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ブリザードから生きることを考えてみる 

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極地研から機関紙“極”が届いていた。

なぜにムーミンかと思ったが、極地研は南極だけでなく北極も研究対象だったんですね。どうも南極のイメージが強くて。

ざっと読んで、オーロラの立体構造は興味深かった。
あと最終ページの南極での自然エネルギーのお話もなるほどと思った。“しらせ”に積載されている荷物のうち6割が基地の燃料だというのだ。そこで太陽パネルや風力発電を活用したり、さらにその電気で水素を生成しようという計画もあるようだ。

あのブリザードが吹きつけるところで風力発電がうまくいくのかなって思った。写真が載っていたが少しゴツイ造りのような気もする。読んでみるとやはり強風が問題のようだ。

逆に太陽発電の効率はいいらしい。夏の3ヶ月は24時間発電でき、さらに低温のために発電効率がすこぶるいいようである。ただ冬季は太陽がまったくないのではあるが。

ブリザードといえば、今回のマンガは昭和基地での遭難モノだ。ソリを固定しに行った福島隊員がブリザードの中で遭難。総出で捜索をするが8日後に捜索終了。調査隊の隊長の言う「観測するのが本分だ」は非常に重い言葉だよな。

他国でもブリザードの中すぐ隣の棟にトイレに行く途中で遭難してしまった人もいるほどの過酷な地。

そういえば“プラネテス”でも、船外活動訓練で誤って落ちてしまった人を助けにいったら不合格になった場面があった。探検というのは実に死と隣り合わせで過酷なのだろう。野口・山崎両宇宙飛行士とかも明るく振舞っているがそういう過酷な訓練をしたはず。常に死と隣り合わせだからこその明るさなのかもしれない。

“面白南極料理人”で、南極観測隊ではそれは豪華な食事が供されているが、死と隣り合わせ、楽しみが少ないことを考えれば仕方ないこと。むしろ物資が少なく、みんなができることを協力し合う社会の大切さを垣間見ることができる。死を意識することで本当に生きていけるのかもしれない。

国立極地研究所:極 2010春号(pdf)
http://www.nipr.ac.jp/publication/PDF/Kyoku-no04.pdf

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