スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

足利工大 風と光の広場 

行こう行こうと思いつつ2年くらい経ってしまいました。
栃木県の足利工業大学敷地内にある“風と光の広場”。
ここは風=風力発電と、光=太陽発電の設備が展示されているのです。

横浜から湘南新宿ラインと両毛線を乗り継いで3時間。山前という小さな駅で降り、足利工業大学循環バス(無料)を利用して向かいました。
110514_21.jpg 110514_22.jpg
原発震災となった今回の地震で世間が風力など自然エネルギーの関心があがっているようなのでいい機会だと思っての訪問。学内で停車したバスを降り、しばらく歩いて広場へと向かう。
110514_23.jpg
敷地内に入ると何やら貼り紙が…
立ち入り禁止ですと!
今回の大震災の揺れで隣接するグリーンセンターの煙突の一部が倒壊。その直下にある施設は見ることができないと。火、木、土しか開いていないミニミニ博物館は柵の中。
何しに来たんだ…
110514_24.jpg 110514_25.jpg
とはいえ、敷地全体が立ち入り禁止ではないので風力発電施設のところはほとんど見ることができた。
風力発電装置の一部には照明がついていて、風と光の広場というだけあって太陽光パネルもついていた。

これだけ各種風力発電装置がありながら、すべて動いているわけではない。
ブーンという音をたてて猛然と回っているモノ、ヒュンヒュンとマイペースなのもあれば、時折回ったり、
微動だにしないモノとある。それぞれに特徴があるのだろう。
110514_26.jpg
実は池もあったりする。
インディアン風車は水の汲み上げ用。
しょんべん小僧は太陽光パネルと連動で、照度によっておしっこの出が変わる。
噴水があったり、日時計があったり、水撃ポンプがあったり。
110514_27.jpg

下の黄色い布張りのモノも風車だ。それも水をくみ上げる揚水風車。
発展途上国などどこでも誰でもつくることができるように、というのがコンセプトだったらしい。
110514_31.jpg
解説パネルによると…


出井・チャンドラの揚水風車
この揚水風車は1994年、青年海外協力隊員の経験を持つ大学院生 出井 努君とスリランカからの留学生ペレル・ティラク・チャンドラ君が、修士・学士の研究として共同開発した揚水風車です。

発展途上国での技術協力はできるだけ構造が簡単で、どこでも、誰でも作り、扱えることが原則であり、この風車はその後、出井君によりペルーで実用化されました。


しかしどうやって水をくみ上げるのだろうか…。その機構を現地で確認できなかったのが悔やまれる(苦笑)
ちょっと作ってみたいよねぇ。
110514_32.jpg
上の写真は水撃ポンプだ。配管がどのようになっているのか今ひとつわかりにくいが、以前ブログで紹介した水撃ポンプを参照してみてください。

解説パネルでは…

ウェーターハンマーポンプ
百足(むかで)競争の先頭者がつまづいて急に立ち止まると、後ろからのいきおいで皆がばたばたと前倒しになるように、導水管内を流れる水を急にせき止めると、管内に瞬間的な圧力上昇が起きます。この現象をウォーターハンマー現象といい、そのエネルギーだけを用いて、より高い所へ揚水するポンプが、ウォーターハンマーポンプです。今動いている足利工業大学製ポンプは、約3メートルの落差で10メートルの揚水を行っていますが、能力的にはもっと高く、スリランカやエジプトで実用化しています。


110514_33.jpg 110514_34.jpg
上の写真左はインディアン風車。別名、多翼型風車。
井戸の水をくみ上げるのに使われる風車で、インディアンの名前はアメリカ西部劇とかでよく登場したからだろうか。風が吹いても回転数は上がらない代わりに力は強いので、井戸の揚水に使われているのだそうだ。

写真右は、一枚羽の風車。
一枚で回るのか!って思うでしょう。バランスを取るために羽の反対側には重りがついている。
豊国工業製のM7Sという風力発電機だそうだ。9.5m/sの定格風速の時、5.2kWの定格出力。風速3.9~20m/sの間で使えるとのこと。
110514_35.jpg
上の写真は、垂直軸型の風車。
イタリアのRopatec社製WRE005という機種。

垂直軸型は風がどこから吹いても問題なく、騒音や振動も少ないとのこと。
都市部など人がいるところでも問題なく設置できるのが長所。

これは定格風速14m/sで定格出力は500Wだそうだ。

形状をみると飛行機の翼を縦に取り付けたようにみえる。揚力型ってヤツかな。
110514_36.jpg
タマネギのような形状がユニークなドイツAES社の風車。
やはり垂直軸型でLT200/3という機種。

定格風速は12m/sで200W。2.5m/sから回り始める軽快さが売りみたいです。
前述のWRE005は、3m/sから回り始めます。

風車の形状はサボニウス型とされます。
110514_37.jpg
そんなわけで、立ち入り禁止のネット越しに「風と光のミニミニ博物館」を恨めしそうに眺めて帰ってきました。非常に残念。

でも揚水風車って発電ロスなくいきなり動力で使うので効率いいし、風車のある池っていうのもおもしろいかも。そういう意味ではいい見学でした。

揚水風車については後日改めて書きますね。



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eniguma.blog85.fc2.com/tb.php/2385-0cf03a36

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。