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コケの変わり身 

2011年夏至。東京地方は今年最初の猛暑日でカンカン照りだった。
会社の片隅の匝がみつけたコケエリアのヤノウエノアカゴケは、濃い緑色でカラカラに乾いている。

枯れたようにみえるコケも水を得ると生命を蘇らせるというウワサの確認には最適な日だ。
110622a.jpg
そんなわけで霧吹きで水を与えたところ、上のような状態から…下の写真のように明るい緑色に変わった。
それもあっという間だ。

ちなみに上の写真は下の写真の中心にあたる。これだけ緑が豊かになるとは思いもしなかった。
110622b.jpg
カメラにルーペを押し当てて乾いたコケをアップしてみた。
黒い何かのカスみたいなのがヤノウエノアカゴケだ。このコケは葉がねじるようになって乾いているように見えた。小石やなんかもあってちょっと汚らしいのが気になるな。
110622c.jpg
シュッシュッと霧吹きで水を吹きかけると、ワァっと緑色になる。それはひとつひとつのコケが諸手をあげて「水浴びしてます!」ってくらい元気に葉を広げたからだ。この変化の早さには本当に驚いた。
110622d.jpg
極地研の@kokebouzuさんに質問してみた。

『しかし動く植物はいろいろありますが、コケがこれだけ早く動く(茎がひらく?)のは吸水して膨潤するからなのでしょうか?』

すると、
『コケには吸水器官としての根がなく、水分は体表全体から吸収します。しかも葉はほとんど一細胞層なので、一気に全細胞が。』
『乾燥時に縮んでいた葉が、一気に展開して色が変わると。』
との返答があった。

コケは身体全体で水も栄養も吸収している!
吸収しているところをぜひみてみたいな(顕微鏡でw)


最後に上の実験の際に撮影した動画も公開。
HD動画なので大きく、高解像度でご覧になるとモワモワっと緑色になるコケを楽しめますよ。



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