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放射線の正しい測り方 

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定期購読中の“RikaTan”の2012年1月号には「放射線の正しい測り方(食品編)」というマンガ(鈴木みそ)がある。これが興味深いし新たな知見となった。

解説には高エネ研(KEK)の野尻美保子先生が登場。特別出演(?)で東大の早野龍五先生も登場。

簡単に述べると食品の放射線測定は…
1)温度を測るようには簡単にいかない
2)空間に飛び交う自然放射線を含めないよう遮蔽が大切
3)食品自体に普通に含まれる放射性カリウムを考慮すること
4)ひとつのガンマ線が散乱により複数見える(コンプトン散乱)ものを計算に入れないこと
などが求められるらしい。

さらに正確に測定するには長時間、10~15分程度測定し続けることも大切なのだそうだ。
これはひとつの放射性物質から放射線がいつでてくるかわからない。一瞬ではたくさん出ていたり、まったくでなかったりしても長時間計ることで平均化されるという理解でいいみたいだ。

上述3の食品自体に含まれる放射性カリウムだが、これはカリウム40(K40)というもので地球誕生から存在するものだ。
そしてカリウム自体は生物を構成する物質で避けることはできない。つまりカリウムにはあらゆる食品に含まれ、一定割合のK40という放射性物質も含まれる。

有名どころではバナナはカリウムを多く含み、一定割合のK40も含む。
Wikipediaによればバナナ150g(約1本の可食部)で0.1μSvのガンマ線線量があるそうだ。
この知識がないと問題となっている余計なセシウム137(Se137)からの放射線量を測ることができないばかりか、汚染されていないのに放射線がでているというだけで汚染されていると勘違いしてしまうだろう。

ガイガーカウンタでは、カリウムかセシウムか、放射線の数だけではわからない。
放射線で違いを見分けるにはどういう機械が必要なのか、そのへんも描かれていた。
より詳しくは自分で調べる必要はあろうが、全体を簡単に知るにはとても参考になった。

その他「低線量放射線と健康」の特集で放射線について書かれている。
興味ある方はどうぞ。

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