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アミ族の商魂 

「まもなく、阿美族文化村です。(途中省略)踊りの最後にみなさんをお誘いしてみんなで踊りますが、記念写真を撮ってそれを売ります。断っても普通の人はなかなか断りきれません。あまりいいことだと思いません。積極的に踊って写真も買っていい方はいいですが、そうじゃない方は気を付けてください」
阿美族文化村到着前のガイドの注意であった。
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中に入り観客がそろった17時半。総勢60人ほどの観客はすべて日本人だ。団体2組と数組のオプショナル参加者。空席の数は閑散を超えている。中国語と日本語でショーは進む。

アミ族は基本的に歌がうまいらしい。男は手首と足首に鈴のついた皮ベルトをつけ激しく踊るが、リズム感がとてもよいのだろう。バンブーダンスのようなものでは係長氏が参加しようとしたので忠告した。
「まだはじまったばかりですが、写真を売りつけられるって言ってましたよ」
当然のことながら我が団体からの参加はなし。オプショナル参加と思われるどこかのお父さんが一人参加。係長氏参加できずに、やや不機嫌。

その後、結婚式の踊りではさっきのお父さんを招いて、新郎の役を行っていた。こういうと若いアミ族の女の子と並べてよさそうだが、女の子を背負ってお披露目しなければならないのだった。左右を支えられてステージを一周。その姿は“牛”であるが、本人は楽しそうだし、奥さんも笑いながら写真を撮っていた。結構な歳にみえたけれどな。
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最後は例の踊りへのお誘いである。これは自分の意思だけでなく、踊り子が客の頭に冠を置くことで「しょうがないなぁ」と参加せざるを得ない雰囲気をつくる。匝は普通なら参加する可能性が高いが今回は拒否。他のメンバーも一人を除いて参加せず。その一人とは係長氏である。そして観客8名が参加しての踊りが始まった。係長氏はこういうのが好きなんだよなぁ。ま、承知の上で行ったわけだし。

円陣を組み個別に記念撮影。係長氏はじめみんな朗らかに撮影。そして躍り終わるまでに大理石の皿にプリントして、踊り終了と共に売りつけにきた。その素晴らしいスピード感には驚嘆せざるを得ない。
1枚NT$400(1500~2000円程度)でしたが、事情を知っている係長氏はきっぱりと購入を拒否。結構しつこかったが逃げ切りました。例のお父さん夫婦は事情がわからずキョトンとしていたのが印象的。どうなったのでしょうか?写真だけなら断りきれるが、皿になったら断りにくいよなぁ。

翌日は歌声と笑顔の素敵なバスガイドさんでしたが「運転手のアルバイト」と称してストラップなどの車内販売。ガイドも仕方ないなぁといった顔をしていた(もちろん買う買わないは自由です、と言っていた)。ま、姪っ子にはいい小物だったので買いましたよ。しつこいわけじゃなかったし、女性向けで金額も小額でもあったので結構買っている人多かったな。

同行参加者のおばさんは「さっきのガイドさん、現地の人と話しているところを見たけれど、すっごいキツイ顔をしていたわよ。ぜったいに水商売系ね」
男としてはそれでもいいんですよ、きっと。

文化村商法はよくないと思う。JTBなんか座席に広告だしているくらいだから、どうにかしないものかなぁ。あれじゃ入場者数がどんどん減っていって、結局は自分たちの首を絞めていると思うわけだ。
もっともアミ族も既に普通の台湾人の生活になっているようだが…


2009-5-11 21:20追記
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