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東京マグニチュード8.0 

たまたま見かけた“東京マグニチュード8.0”。そんな番組があったことは知っていたが、あまり関心がなかったので見ていなかったのだが、今回たまたま見たのでコメント。

ちょこちょこと見ただけで全編(放映中)をみたわけではない。
これは防災関係の協力は得ているものの、地震の研究機関の協力は得ていないようだ。たとえフィクション(そのように冒頭に記載がある)であっても、研究機関としては取材されても協力の記載は断るだろうなぁと想像する。

あくまで震災発生後の避難・防災がメインであるようなので、地震自体はどうでもよかったのだろう。派手な地震だった。東京湾北縁を震源としているらしいが、直下地震でM8級というのは関東では想定されていない。地震の規模などについては実際の想定をはるかに超えた派手な演出だ。

ちなみに海溝型であればM8は関東地震(関東大震災)など過去にもあったが、東京でこれほどの被害にはならないと考えられる。実際に関東大震災の被害地域を考えれば、最新の耐震建築の建物が易々と崩落することは考えられない。まして東京タワーが倒壊するなど考えられないなぁ。

東京タワーは1脚だけでも立ってられる設計だし、脚は地中深く礫層に打ちこまれているわけだし。
ストーリーではタワー直下に未知の断層があったらしいけど、実際にはあんな倒壊する恐れはないですよ。もっとも中の人達がどうなるかはわかりません。地震後もしばらくは揺れっぱなしでしょう。

またレインボーブリッジの橋脚が崩れるというのもどうなのかなぁ。火災による影響もあったのだろうが…。ストーリー上、どうしても交通を遮断したかったのだろうな。

他の部分はありえそうな、ないとはいえないような感じ。

地震発生時のレストランのシーンはテーブルの動きなどが本物っぽくてよかったです。あのシーンから考えると震源は近くて50km離れたところかな(S波からP波到達まで6秒程度だった)。
液状化のシーンも実際、あんな感じですかね。ただお台場であれほどの液状化が発生したら、建物の沈降や傾きはありえそうですね。

避難の方は防災関係の協力を受けているだろうからちゃんとしているのかな。この辺はちゃんと見ていないのでなんともいえませんが、そうであってほしいです。これだけの規模だと死者はともかく怪我人の数は半端ではないと見られますから、戦時病院のようなシーンがあってもいいと思いますね。包帯を巻いている人も見かけなかったなぁ。

これだけの地震だと足立などの下町地区はどうなっているのだろう…ドキドキ。

主人公の成長をメインにしているのかしら…

ちなみに…
大正の関東大震災の死亡者約10万人の多くは火災。そのうち、被服廠跡の狭い範囲に避難した人たち(地震後)の死者が約4割を占めます。直接地震による死者(圧死など)は1~2万人くらいと見込まれているようです。
現代で発生した場合どうなるかですが、やはり時間帯によって違うでしょう。人口も多くなっているので、必然的に被害者数は増えるでしょうが、人口当たりの比率では少なくなると思われます。
もっともラッシュ時とかであると、だれも人的被害の規模を推定できないでしょうが。

大正の関東大震災は、まったく不幸だったことに最初の地震から数分以内にM7級の余震が2回発生したために、1回目の地震がおさまる間もなく続けざまに揺れ続けた。恐らく東京付近では5分以上連続で揺れている感じだったと考えられる。現代でも想定外の事態だったと思う。

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