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28℃のエコと快適さ 

懐疑的である。
銀行へ行ったり、役所へ行ったり、図書館へ行ったりすると、どう考えても蒸し暑い。そして決まり文句のように「地球温暖化対策のため、エアコンの設定を28℃にしております」みたいな張り紙が貼られている。

しかし結構蒸し暑く感じませんか?

ここに気温28℃の時の湿度(相対湿度)ごとの不快指数をグラフにしてみた。
グラフ化のための計算式はwikipedia“不快指数”の変形式(2番目の式)を用いた。
90815a.gif
wikipedia“不快指数”によると『日本人の場合、不快指数が77になると不快に感じる人が出はじめ、85になると93%の人が暑さによる不快を感じると言われている』とある。

不快指数77というと気温28℃の時では湿度60%である。暑苦しい梅雨時であれば80%くらいいってしまうし、除湿せずに気温を下げると相対湿度はどんどん上がるのだ。それだけ不快指数がアップすることは想像できる。つまり湿度管理も合わせないと気温28℃では、蒸し暑く感じ、最近言われているように作業効率も下がる。作業効率が下がれば、残業が増える。すると結局、光熱費がかかりエコにならない。

人間、快適な範囲でエコをするように改める必要があると思うんだが、間違いだろうか。

そもそも誰が28℃などという気温設定にしたのか、根拠は何か。調べてみました。
根拠は“事務所衛生基準規則”の第5条3の規定らしい。これは労働安全衛生法に基づく規則。
引用すると…
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事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が十七度以上二十八度以下及び相対湿度が四十パーセント以上七十パーセント以下になるように努めなければならない。
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たしかに空調装置がある場合は、気温は28℃以下にするよう努力しなければならない(電子計算機等設置する部屋を除く)。
しかしよく読んで欲しい。相対湿度も70%以下するよう求められている。相対湿度をどうしろとはエコでは言われていない。気温だけが独り歩きしているから、蒸し暑さを感じてしまうのだ。

グラフで相対湿度70%の時の不快指数は78くらいだ。ちょっと不快だなって感じる人が出はじめるといっても、不快指数は風の影響を考えていないため、蒸し暑く感じる場所では扇風機などを設置するることで対処可能。また事務所などではどうしても温度ムラがある。設定温度はあくまで温度計のある場所の温度であり、エアコンから遠い場所が仮に30℃あっても温度計がエアコンの近くで28℃であればOKになってしまう。

これを避けるためには部屋の空気を撹拌することが効果的だ。天井に撹拌扇を設置するのもいいだろう。こういう自由研究で世の中に警鐘を鳴らすのはいかが?

そうそう除湿するといって、デシカント式の除湿機は使わないこと。あれは水分を回収するときにヒータによる熱風をあてるため部屋は暑くなるし、電気はガンガンに使うので明らかにエコに反します。空気の吹き出し口から暖かい空気がでるものはダメ。

“損して得とれ”という言葉もある。少し電気などがかかっても、しっかり働ける(勉強できる)環境にして、残業などで余計な電気を使わない方がいいと思いますがねぇ。勉強なら朝方にやってしまえばエアコン代も少なく、照明代も浮かせる(はず)。

今日は朝9時の横浜の気温は、25.8℃。湿度は67%だ。窓を開けていればそれなりに快適だ。こんな時は積極的に窓を開けることをお勧めする。エコだから空調を28℃に設定し、わざわざ気温を上げるようなことはしませんように。

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