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第3日目:晴天に心躍るも霧にこばまれ、 

3日目の北京は真っ青な晴天。
北京足止めもツアー会社の努力で西安・北京のコースを、北京・西安に逆回りに組み直し、今日の夜便で西安に向かうことになった。参加者の気持ちは明るい。何があっても許せるという感じだ。
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昨日、あれほどの雪に見舞われ霞んでいた天安門も今日はくっきり。赤い瓦も雪の間から見え始めている。
最初の観光地は“頥和園”。清の時代、西太后の避暑地だったそうだ。古くある離宮だがアヘン戦争で焼き払われたのを、清海軍の予算を流用して再建させたのも西太后である。この結果、日清戦争では海戦で日本に負けてしまう。これを機に清は列強の半植民地化され滅亡してしまう。国破れて、世界遺産となる離宮を残したって感じでしょうか。
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湖畔からみる仏香閣。手前の湖は昆明湖といい頥和園の7割を占めているが人工湖だ。この湖を掘った残土で作ったのが写真にある仏香閣の山、万寿山。スケールがでかい。
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頥和園から駐車場までは中国らしい町並み。焼き芋も売っていた。買った人によると黄色が強く、水分の多いサツマイモのような感じらしい。見た目は大きなジャガイモなのだが。
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頥和園から食事場所への間に土産物屋へ。みてもしょうがないので近所をブラついた。雪合戦をする子供たち。
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食事の後は楽しみにしていた万里の長城へ。北京市内から2時間弱くらいだったろうか、広すぎ。そもそも北京市は四国より少し小さい。特区なんだろうなぁ。おかげで河北省は北京市、天津市が抜ける形で逆コの字である。
そんなこんなで乾いた山間に入るとところどころに長城をみることができる。俄然、ワクワクムード。
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いくつか見える長城を過ぎ八達嶺長城の入口へ。ここからはロープウェイで上がる。駐車場に降りると風が強く、また雪も乾いているのでサラサラと舞い上がる。帽子と手袋は必携。ロープウェイは4人乗りだが風が強いわりには揺れない。
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天気はピーカン。長城を上へと歩くが、路面は石畳みで雪もあって滑る滑る。手すりは鉄パイプなので手袋がないときついだろう。こんなところにヒールの高い靴でくる女性がいたが転げていましたなぁ。手すりを持ちへっぴり腰で上る世界中の人種たち。見た目、唯一道の中心をノシノシ歩いていたのはロシア人。上る時は南側、つまり都側、下りる時は北側、つまり騎馬民族の襲来方向。敵の矢などを避けるために壁が高くつくってあり、矢などを撃つ部分が開いている。この開いている部分からの北風が半端ではなく、数分も立っていればまちがいなくフリーズドライだ。
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こちらは都側。はるか向こうに北京があるんだろう、きっと。風は強いが天気もいいし、参加者の方とも道々西安のことを話す。万里の長城の後は空路西安へ。気持ちはすでに西安なのだ。
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再び北京市内へ移動。地上を走る地下鉄と並走し、車窓からみる町は夕方のラッシュだ。バス停付近では露天がでている。こういうツアーの残念なところは庶民の生活に触れる機会が少ないところなのだ。特に今回はトラブルのため時間がなかったのが本当に残念。
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食事を済ませ北京空港へ。初日に欠航で右往左往したところですよ。手続きを終えて国内線の入口へ。国内線の保安検査は初日に体験済み。

機内に乗り込む。2000と券面に書いてあるが20時30分出発。なんですか、中国では30前行動なんですかね。
さらば北京。臨時ガイドの雷さんも、今日でお別れ。一緒に西安までいくけれど西安ついたら本来のガイドがご案内します、と明るくご挨拶。初日の深夜に呼び出されたバスの運転手さんも明日は家族と休暇なのだそうだ。
みんなで笑顔いっぱいに「バイバ~イ」。

機内で中国語の新聞を読むと、この大雪は人工雪だったとか、かなりの人数の死者・けが人が出ているとか書いてあった。なんと迷惑な。

快適な飛行を40分してアナウンスが入る。中国語、そして英語。参加者のおじさんがソワソワしガイドさんのところへ行きたいと言い出した。おじさんがいうには「なんだか北京に戻るってアナウンスだったような…」
機はゆるやかに旋回をはじめる。
そこにさきほど明るく挨拶をしていた人とは思えないほど憂鬱そうな、そして沈痛な顔をしたガイドの雷さん。
「すみませーん。飛行機は北京に戻ります。西安の空港は霧が発生しました。閉鎖されたので戻るそうです」
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22時頃に機は北京空港到着。もはや笑っちゃうしかないというか、ある意味吹っ切れた笑顔を見せる参加者。もちろん、匝は空元気。エプロンを移動中に止まる。横っぱらの格納庫ドアが開いた。どうやらブリッジではなく、ここで降ろされるらしい。そしてどでかいバスが数台止まってましたよ。
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振り返れば無言の参加者の列。そのほかの中国人は携帯電話でどこぞに連絡していた。今日の泊まるところを探したり、先方へ連絡したりしてるんだろう。そうだ、我々はこの後どうなるんだ…
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ということで、初日同様に空港に放り出されました。
迎えのバスは、なんと先ほど別れた運転手さんのバス。まさにこれから葬儀にでもいくような暗ーい、沈んだ雰囲気。
どこに泊まるんだろう…


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