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東京湾の誘発地震 

東北地方太平洋沖地震のあと、各地内陸型の地震が多発した。

東京湾内でも一時、小さな群発地震が多発したので、どのような地震だったかマップにしてみた。
201103all_D.jpg
使用したデータは、
防災科学技術研究所にある気象庁一元化処理 震源リスト:2011/3/11-3/21
データ処理に使用したソフト:Eqlist43
マップは、Googleマップ(地形)
処理条件:北緯35.333-35.745/東経139.625-140.125/深さ30km以浅
途中手入力の部分があり完全ではありません。

3/22以降はほぼ鎮静化し3/29に一度あっただけです。ただし震源リストの更新が東北地方太平洋沖地震のあと処理が遅れており、3/30以降のデータ処理はされていません。

3/22以降はほぼ鎮静化し3/29に一度あっただけです。ただし震源リストの更新が東北地方太平洋沖地震のあと処理が遅れており、3/30以降のデータ処理はされていません。

深さが30kmより浅いところに限っているのは、これより深いところの地震と地震が起こるしくみが違うからです。
この東京湾の地震は深さから相模トラフから沈みこむフィリピン海プレートの上面にあたると推測されます。つまり陸側のプレートとフィリピン海プレートの境界で発生していると考えられそうです。

実はこれより深い60~80kmくらいの地震も数回ありましたが、こちらはフィリピン海プレート下面と太平洋プレート上面の境界で発生していたのではないかと推測されます。

最大マグニチュードは3月15日4時59分頃のM4.1 最大震度3。(当時の地震速報では深さ40km(速報値)とあるがリストにある暫定値では23km)。当時の体験談をネットで拾うと、縦揺れがメインで東北地洋太平洋沖地震の余震との違いは明確であったようだ。

群発地震のはじまりは3月12日8時42分。もっとも活発だった日は15日21回で特に午前中の発生が多かったです。

東京湾の地震は数年に1度揺れる程度の活発さで、今回のレベルであれば緊急性は感じられません。もっとも東北地方太平洋沖地震という巨大地震のあとですから長期にはわかりませんが。また江戸時代に大きな被害をもたらせた地震が発生したこともありますので油断は禁物です。

国が想定しているのは陸のプレートとフィリピン海プレートの境界で荒川河口付近を震源とするM7.3。ほかにM6.9の想定がいくつか。

平成22年防災白書:東京湾北部地震(M7.3)の震度分布
http://www.bousai.go.jp/hakusho/h22/bousai2010/html/zu/zu056.htm

平成22年防災白書:検討対象としたM6.9の直下の地震
http://www.bousai.go.jp/hakusho/h22/bousai2010/html/zu/zu054.htm

M6.9の直下の地震の中に羽田空港直下というのがあるが、2005年6月1日夜、わずか2時間の間に震度3(M4程度)の地震が3度発生した。震度3だったにもかかわらず突き上げるような地震と湾岸の高層マンションでの揺れで結構騒ぎになり、さらに場所が直下型地震の想定地だけに気象庁が震度3程度でわざわざコメントを発表することになったので記憶に残っている。多摩川河口付近は1970年代にも注目された。

気象庁:平成18年7月 地震・火山月報(防災編)
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/monthly200607/20060709tokyo-wan.html

基本的に地震の予知、すなわち時刻、場所、規模の3要素は予測できない。特に時刻についてはまったくわからないといってよい。
なので少なくとも地震が発生しそうと想定されているところは自分にどれくらいのリスクがあるか知っておくことがいいだろう。

東京の地下がどうなっているか。国はフィリピン海プレート上面について検討をしている。

平成22年防災白書:検討対象としたフィリピン海プレート上面付近の断層
http://www.bousai.go.jp/hakusho/h22/bousai2010/html/zu/zu055.htm

衝突域:伊豆半島(島)が日本列島にぶつかって、地下でプレートが衝突しているところ。小さな群発地震が発生する程度。
スロースリップ:プレート上面がいわばヌルヌルと滑りやすく、ゆっくり滑ることで歪が解消されている地域。
地震活動低:蛇紋岩化と書いてあるが勉強不足でよくわからない。ひとつ言えるのは蛇紋岩は変形しやすいため歪がたまりにくいということか。

ご存知の通り東北地方太平洋沖地震のあと、茨城県南部で群発地震が発生している。ここで歪みが解放されたる貯まったりすれば、いずれ東京湾直下にも影響を与えるとも考えられる。心と防災の準備はしておいたほうがいいだろう。

以下、「続きを読む」をクリックすると日毎の震源分布をみることができます。

3月12日
20110312.jpg
3月13日
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3月14日
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3月15日
20110315.jpg
3月16日
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3月17日
20110317.jpg
3月18日
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3月19日
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3月20日
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3月21日
20110321.jpg


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