スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ねじをつくる(浅井製作所見学)転造編(修正・追記編)  

(前回からの続き)

またまた時間が経ってしまったので忘れてしまっているかも。
草加にある浅井製作所さんの話の続きでねじの作り方転造編をお届けする。

前回はねじの頭を作る工程で圧造、今回はいよいよねじに螺旋の溝、ねじ山をつける工程、転造だ。
111003_0716_01.jpg
上の機械が転造機。機械上部にあるホッパーに頭だけのねじを入れる。するとホッパー パーツフィーダー でねじ頭を上にして搬送されてダイスに運ばれる。
一列に並びながら少しずつダイスへと進むねじたち。
111003_0716_02.jpg
写真中央で画像がぶれているところがねじ山を作る平ダイスが激しく動いているところ。
がっちゃんこ、がっちゃんことねじがざるへと落ちていく。
見ていて凄いなと思ったのは、できあがったねじから湯気が立っていること。いや水は使っていないから正しくは油煙だ。つまむととても熱い。おそらく60~70℃以上はあったのでは。
111003_0716_03.jpg
下の写真がねじ山を作る平ダイス。これにねじ山のない状態のねじをはさみ、竹とんぼを回すような感じで押し付けてねじ山をつくる。基本はおしつぶす。螺旋はずらすことでできるのだ。
111003_0716_04.jpg
大きな力でおしつける時、金属が変形する際に熱が発生するので加熱して熱くなっているわけではない。ねじの長さはこの平ダイスの幅で決まる。これ以上、長いねじはつくれないわけだ。
写真の平ダイスはタッピングねじ用のものだ。素人目にはわかりませんね。溝幅が違うのかな。
111003_0716_05.jpg
以上の説明を読んで動画を見ていただくと、ねじ山をつくる工程が理解しやすいと思う。


しかし2枚の平ダイスをこすり合わせることで、よくきれいな螺旋ができるものだ。

大まかにはこのようにしてねじが作られるのだが、これは小ねじといわれるねじ。
もっと長いねじや太いねじ、大きいねじはまた製造方法が違う。これはまた別の機会に紹介できればいいな。


2011-10-12 追記
「小ネジ」とは、浅井さんのコメントによれば「小さいネジ」の総称ではないそうだ。

浅井製作所:「小ネジ」とは・・・
http://nejikouba.com/koneji.htm

東工大付属科学技術高校の門田先生の著書「トコトンやさしいねじの本」p34によれば…
おねじの外径が8mm以下のねじを一般に小ねじといいますとあった。

直径8mmというとそれなりに太く、また細いねじでも作れる限り長さはいくらでも「小ねじ」と呼ぶようだ。小ねじというと小さいねじを意味するのだと思っていたが、実はそうではなかったんですね。


スポンサーサイト

コメント

ご紹介ありがとうございますm(_ _)m で、またまた細かい所で恐縮ですが(^^;)うちの転造機の場合、供給部は「パーツフィーダー」ではなく「ホッパー」というものになり、レールに供給するところまでで、そこからは自然に下に落ちていきます。あと「小ねじ」というのは「木ねじ」や「タッピンねじ」と同様に、ねじの種類の名称で「小さいねじ」の事を指すのではないんです。(業界内でみ勘違いしている方が多く・・・) ですので、長い小ねじやもっと太い大きい小ねじも存在し、製造方法はほぼ同じです。(六角穴付ボルト等だと若干ちがってきますが)ちなみに写真の平ダイスは「タッピンねじ」のものです。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eniguma.blog85.fc2.com/tb.php/2499-0aebcbf6

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。