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皮革のようなプラスチック 

昨日の11月9日、お休みを利用して川崎市にある金型製造会社のモルテックさんに伺った。

下の写真は黒い皮革でできているようにみえますがプラスチック。
ABSという種類で、耐衝撃性に優れ、流動性もよく成形品によく使われます。

表面は皮革のようなシボ(梨の皮のようなざらざら模様)がある。縫い合わせの場所は実際にはそのような形になっているだけ。糸も丁寧に撚り線の模様があり、いかにも縫ってある感を出していました。
111109_01.jpg
聞いて初めて知ったのですが、シボ加工はエッチング処理を行っているのだそうです。
たぶん模様のついたフィルムを金型にかぶせ、模様に合わせて薬品で金型を溶かしているのだろう。

いずれにせよエッチングは薬品を使うため取り扱いも面倒。しかし写真の成形品はシボをエッチングで作らず機械加工で削っているのです。聞くところ、縫い目なども一からコンピュータでデザインされたとのこと。

皮革模様と縫い目などデザインしたデータを加工データに変換して機械で金型を削り出す。さらにエッチングによるシボ加工だと下の写真のような糸に引っ張られるようなしわ模様など微妙な風合いができないそうで、d3 Textureという技術と最新の切削工具にて実現できたようだ。
111109_02.jpg
皮革のほか、陶器や和紙のような風合いのプラスチックも成形できるだろうとのこと。
触った感じも革のようだったけれど、やはり陶器や和紙もそんな感触なのか興味ある。

すでに問い合わせがあって皮革が使えないけれど皮革のような感じを出したい、という要望はあるようだった。

厳しい経営環境だからこそ、新技術などいろいろチャレンジしていかないと…とはモルテック社の松井社長の談。自分にとってもいい勉強といい影響を得ることができました。

参考

日経ものづくり:デジタル「シボ」で格好いい樹脂部品
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20090826/174562/

モルテック・金型屋の社長から愛をこめて:d3テクスチャー
http://ameblo.jp/moltec/entry-11046474924.html


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