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「はやぶさ」 反射するターゲットマーカー 

「はやぶさ」に搭載されたターゲットマーカ。

これは「はやぶさ」が小惑星イトカワでサンプル採取する際、降下の目印として先にイトカワへ落としておくものだ。ターゲットマーカは3つあり、うちひとつに88万人の名前が刻まれたプレートが入っていてイトカワにおいてくることになる。

例えれば88万人が「はやぶさ」をイトカワ表面から導いてくれたわけだ。

さてターゲットマーカがどうやって「はやぶさ」を導くかというと、輝くことでイトカワの位置を教えてくれる。ただターゲットマーカ自体は光ることはできない。どうしたか。

「はやぶさ」がイトカワにフラッシュし、ターゲットマーカがその光を反射するのを「はやぶさ」がカメラでみて自動的に姿勢を制御しながら降下したのだ。

相模原の宇宙研(JAXA/ISAS)にある「はやぶさ」実物大模型にはやはりターゲットマーカが3つ搭載されていて、表面は同じく反射シートで覆われている。
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相模原の宇宙研(JAXA/ISAS)にある「はやぶさ」実物大模型にはやはりターゲットマーカが3つ搭載されていて、表面は同じく反射シートで覆われている。

この展示されているターゲットマーカにフラッシュを焚いて撮影すると、フラッシュの光を反射させて輝くのがわかるだろう。この日は「みちびき」の夜間打ち上げで宇宙研に行ったため展示室も暗く、より輝いた写真になったようだ。
100912g.jpg
この反射シートは結構薄いモノのように見える。原理的には道路標識表面をみるとガラスビーズのようなものがあるが、それと同じ再帰性反射というしかけで反射しているのは資料からみて間違いない。
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再帰性反射とは照らす光源に向かって反射することで、鏡だと正反射といって光源からきた光は入射方向と同じ角度で反対側に反射していく。再帰性反射は道路工事に人たちの作業着や道路標識などでみることができる。

再帰性反射の特徴では光源にいる人からはよく見えるけれど、光源から離れていると反射シートが光って見える事がないことだ。

今ではビーズ式のほかプリズム式というのもあるらしい。

レフライト株式会社:再帰性反射説明
住友スリーエム:再帰性反射で視認性向上

ところでターゲットマーカは微小重力のイトカワに落下させても容易に反発してどこかへ跳んでいかないよう「おてだま」構造をしている。そしてお手玉の中の粒を覆うとても薄いアルミ球を作ったのは東京下町の町工場「清水機械」というところだそうだ。

なんでも大手メーカーでも断られたアルミの深絞りをやりとげたそうで、日本のモノづくりが中小零細企業が支えている一つの事例になると思う。

下町探検隊:有限会社清水機械

ISASメールマガジン:第074号「はやぶさ」開発奮闘記(ターゲットマーカ篇)

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コメント

はじめまして突然すみません。
私は手作り小物を作っているのですが

反射シールを 貼り付けたペットの名前タグを作ってくれと友達に頼まれて作ってみたのですが

この記事にあるような 光った状態で写真をとって 友達に見せたいのですが  どうやったらこんな風に光ってとれますか??

家の中で真っ暗にして 懐中電気をあてたり、フラッシュで撮影したり 鏡の反射光をあててみたりしたのですが

光りません。。。。

追伸

フラッシュを光らせて撮ると 反射板ところか、 そのもの自体が あかるく 全体像が写ってしまい

この記事の画像の様に 反射板以外が真っ暗に写らないのです。。。

みっこさん、はじめまして。

古い話なので記憶があまりないのですが…。
離れた場所からフラッシュで撮影していますが、デジカメの測光モードを中央重点測光かスポット測光にして撮影したような気がします。
スポット測光などでは中央の明るさを基準にするので、中央に反射材を捉えてフラッシュ撮影すると反射されたフラッシュの明るさを基準にするため回りは暗くなるはずです。(デジカメにもよるだろうか…)
チャレンジしてみてください。

参考
ttp://www.antaresdigicame.org/photo_gallery/camera/camera62.html

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