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水難事故 自然災害と人災 

今から10年前。1999年8月14日。神奈川県山北町に流れる玄倉川で、老若男女18人のグループが増水により流されるという水難事故があった。

この時の気象概要は気象庁サイトでも公開されている。それほどまで反響のあった水難事故だった。

気象庁:災害をもたらした気象事例
関東地方中心に大雨、神奈川県玄倉川で人的被害。

山の天気は変わりやすい
増水はあっという間
という2つの言い伝えがあるが、まさに最悪の過程を経た水難事故だった。大抵の水難事故など記憶になくなるのだが、当時を知る人たちにすれば「あー、あれね」っていうほど印象深かった。

それは…
1)テレビの生中継の最中、救助中の18人が流されてしまった
2)前日からの再三の注意、警告、避難勧告を、当事者が無視し続けた
3)後日13人の死亡が確認される
ただ2があまりにひどかったためもあり、多くの同情を得ない水難事故もめずらしい。

唯一、全国の視聴者に、中洲でのキャンプが危険であり、川はいつ増水してもおかしくない。という教訓を与えたのだった。

wikipedia:玄倉川水難事故

wikipediaもかなり詳しく書かれているな。時系列とダムの状況(当時、放流した)がわかる。現場としてはギリギリのところだったのだろう。関わった誰もがもっと早くなんらかの対処をしていれば、このような惨事にはならなかったのだろうが、やはり被害者の責任が大きい。関わった誰もが、やりきれない思いをしているのだろうが。

とにかく自然災害を防ぐには、ある程度の知識と逃げ場の確保。そして助言に耳を傾ける姿勢だろう。死ななくてもよい子供まで死んでしまうのだ。海や川に行かれる場合は、余程の注意をしよう。
膝くらいしかない川でも、パニックになると溺れてしまうこともある。
台風の時には川に近付かないというのも鉄則です。だいたい田畑が気になって出ていくと流されるというのが多く、いずれにせよ水に対しては「自分だけは大丈夫」という過信は禁物。

もっともこのような貴重な教訓もまったく知らなかったかのような、あわや水難もありましたっけね。
当時話題になりましたよね。
2000年8月15日 静岡県静岡市富沢 藁科川水難騒ぎ

こちらも似たような状況で…。助かったのに後味の悪さは絶大でした。こちらは救出したのに感謝の言葉ではなく罵詈雑言ばかりで…。

自然災害の前に、人として知っておくこともあろうかと…


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