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“なつしま”と“ハイパードルフィン”の公開 

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昨日は海洋研究開発機構(JAMSTEC)の海洋調査船“なつしま”が深海無人探査機“ハイパードルフィン”を搭載して横浜の新港で公開されるとのことで行ってきた。

乗船受付では別に受付するということはなく、ハンディータイプ(ペンタイプ)の放射温度計で、おでこの体温測定。インフルエンザ対策らしい。もっとも感染していても発病していないか、治りたてだと通過できてしまいますが…
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気象庁の凌風丸と違いやや小さい感じがします。凌風丸が科学調査のための作業場があるのと違い、“なつしま”は基本的に海底探査のためのコントロールとデータの記録がメインの作業船という感じでしょうか。公開されていたのが操舵室と会議室、食堂、そして後甲板のみでした。コントロールルームが見たかったなぁ。

上は会議室にあった手塚治虫氏の昆虫型海底探査機のイラスト。“なつしま”に乗船して、滞在中に描いたものだそうだ。その他にもいろいろと楯が飾ってあった。右は人命救助の楯。
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こちらが“ハイパードルフィン”。左右のマニュピレータの間にカゴがあって、そこへ試料を集めるらしい。今ではハイビジョンカメラも搭載されていてきれいな映像を母船である“なつしま”へ送る。
母船との間は光ケーブルや電力線がまとめられたアンビリカルケーブル(意味合いとしてはエヴァンゲリオンの“アンビリカルケーブル”と同じ。へその緒からの造語)の長さは4000メートル。“なつしま”の左舷にロールで巻かれていた。電力といっても4000メートルもあると電圧降下があるんじゃなかろうかと思うのですが、どうなんでしょう?
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この上の部分には何か入っていそうですが、浮力材です。材質は聞き忘れました。万一、アンビリカルケーブルが切断されても海面まで浮いてくるような仕掛けになっているわけです。もっとも無人深海探査機“かいこう”の子機“ビークル”も同じようになっていたのですが、漂流事故調査報告後改善されていると思います。
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しかしなんとなく揺れる。凌風丸よりも船体の安定性が悪いのかも知れない。
“ハイパードルフィン”は海底の断層調査など地震の調査にも使われているので、今後も地震のメカニズムと防災に役立ってほしい。あと神秘の深海の世界もみたいものです。
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JAMSTEC:ハイパードルフィンの映像

JAMSTEC:ハイパードルフィン利用の手引

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