FC2ブログ

気象庁観測船“凌風丸” 

90719_21.jpg
今日、明日と気象庁の観測船“凌風丸”がみなとみらいの新港ふ頭で公開されている。ので、さっそく行ってきた。主な任務は、海洋調査。海中の二酸化炭素濃度などを観測している。
90719_22.jpg
ラジオゾンデも展示。船の後部には放球設備があって、そこからこいつを空に放つわけだ。
高度は20kmまで上がり、その後気圧変化で割れてしまう。素材は天然ゴム。気象台からあげるゾンデは水素を使うが、船のためヘリウムを使っているとのこと。

気球の横にはパラシュート。観測器が落下する場所が海上だけとは限らないこともあるためパラシュートを気球の中に仕込んでいるのだそうだ。つまり割れるとパラシュートが開いてゆらゆらと落下する。
90719_23.jpg
こちらは観測器。上左にある螺旋状のアンテナはGPSで、右には温度と湿度のセンサ。内部には気圧計があり、下から出ている紐みたいなアンテナが送信アンテナだそうである。

GPSからは位置を計測し風向と風速を割り出す。同じくGPSから高度を計測し気圧の変化を観測する。同時に温湿度も計測するのだそうだ。機械は一般に使い捨てである。
90719_24.jpg 90719_25.jpg
こちらは海水を採水する装置。一定の深さごとにボンベに水を採水し、二酸化炭素をはじめとする温暖化ガスを分析するのだそうである。

そしてクレーンの操作をする場所。
90719_26.jpg 90719_27.jpg
気象観測に関係のない操舵室などはあまり写真を撮らなかったが、無線室が気になった。その気になった場所とは赤矢印のところ。右の写真をクリックすると大きくなるが、こいつが気になったんだよねぇ。
90719_28.jpg
さて分析を行う部屋はハイテクとローテクが入り混じったような場所だ。
そこには海の鉛直方向での二酸化炭素濃度の説明パネルがあるのだが…。
なぜか深いところで二酸化炭素濃度が高い。大気中から海中へと溶け込んでいるならば海面の方が濃度が濃いのではないかと思っていたのだが。

それにはどうも食物連鎖と海中の酸素濃度が関係しているのだそうだ。もう少し勉強してみよう。

気象庁:温室効果ガス監視情報(WEB科学館入口)
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/ghghp/info_ghg.html

最後に聞いたところ、1航海あたり30日または60日だそうで、いつも決まったルートを定期的に観測するのだそうである。次期気象衛星2基も発注が決まり、当面は安泰ですね。

90719_29.jpg
ところで開港博の目玉である、巨大クモロボットですが、歩道橋から丸見えでした。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eniguma.blog85.fc2.com/tb.php/1689-47e36b50