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「ちきゅう」による熱水海底下生命圏掘削 

海洋開発研究機構(JAMSTEC)は海洋掘削船「ちきゅう」を沖縄トラフに派遣して、熱水噴出孔あたりを掘削させています。

この掘削は国際的な研究で目的は「熱水海底下の生命圏の解明」なのだ。

今回の研究の首席研究者である高井研先生はとてもユニークな人で、また一般の人からみてとんでもないことを考えている。いや、世界の研究者も考えていることであろうが。

それは生命の素は宇宙から来て海底の熱水で育まれたのではないか、という仮説である。

もともと地球に飛来する隕石を調べると生命の素となるアミノ酸が含まれていることがわかっている。

その前に説明するが、アミノ酸という分子はそれぞれ同じ原子でできていて同じ形をしていながら左向きと右向きと鏡像のようになって、同じアミノ酸でも2種類ある。人工的に生成するとひとつのアミノ酸の中に左右違うだけのアミノ酸2種類が同時にできてしまうのだ。

地球の生命はアミノ酸を素に作られているが、なぜか左向きのものしかない。右向きのアミノ酸を食べても身につかない。

先に言った隕石に含まれるアミノ酸もなぜか左向きのものが多い。そこで天文に関わる人たちはこう考えた「生命は宇宙から飛来したのかも」と。

さて生物学者たちは、1953年に行われた原始大気と雷を模した実験でアミノ酸が生成されたこともあって、原始海洋は生命のスープと考えていたと思う。残念ながら現在ではその後の研究で原始大気成分が実験が行われた時の想定と変わってしまったが、それでも海は生命の起源と考える人も多いだろう。

高井先生だけではないだろうがその持論は、生命は隕石によってアミノ酸が宇宙から飛来し、海洋に溶けて対流で運ばれ海底下の熱水で濃縮されるとともに熱のエネルギーで生命が誕生したのかも、というものだ。

この活動は今でも続いているはず。その仮説を確認するためには海底下に流れる熱水のある地点まで掘らなければならない。今までは深海探査艇はあったが海底表面を削るだけだ。

しかし現在の日本にはサイエンス目的の海洋掘削船「ちきゅう」があり、これを利用して海底下熱水地域を目指す。「ちきゅう」は海上から千数百メートルの海底まで掘削パイプを降ろし海底からさらにマントル(!)まで掘り進めることができる。今回は海底下200メートルくらいまで掘るらしい。

ま、長々書いてもしょうがないのであとは高井先生自らの説明を聞いてみましょう。

「バクテリア牧場」の例えに笑ってしまった。



あとは専門チャンネルで!

JAMSTEC:海底熱水噴出孔直下、暗黒の生命圏を直接証明せよ!

JAMSTEC:沖縄トラフ熱水活動生き掘削航海

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