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龍勢祭りの雰囲気 

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天高く感じる秋の空。吸い込まれるように飛んでいく龍勢、そして幟旗。
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龍勢を楽しむ会場は桟敷席。打ち上げる流派の席などもある。その多くは有料桟敷席だが、町を挙げてのお祭りだ。地元密着数百年の歴史なのか、観光という感じはしない。15分に一発という龍勢だが、打ち上げ前の口上も楽しく聞いて、お酒で上機嫌の見物客が多い。縁日も出ていたしね。

このお祭りは町おこしとかいうものではなく、古来より伝わる伝統的なお祭りである。

そもそも椋神社は西暦710年にできた由緒ある式内社だ。710年は和銅3年。和銅とは、純度の高い銅のことで、椋神社のある秩父地方で発見された。元号はこれを記念して改元されたものだ。この時に発行された通貨が“和同開珎”である。

龍勢まつりのはじまりは、椋神社の由来に基づいている。
日本武尊がこの地に立ち寄った際に道に迷ってしまった。この時、持っていた鉾の先から一条の光が走る。その光は大きな椋の木をあり、その傍らに猿田彦大神が立っていて赤井坂へと導いてくれた。その後、大勝し、鉾を神体として猿田彦を祀ったのが椋神社のはじまりとされる。

この鉾からの一条の光を模した行事を後年の氏子たちが興す。最初は火のついた燃えさしを河原で投げていたのだが、火薬が伝わると龍勢として空へ飛ばすこととなったそうである。

以上の由来について“椋五所大明神由来”という1725年(享保10年)の文献に記載があるため、ここから数えても280年以上も行っている由緒正しい民俗伝統行事なのだ。
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さて桟敷席の後方には櫓があって、打ち上げる流派の人たちが完成までの紹介などを述べた後、「東西、東西」ではじまる口上を述べる。最後は概ね世界平和や家内安全などを祈念しつつ「椋神社へご奉納」と述べたのち龍勢が空高く上がっていくはずである。もっとも4割は失敗するらしいが。
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桟敷席にはどこかの流派が作ったであろう龍の頭が飾ってあった。椋神社の脇には著作権ギリギリの「鉄28号」が飾ってある。小学校かなんかの生徒の作。コメントいただきました。櫻龍会様が製作、奉納された作品だそうで、大変失礼いたしました。
これとは別に龍勢会館には過去に作られたもので「ののけ姫」という、これまた著作権ギリギリのものが飾ってあったのだ。
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龍勢は打ち上げ矢倉に運び込む前に桟敷席前の道路を往復する。矢柄と呼ばれる長い竹竿は長さ20メートル程度。先端には松の木をくりぬいて火薬を詰めた火薬筒がついている。筒の周りにはパラシュートやら唐傘、花火などが流派によってつけられている。
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これら龍勢の作り方などはバス停近くの龍勢会館(道の駅)にある。打ち上げ矢倉の上部やパラシュートなども展示されている(有料300円)。同様のお祭りはタイ国でも行われているようで、交流があるようだ。下はタイ国用の観覧席。
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また来年も行こうかな。


2009-10-26 20:30
斜体部分追記
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コメント

小学生ではありません56才です

奉納団体名は、櫻龍会で、飾り物担当者です。
毎年、飾り物として奉納してます。
 小学生で無くてすいません。
又、見に来て下さい。

これは失礼しましたぁ!

写真を拡大したところ、
「平成21年櫻龍会 鉄腕28号 桜井小坂下耕地」と記載されてました。
ちゃんとリモコン付でした。
ここにお詫び申し上げます<(_ _)>

18番の龍勢が櫻龍会様だったのですね。この時間帯はしっかり目に焼き付けており、写真も残しています。

来年もぜひ行きたいと考えています。

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Re: 早速の訂正有り難う御座います。

こちらこそありがとうございました。
今後、末長いご活躍をお祈りいたします。

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