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長周期地震予測 

以前、“関東大震災と阪神大震災 その2”でも書いたけれど、長周期の地震は高層建築物や免震構造の建築物に被害を与える恐れがある。

基本的な揺れは、想定東海地震でも首都圏は概ね震度5強以下。地盤により震度6弱であり、古い建物とか、一部の窓ガラスや構造物が破損することはあっても、震源が直下や近傍ではないので家々が多く倒壊する事態にはならないと思われます。

しかし地震調査研究本部の発表で、長周期地震が高層ビルや高層マンションに対して被害を与える恐れがあるということです。

下図は、想定東海地震による周期7秒の長周期地震の予測速度マップ。地震調査研究本部より転載。
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下図は想定東海地震の予測震度マップ。気象庁より転載
90918b.jpg
明らかに揺れの状況が違う。長周期地震は海でいう大きなうなりで遠くまで伝わること、また堆積層など地盤の悪いところでは揺れが大きくなり揺れている時間も長くなる特徴がある。

“長周期地震動予測地図2009年試作版”によれば、周期によって影響を受ける施設に違いがあることがわかる。

周期最大2~3秒:高層建物・免震建物に影響(マップは将来作成するとのこと)
周期最大5秒:超高層ビル・タワーに影響
周期最大10秒:長大橋・大型タンク(内部に液体が入っている)に影響

建物の固有振動数は、30階建て高さ120メートルの建物では周期3~3.5秒程度
新宿副都心などの50階建ての高層ビルでは周期5秒程度
石油タンクなどでは直径30メートルで周期7秒、60メートルで10秒程度だそうです。

周期にもよるが、揺れは4分とか5分程度大きく揺れ、階数によっては歩行が困難。また家具の転倒やキャスターのついているものが動きまわるとのこと。

これらは震源から数百キロも離れている場所で起こることで、高層ビル以外では普通の地震の揺れがおさまっている頃でも大きく揺れていることになるわけです。先に述べたとおり想定東海地震では東京近郊では大震災となるような大きな被害はないと思われますが、それは通常の地震動によるものであって、長周期地震動による被害は高層ビルが多いためエレベータに閉じ込められたり、最悪家具の下敷きになる恐れもあるわけで対策は必要かと思われます。

そういえばトイレ機能付きのエレベータ用椅子を見かけたことがあったっけなぁ。

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