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震度7―新潟県中越地震を忘れない 

震度7―新潟県中越地震を忘れない震度7―新潟県中越地震を忘れない
松岡 達英

ポプラ社 2005-04
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地震発生から2日目、自分たちの手で道路をつくった。

この本は、2004年10月23日に発生した中越地震の体験記だ。川口町に住むイラストレーターの著者の体験と木沢地区の住民への取材の2部構成になっている。また小学生でも読みやすいように平易な言葉とふりがなが多用されている。

ページをめくって木沢地区の人々がいかに地震直後の困難に立ち向かったか、そして一致団結したことに関心を持った。以前から綱島サブセンターの蔵書としてあるのは知っていたが、地方出版ものだと思っていた。東日本大震災後改めて手に取るとポプラ社で出していることを知り、アマゾンに在庫もあったのですぐに購入したのだ。

木沢地区は過疎地であり高齢化の進んだ地域だ。住民は105人。
不幸にも独り暮らしのおばあさんが家屋倒壊と共に亡くなった。

町に出る道路は寸断され、薬の必要な人は病院まで1時間以上の山越えをした。
けが人と具合の悪いお年寄りはヘリコプターで運ばれたが、一般の人は緊急性がないということで運ばれることはなかった。

2日目。このままでは食糧はじめ生活が苦しくなる。国や県の助けを待っていては時間がない。
とうとう自分たちで道路を修復することに決める。重機を出して崩落した場所は迂回、めくれたアスファルトははがして平らにしていったという。

3日目の夜、住民が一致団結してつくった道路は完成した。しかし夜が明けても救援物資が届けられることはなかった。そこでみなさんテレビでも放映されたのを覚えておられるであろう、ライン引きで書いたSOSの文字。川口町のあちこちで書かれたそうだが、これが全国に放映され見た役場や自衛隊が動き、木沢地区にも自衛隊が物資を持ってやってきたそうだ。

本を読んでいくと、被災者同士の助け合いの大切さ。そして被災者で親戚や知り合いがいたら、その人たちのほしいものを聞いてあげるようにしたいということ。やはり下着類はほしいようだ。

巻末には「地震マニュアル」と帯には「キッズ・サバイバル・カード」もついている。
災害から身を守るのは最後には自分だけだ。

果たしてその日が来た時に、自分が実践できるだろうか。自問自答の日が続く。
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