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シブすぎ技術に男泣き! 

シブすぎ技術に男泣き!
シブすぎ技術に男泣き!
おすすめ平均
starsちょっと中途半端だな
stars最後のほう結構ダレてるかも
starsやっと本になった!
starsすまん、そんなに泣けない…

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「あぁ、あるある」ってモノづくりの現場を知っている人なら身近に感じることができる。そうでない人にはどう感じるだろうか。

技術的なことや価格の問題を安易に思いついたアイデアで設計すると、あとで痛い目に遭う。モノに対する愛情は大切だが、作っているのは製品であって芸術品ではない。お客やモノへの熱い想いを製品に注ぎ込むと大赤字になってしまう。人材、技術、金。これらのバランスを成り立たせないと会社として成り立たない。人材、技術には工業的なものだけでなく、営業や情報収集の能力も含まれる。

しかし本当に必要なのは“熱意”なのかもしれない。

モノづくりが語られる中、意外とモノづくりの現場の本が少ないように感じる。その少ない本の中でもモノづくりの大切さや自分史的なものが多く、もっと具体的なぐぐっと来るような本はより少ない。匝は失敗談や苦労話が好きなので物足りなさを感じることも多いのだ。

そんな中、たまたま書店に積んであったこの本に出会う。ちなみにマンガだ。手にとってページをめくると、充電器に使われているコンパクトなコンセントを例にした、技術者の想いが語られていた。

「これひとつ開発するのだって」
“材質” “耐熱” “規格” “強度” “耐電流・耐電圧” “接合部のメッキや間隔”
「全部考えられているんです!!そしてそれをつくる男たちにはドラマが!!」

この書き出しに負けて買ってしまった。

プロローグとエピローグ、そして本文が5章で構成されている。

1章は、日本のすごい開発会社の話
2章は、日本の発明王の話
3章は、機械への愛情と技術者の悲哀
4章は、著者自身が経験した製品開発の話
5章は、憎めない技術者の話

全体的におもしろいとは思うのだが、残念ながら後半へ行くほど尻つぼみの感が否めない。
でも読むほどに匝の経験少ない人生の登場人物や出来事が走馬灯のように思い出された。
1章と3章、4章は楽しめた。

腕のいい職人さんがお客のため、製品への愛情のためひたすら現場対応するあたり「あぁ、あの人もそうだった」と思い返されるのだ。ただどう考えても赤字になるので、誰かが釘を刺しに行かねばならないのだが。

著者はアミューズメント機器製造会社にも在籍したようだ。匝も樹脂加工会社にいたときにアミューズメント機器の仕事を受けていたので大変さがわかる。とにかく安い。多分、製品が当たった時の量産価格のせいだろうが、当たり外れが大きいのもこの業界。当たれば当たったでモノが大きいために工場内は大変なのだ。匝のとこは外装とかだからいいものの、組立・配線する現場はもっと大変だったろう。

どの話も興味深かったり共感したりしたが、マセマテック社の話は考えさせられる。
社長は、大手企業の研究チームで数学を駆使した電子回路の回路縮小設計に没頭。考えだされた回路を実用化するために会社(マセマテック社)まで設立。ベンチャーキャピタルからも情熱を買われて投資を受けるも3年間は利益なし。そうこうしているうちに熱意に共感する人々の協力、人材が自然と集まり、仕事も舞い込んできた。

やはり“共感される”“熱意”って絶対に大切なんでしょうね。

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