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面白南極料理人 

面白南極料理人 (新潮文庫)
面白南極料理人 (新潮文庫)
おすすめ平均
starsしらせは砕氷艦です。
stars一話、一話がちょうどいい長さのエッセイで、楽しい読書ができる。
stars呑んだ、食った、料理したの日々?!
stars面白おかしく寒冷生活
starsチームの要からの視点

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ちょうど映画もはじまるし、おもしろそうなので買い求めた一冊。
いやぁ、これは読みやすい。お手軽な本である。

南極も昭和基地から内陸へ1000キロ。標高は3800メートルのドームふじ基地。見渡す限り人間も、動物もいないどころかウイルスさえも生存が許されない過酷な厳寒の地。生きるも死ぬも、ここに男9人(映画では8人)が1年間の単身赴任する。

楽しみは“食事”。南極観測隊とは、あらゆる欲望や楽しみをたったひとつの食事にだけにされてしまうらしい。そのかわり贅沢三昧で、松坂牛や伊勢エビ、フォアグラなどの高級食材…、いや超高級食材を大量に持ち込んで観測に臨むのだ。もっともこれが税金だと怒ってはいけない。宇宙ステーションの水などコップ一杯で何十万円もする貴重なものである。おそらく刑務所に入るよりも物質的にはつらいのだと思うのだが、結構いいおじさん達が団結して、時に苦しみ、時に笑い、喜怒哀楽豊かに観測や探検をする姿がちょっぴりうらやましかった。世界に残された、たった9人といってもいい。

もっとも一癖も二癖もある人たちの集まりではあるが、極限の生活を1年も続けたせいか、言いたいことは言ってもいい仲にまでなったのかも知れない。

高級食材に取り囲まれつつ、逆に卵かけごはんや生野菜などを口にすることのできない環境。
到着した“しらせ”から昭和基地を経由してそこそこ新鮮な野菜が片道1000キロの道のりを約20日をかけてドーム基地へ到着。新鮮な生野菜がなぜかジンギスカンのネタにされ火を通される。
「もったいないなぁ」
という昭和基地からのメンバーへドーム基地で栽培したサニーレタスがでてくる。そう、ある程度の生野菜はドームで栽培しているのだ。
はるか昔に越冬を経験した御仁の言葉。
「あのころこれを出したら家一軒と交換してもこれ食べたいって言う人が絶対いたヨ」

今の観測隊は、科学者とそれをサポートする設営部門の人によって支えられている。よって資格さえあれば普通のおじさんでも極地にいくことができるほど身近になったらしい。

これを読んで贅沢だ、などと思うことがあっても、厳しい環境の中、温暖化から気象、地球物理など多くの研究がなされていることも理解されるべきだと思うのだ。もっともこの本の内容は、どうしても設営部門の人が書いていることもあって人間ドラマと食べ物に重きが置かれているのは少し残念だった。

本書にも書かれているが、生たまごを冷凍にすると旨くないっす

映画:南極料理人

極地研究所

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