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工場虫  

工場虫
工場虫見ル野 栄司

おすすめ平均
starsちょっと・・・・
starsより現場に接近
starsあー、こんな切り口もあったのか
stars面白おかしくてちょっと切ない現場の話

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あぁ、あるある!
以前紹介した「シブすぎ技術に男泣き!」 で笑い泣きした感動をもう一度...と、書店で見かけたら購入していた。

中小企業にありがちなエピソードが散りばめられている。この内容がわかるにはモノづくりの現場に数年はいないと、ただ面白いだけ...いや、つまらないかも知れない。とにかく中小零細企業は人間ドラマであり、この本を読むことで自分自身も実際の会社での登場人物の大切なひとりであることに気づかされるだろう。

とある横浜(郊外)のメカトロ商社系中小企業の工場。工場の経営を支えるのは量産品を製造するパートさんたち。その中にあって開発部というのがあり、ここから夢ならぬ妄想の製品が開発される。が、どれもこれもいろんな意味で間違った開発品だ。

会社の成長期を支えた職人や管理職になった当時の鉄人エンジニアが工場をひっぱっていく。しかし彼らにも寄る年波やリストラが待ち受ける。

そして工場も閉鎖される方向となるが、主人公たちは無謀にも社長に立ち向かう。

匝が楽しんだのはなんといっても前半にあった駄作な試作品たち。モノづくりだけのひとにありがちな思い込みや自信のほかに、試作品たちがどうダメだったのかわかりやすい。むしろモノづくりとは無縁な人たちが読むと馬鹿に見えるかもしれないが、実際本人たちは真剣なことが多い。そして失敗する。中小企業のアイデア商品にあるがちな展開だ。

匝も勤めた会社で社長がいいアイデアだということで新製品を作ったことがあるのだが、マーケティングや企画自体に詰めが甘く、行け行けドンドンがいずれ「逝け逝けドンドン」になってしまう。技術に惚れ「こんな素晴らしい製品が売れないわけがない」という思い込みが危ないんだな。

そういう意味ではこのマンガの社長はドライだが会社を大きくする可能性のある人かもしれない。

ところで後半はモノづくりからも、悲哀はリストラ話とも離れ話が飛んでいきすぎだ。
「シブすぎ技術に男泣き!」を読んでいるから、オチがなおのこと残念でならなかった。

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