ノートNo.15
http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/sanchu/Seismo_Note/2009/NGY15.html

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