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密度の変化と地震、海流。そしてエルニーニョ 

地震の原因は複数が考えられているが、温度と圧力の変化とそれによる密度の変化、そして水の影響も大きいとされる。

海洋のプレートが大陸のプレートの下にもぐりこみのは、大陸のプレートよりも海洋プレートの方が薄く、さらに密度が大きい(すなわち重たい)からだ。

また地中にもぐりこむ海洋プレートは、その圧力によって染み込んでいた海水を放出する。すると滑りやすくなったり、染み出たあたりの岩石を溶融させたりする。これによってマグマが生成されて火山活動が起こったりするらしい。

地震の発生しやすい深さ30-40kmあたりは、水の脱水や圧力と熱によるプレートの変化(粘性や膨張など)により大きく歪んだりすることもあるだろう。こういうのが原因で地震が起こっているのではなかろうか。

海洋の水の対流も密度差によるものがある。これが熱塩循環だ。
海水は塩を含むために密度が高い。同じ温度なら真水よりも重たいため海の底の方が塩分濃度が高いはずだ。しかし南極や北極の氷が融けると、これは真水であるが非常に低温である。真水は4℃で密度が最大になる(重たくなる)ためが、温かい海水よりも重たくなって海底に沈んでいく。北極の氷は溶けて大西洋の海底を這い、アフリカの喜望峰を回って、インド洋に抜ける。そして海面に冷たい水が上がってくる。

極地や氷河の氷が大量に溶けると海底に冷水が流れ込み、数百年後には海洋表面の水温が低下して世界的な気候変化(主に寒冷化)を招く恐れがある。もっとも数百年というスパンではあるが。

ちなみに最新の説では、熱塩循環だけでなく風成循環というのも唱えられている。もっとも風が原因のような説ではあるがきっかけであって、多くはコリオリ力らしいがいま一つ勉強不足である。

風が原因となるものにエルニーニョやラニーニャがある。エルニーニョは南米太平洋側も海洋に強い東風が吹くことで海面の温かい水がインドネシア方面へ押し流される。代わって南米近くでは海底の冷たい海水が上がってくることで世界的な気候変動を起こす。

エルニーニョの夏、日本では東日本や沖縄で冷夏になりやすい。西日本の太平洋側では雨が多く、北日本の日本海側や西日本の太平洋側や沖縄では日照不足になりやすい。

冬の場合は、本州では暖冬で沖縄方面は雨が多い傾向がある。

そして今年はエルニーニョの年であり、気象庁によれば冬まで持続する見通しのことである。


2009-9-15 訂正
寝ぼけながら書いていたわけではないが、すっかり勘違いしてしまいました。
真水を100とすると、海水密度は103ですので真水の温度変化では海水よりも真水の密度が高くなることはありません。
どちらかというと北極の氷や氷河が融けた冷たい真水は海面を覆い、特に大西洋側北部の気候変動をもたらす可能性があります。ベーリング海からは太平洋からの温かい海流が流れ込み氷をどんどん融かしていくようです。

匝のサイト:温暖化の先の寒冷化


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