桜の樹皮に生えるサヤゴケ
- 匝のコケ観察
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3月2日、仕事で小雨の武蔵新城を歩いていると、江川緑道のはじまる近くの公園で桜の木がコケで青々としていた。蘚苔類のコケ以外にも、黄色や青の地衣類もあった。
コケを見ると白くチョンチョンとのようなモノが見える。このコケはなんだろう?
そう思って例の如く、ひと摘まみ取ってくる。
実体顕微鏡を覗くとの形がはっきり見える。
図鑑「校庭のコケ」から
蘚類
直立性がある
樹幹に生える
のキーワードと写真で“サヤゴケ”が近いようだ。
三河の野草:サヤゴケ
http://mikawanoyasou.org/koke/sayagoke.htm
「校庭のコケ」の説明では、都市部で普通に見られ、特に大気汚染に強いのだそうだ。
は柄から皮をかぶっていた。
いずれ柄側から破れてはずれ、歯を見せて胞子を蒔くようだ。
岡山理科大植物生態研究室(波田研):サヤゴケ
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/bryophyta/erpodiaceae/sayagoke/sayagoke.htm
だからこれから観察がおもしろいところかもしれないな。
水分を与え、葉を顕微鏡でみると細胞が四角く並んで見えた。
厚みは細胞ひとつ分なのかな。
樹の表面に生えるといっても杉の木には生えていない。
その違いは何だろう。そして桜にとっていいことがあるのかな。
コケからいろんなことが気になりはじめた。
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- [2012/03/04 12:34]
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