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陸に上がった潜水艇 

最近、更新を怠っているので過去のネタでアップされていないものがある。
早くアップしないと忘れてしまうので今後いくつかアップしていく。

ということで、昨年秋(9/26)に行った船の科学館の屋外展示。
ここには深海探査艇があるのだ。
110211a.jpg
上の探査艇は“PC-18”という深海潜水艇。
説明板によれば…
『水深200~300mの海中を自力で推進し、海中作業を陸上と同じように行うことができる潜水艇です。艇の先端には、マニピュレータが装備され、岩盤の調査などの作業に威力を発揮します。また、ダイバーが容易に海中に出入りできる装備も備えられているのが特徴です。

このPC-18は、昭和56年(1981)神戸市で開催された国際博覧会(ポートピア'81)で展示されたものです』

この展示品は模型とのこと。
全長は7.7mで幅2.4m、高さ2.6m。乗組員4名で速度は2.5ノットのアメリカ製(ペリーオーシャングラフィック社)。
110211b.jpg
こちらの丸いものも潜水調査船。特徴的なのが底部がアクリル製で海底を見回すことができることだろう。船体にはNKKと日本鋼管とローマ字があった。
110211c.jpg
説明板には…
『潜水調査船“たんかい”は大陸棚海域の潜水調査を目的に、(財)日本船舶振興会(日本財団)より資金援助を受けて、(財)日本船舶用機器開発協会と日本鋼管(株)が昭和54年(1979)3月に共同開発した小型潜水調査船です。
 この潜水調査船の特徴は、球状をした船体の下半分がメタアクリル樹脂製の透明耐圧殻でできていて、広い視野での調査・観測ができることです。
 また海中では、7ヶ所のジェットノズルからの水噴射により姿勢制御や移動を行い、水深200mで最大48時間の連続潜水を可能としました。なお、潜水調査に必要な電力や電話・TVカメラ回線などは、デザートケーブルで母船と連結・供給されていました。』
とある。
110211d.jpg
説明板に耐圧殻「たいあつかく」とあるが、JAMSTECや技術的には「たいあつこく」と呼ぶらしい。
理由は今のところわからないが、とある偉い先生が言い誤ったのが広がったとか、そんなこともあるかも知れないと空想。

説明板の図をみると下のようになるらしい。
110211f.jpg
母船と潜水調査船を結ぶのはデザートケーブルというらしい。電力や通信ケーブルも入っているらしいが、今だとアンビリカルケーブル(へその緒)ともいう。はて?デザートとは…

推進系は水噴射というのはいいが、球体なので安定するのか、またどうみても上部が重いように感じられるがひっくり返らないのだろうか。そんな心配ばかりするものの、この調査船の資料はネットでは見つからない。残念。

この頃は先進国で海底探査がブームだった。海洋資源などが語られていた頃でもあったからかな。
110211e.jpg
上は現役の“しんかい6500”(模型)。未来館に展示されているものだ。
先に紹介した潜水調査船は200mだが、こちらは6500m。この差を実現する技術が…と言いたいが、そもそも先の調査船は大陸棚の海洋資源探査が目的なのでここまで深く潜る必要はなかったという事実はあるかも知れない。

ところで6500ももうじき設計上の耐用回数に達するらしく退役してしまうかも。次の有人潜水艇はどうなるのだろう。

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