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フランス山の井戸風車 

横浜にある港の見える丘のふもとが整備されてフランス山公園。

行ったのは5月8日なんですが…

ここで目に飛び込んできたのは井戸水汲み上げ用の風車。
フランス領事公邸があった時代に使われていたであろう風車を復元した物。

風車の形式としては多翼型といわれ、通称インディアン風車と呼ばれています。
アメリカ西部劇に出てくる風車がこの形式が多いからでしょうか。
110508_21.jpg
見ていて不思議に思える点が2つ。

ひとつは、風車の2枚の青い羽ですが、風向きに合わせるためのものだと思うんですけど、横に出ている1枚の羽は何のためにあるのか。

もうひとつは井戸を汲み上げる方法。
これは後日わかりましたので、その時に。

この日は残念ながら風がなく、水を汲み上げていませんでした。
というか、井戸は生きているのかしら?
110508_22.jpg
下は解説文。当時の記録は何もないのでいろいろ参考にして風車を復元したそうです。
110508_23.jpg


1896(明治29)年にフランス領事館とその官邸が建設された時、このフランス山には井戸水を汲み上げるための風車が設置されました。風車が設置されたのは、レンガ造り井戸の遺構が残されている場所です。

残念ながら、フランス領事公邸で使用されていた風車の形は、写真などの資料が残されていないため判りません。しかし、同時代に使われていた「フェリス女学院の赤い風車」や「ヴィラ・サクソニアの風車」の写真から、多翼型の風車であったろうと思われます。なおフランス山の風車は、フランスに残されている資料から、1909(明治42)年頃までは存在していたようです。

今回、フランス山の公園整備に際し、かつてのフランス山をしのぶモニュメントとして、多翼型の風車を設置しました。風車の色は、フランス国旗の色にちなんでトリコロール(青・白・赤)に塗り分けられています。また、風車が回ると水を汲み上げるようになっています。

今回の工苑整備に伴う工事の際に、風車のレンガ造り基礎が見つかりました。井戸の北側斜面に2基、南側にやや小さめに基礎が2基の合計4基です。北側の基礎は、斜面の整備に支障をきたすため、掘り上げて新たに設置した風車を中心に、元の位置に合わせて展示しました。また南側の1基はそのままで、もう1基は遠路の下に現状保存しています。





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コメント

風車のヨコ羽根

横に飛び出ている羽根は突風翼。強風時に尾翼をたたむ仕組みです。
明治時代にこの仕組みがあったかどうかわかりませんが、フェリス風車を建てたとされるデンマーク人の家に同じような翼が付いている絵や写真が横浜都筑区の小学校にあります。

Re: 風車のヨコ羽根

ありがとうございます。
「突風翼」を調べてみたいと思います。

> 横に飛び出ている羽根は突風翼。強風時に尾翼をたたむ仕組みです。
> 明治時代にこの仕組みがあったかどうかわかりませんが、フェリス風車を建てたとされるデンマーク人の家に同じような翼が付いている絵や写真が横浜都筑区の小学校にあります。

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