スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海上技術安全研究所公開 人工の波 

2011年7月24日、三鷹にある海上技術安全研究所の一般公開に行ってきた。
節電の夏のためいつもは公開される施設のいくつかがとりやめとなっていたが、目玉でもある深海水槽の造波は楽しむことができた。はじめてなんですもの。
110802_0724_11.jpg
写真に写る緑の装置が水槽をぐるりと囲っているが、これが128枚の造波装置。つまりこのひとつひとつが板を押したり引いたりすることで波を起こす。押し引きするのはACサーボモータ駆動のシリンダーとのことだ。油圧じゃないんだね。押し引きする板の大きさは、幅30cm、高さ2.5m。

プールの直径は14m(造波装置部分も入れると16m)で深さは5m。ただし中心部は深海ピット部と言われ直径6m、深さ30mで世界第2位。少し前に中国に抜かれた。

深海ピットでは潮流を発生させることができるようになっている。これで海中の潮の流れを再現するのだろう。

この装置がなぜあるのかというと海底に眠る資源を掘削する装置の開発などに使われる。海の平均深さが3800mで1/100モデル模型で実験すると水槽の深さは38mということになる。この装置は深さ30mだからまずまずの再現ができるのだろう。

深海域の資源開発のほか、科学的調査(海中ロボットの開発など)や深海空間の利用(二酸化炭素深海貯留)などがある。

隣には高圧タンクで深海の圧力などの実験もできるそうだ。


造波の話に戻ろう。
128枚の造波装置を動かして人工的な波を起こす。しかし波が反対側の壁に当たれば跳ね返されるものだが、反対側の造波装置は波とは反対に動いて消波装置として働く。なので連続して波が左から右へ押し寄せるようにすることが可能なのだ。制御系としては結構難しいと思う。規則的な波でなく、実際の海のような波でも消波できるのはすごいと感じた。

公開実演では、
1)造波装置全部が同じ動きをして波を発生させる集中波
2)造波装置をウェーブさせる旋回波
3)造波装置を四方向から波を起こすように動かす四方向波
4)一定のリズムで波を一方向に発生させる規則波
5)実際の海域の再現
6)各種図形の波での表現
7)じゃんけん
と行われた。動画は1から5まで観ることができます。

動画には収録してなかった波で図形を表現は、ハートや☆印、じゃんけんでグー・チョキ・パーもできる。これは結構楽しかった。

海技研:海上技術安全研究所の深海域再現水槽
http://www.nmri.go.jp/main/etc/kaisetsu/0010.html

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eniguma.blog85.fc2.com/tb.php/2454-26db9b5a

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。