スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ムーンライト計画 

サンシャイン計画だけでなくムーンライト計画というのもあった。
位置づけとしてはサンシャイン計画が新エネルギーの技術開発であるのに対し、ムーンライト計画は省エネルギーの技術開発だ。つまり安定供給されるエネルギーと無駄をなくすエネルギーの開発計画。

サンシャイン計画が1974年開始でムーンライト計画は遅れて1978年からのスタート。

その成果は高度情報科学技術研究機構(旧原子力データセンター)の文書では次のように紹介されている。(画像をクリックで等倍になります)

110403_02.gif
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01050201/02.gif

これまたわかりづらいので概略を補足。

1)排熱利用技術システム
  コ・ジェネやそれからの廃熱を吸収式ヒートポンプで再利用してエネルギー効率をさらに高める技術開発。

2)電磁流体(MHD)発電
  ガスタービンなど通常プロペラから軸を通じて発電機を回すのに対し、高温ガス(プラズマ)を磁界にあるダクトに通して電磁誘導によって電気を発生させる。ガスはさらにタービンを回すことで2度発電ができるというもの。

3)高効率ガスタービン
  ひとことでいうとジェットエンジンみたいなもの。圧縮した空気に燃料を入れ、点火して一気にガスの体積を増加させて噴き出しタービン歯車を回すもの。これをより効率よく電気エネルギーにしたもの。 

4)汎用スターリングエンジン
  スターリングエンジンはディーゼルやガソリンエンジンなどの内燃機関(エンジンの中で燃焼するエンジン)と違い、外燃機関で外部の熱源で効率よく動作させることができる。これによって地中と外気の温度差や内燃機関の廃熱からさらにエネルギーを取り出すことができる。

  また動力を与えるとエンジン自らが温度差を作りだし、冷凍機にもなるという優れもの。

5)新型電池電力貯蔵システム
  ムーンライト計画では各種電池や改良鉛蓄電池などで成果を挙げたようですが、その後リチウムイオン電池の登場でこちらの期待が高い。またフライホイール型や空気圧縮型などがニューサンシャイン計画で登場する。  

6)スーパーヒートポンプエネルギー集積システム
 大気や地中熱、ビルの廃熱などをヒートポンプ、わかりやすくいうとエアコンのようにあるところの熱を別のところに移動させることができる。またその熱を蓄えることができ、給湯や暖房に利用するというもの。この時に使う利用する熱はそんなに高温である必要はなく、わずかな温度で高い熱を得ることができる。

  ただしムーンライト計画ではコストが高く実用にならなかったが、その後電力中央研究所で開発が進められエコキュートとなって実現される。 

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eniguma.blog85.fc2.com/tb.php/2351-77a708e6

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。