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日本航空学園能登キャンパスでYSをみる 

前回は日本航空学園能登キャンパスをざっと紹介しました。
今回はキャンパス内にあるYS-11について書いていきます。

能登キャンパスにはYS-11が3機、動態保存されている。学園の生徒たちが整備の訓練を行なっているのだ。聞いたところによれば、操縦士免許で操縦できる機種があるのと同様に整備士にも整備できる機種ごとに資格があるそうだ。
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早速、エプロンにでてYS-11に近づく。暑い太陽が照りつけていたが、機内に案内してくれるという。
さて、どうやって機内に乗り込むのだろう…(^^)
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おもむろにYS-11の鼻先に近付くとパカッと何やら開けて操作すると…
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ウイウイいわせながらドアが開き…
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機内から階段が出てきた!
「少しバッテリーがなくなっているようですね。電源車をつなげばもっとスムーズなんですが…」
いやぁ、こんなに間近に見れるとは思いませんでした。

収納時はウンウンうなってました。
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機内に乗り込み操縦席に座る。まぁ、ここまではYS-11が展示してあればできること。
客室に入り室内灯を覗く。そう、YS-11は丸い照明なので当然丸い蛍光灯だと思っていたのだ。
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パカッと開けると丸い蛍光灯(20W)があった。透明プラ板に格子状にアルミ蒸着がされ、蛍光灯からの放射雑音対策にしているらしい。

中央は乳半の丸いカバーを留めるねじ穴兼オレンジ色のランプが仕込まれている。室内灯が消灯するとこのランプ(保安灯?)が点灯する仕掛け。

まぁ、今までの見学者でこの室内灯のカバーを開けたのは我々だけに違いない(笑)
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脚回りをみて感激したり、格納庫のYS-11のエンジンをみて溜息ついたり…。
YS-11はプロペラ機と勘違いしている人がいる。まぁ、実際プロペラ機といってもいいけどレシプロエンジンではない。ジェットエンジンのように空気をエンジンに取り込み圧縮し燃料を燃やしてタービンを回すと共に背後からガスを噴流する。ただYS-11のエンジンは回されたタービンの回転を減速機を経てプロペラに伝え推力を得ている。
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格納庫のYS-11は客室の座席をすべて取り払われていた。部品取りもされているらしい。
ここで初めて知ったのは機体客室中央部分に非常扉があったこと。ここから翼の上に脱出するらしい。
そういえば乗り込む際のドアには階段が仕込まれていた。この非常扉には客席があったはずだ。どうやって脱出するはずだったのだ?
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さてYS-11は巨大な尾翼を持ち、また巨大なラダー(方向舵)を持つ。
実は操縦桿などからラダーやエルロンなどに動きを伝えるのはワイヤーなのだ。
するとこの巨大な尾翼にあるラダーを動かすには大変な力がいる。これを解決するためにかなりの時間を費やしたのであった(実際にはさらに主翼の上反角や横安定性の問題などあって「三舵問題」と言われた)。

この尾翼をみると開発者の苦労が偲ばれるのである。
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整備マニュアルもあるというので図書室へ案内していただく。
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うぅ、マニア垂涎の整備マニュアルと通達の綴り。
一部を開くとほらこの通り、操縦席からワイヤーが各舵へとつながっている。
途中カムのようなものがある。おもしろいなぁ。
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能登空港をご利用の際はぜひ日本航空学園能登キャンパスへ。
生徒さんも元気でしたよ。


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