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スペイン風邪と新型インフル 

米国疾病対策センターはじめ日本の研究機関や大学などの研究の結果、1918年にはじまったスペイン風邪の大流行時を経験した90歳以上で新型インフルエンザの免疫を持っていることが指摘されている。また米国疾病対策センターによれば、米国の60歳以上でも3分の1の人に何らかの免疫がある可能性が指摘されているが、日本では東京大医科学研究所で90歳未満の高齢者には免疫がない、また国立感染症研究所では72~101歳の新型インフルエンザ流行前の血液を調べ4割の人で免疫があることを確認。これは90歳以上だけではなく、80歳代で免疫を持っているものが多かったそうである。

整理すると
1)スペイン風邪経験者は免疫を持つことから、新型とスペイン風邪はウイルスが似ているらしい。
2)90歳以上は免疫を持つ
3)90歳未満では集団感染の恐れがある
ということだと考えられる。

さて、今回の新型インフルエンザは季節性に比べ増殖力が強く、そして毒性が強い。特に肺炎になりやすいのだが、それは季節性のインフルエンザが気道で増殖するのに、新型インフルエンザは肺でも増殖ができるのが原因とみられている。そして合併症により肺炎を起こすと考えられている。

そのため“肺炎球菌ワクチン”が有効という話があるが、これは既に肺炎球菌の抗体を持つ成人に打つと副反応を起こす恐れがあるため、通常、幼児または65歳以上の高齢者で医師の説明のもと希望する者に接種される(保険適用外)。

新型インフルエンザのワクチンは医療従事者から順番に接種することがWHOから勧告されていたかな。国の施策で集団感染予防を優先させるかどうかだが、高齢者は新型インフルエンザの抗体がある者もいるため、肺炎球菌ワクチンも視野に入れる可能性もあるのかも知れない。



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