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デフレ 

世はデフレの荒波だ。

デフレとは簡単に言ってしまえば物価がどんどん下がること。逆に物価がどんどん上がるのはインフレだ。とにかく20世紀はインフレが恐くていろいろな対策が行われていた。しかし21世紀ではデフレとなり、経験もあまりなかったことから対策の効果も不十分にみえる。

物価が下がることはいいことかというと、そうでもない。

物価が下がるとは、モノがなかなか売れないことなのだ。なぜなら今日買うよりも明日買う方が安くなっている可能性がある。デジタル対応テレビだって2011年に近付いた方がもっと安くなっているかもしれない。ただ最近はエコポイントがあるから買ってみるかって感じなだけで、待って困らなければ待った方がお得な場合が多いのだ。

するとモノがなかなか売れないため販売会社や製造会社の売り上げが減少する。当然、利益も減る。すると経費節減するので、事務用品や事務機器なども売れなくなる。

会社の業績が悪くなれば給料が下がる。下手すればリストラだ。どちらの場合も消費者の可処分所得も減るので、不要不急のモノは買わなくなる。

結局、消費が冷え込んでお金とモノの巡りがわるくなるのだ。

デフレで良い目をみるのは、固定給の人たちや資産家だ。固定給の人、たとえば年金生活者などは決まった金額を貰っているが物価がどんどん下がっているので実質的には買えるものが増えている。金利はゼロに近いが物価からみれば金利がついているようなものだ。

資産家も現金や金で持っている限り、物価が下がっているので資産は実質増えていることになる。

企業も在庫を減らす。なぜなら在庫してモノを持っていると、そのモノの価値がどんどん下がってしまうからだ。材料なんて過剰に持っていたら、近い将来に製品を作る際、その時点で材料を買った方が安いし製品の販売価格は今より安く売らねばならず、在庫を使うと原価が上がって利益が確保できない恐れもあるわけだ。

政府も緊縮財政なのでますますデフレが進む可能性はある。先進国なのでいまさら土木型の公共事業を行うのはいかがかと思うが、デフレを止めるには給料をアップすることだ。公共事業のやり方として会社に入らずに直接かかわった人たちのポケットにお金が入るようになればいいように思えるのだが…。会社に入っても結局は会社の借金の返済に回ってしまう。消費は刺激されないからなぁ。

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