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東北地方太平洋沖地震と新潟県の地震:サイエンスカフェにいがた 

サイエンスカフェのテーマが地震だったので新潟まで聞きに行った。

内容は2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震後の誘発地震のひとつ、長野県北部栄村付近でのM6.7の地震についてなぜそこで発生したのか、というお話。ゲストは新潟大学理学部の小林健太先生。
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サイエンスカフェ準備中のひとこま

先生は構造地質が専門で、地層の成り立ちや地層の状態(平らか、曲っているか、切れているかなど)から過去にどのような出来事が起きたのか、そのことでどういうことが起こるのか、ということを研究されているらしい。

つまり地層からみた栄村の地震ということだ。既知の断層と実際の余震を含んだ地震震源との比較や実地調査による栄村周辺の地層調査により周囲の力の加わり方からどういう性格のものだったかを説明された。

新潟県は最近では中越、中越沖と大きな地震があり、東北地方太平洋沖地震後は上述のようにすぐ隣の栄村でも地震があった。古くは新潟地震などもある被害地震の多い県だ。これらは断層が動いたわけだが、新潟県は長大な断層が存在し、その原動力は東西方向から押される力だという。

また内陸の地震の震源は断層深くだが、断層が傾斜しているため地上で見えている断層とは位置がずれること。
並行する断層があっても成り立ちは別々なことがあること。
断層が地上に顔をだしていないこともあること。
地上付近が固い地質のため断層がそこに現れず、柔らかい地質の地層面を水平に裂いてとんでもない所で地上に出ている時があること。この場合、水平の断層面の上では大きな揺れが考えられる。

など、地層をみる楽しみが増えてしまった気がする…

神奈川県も地層面が観察できるところが多いので、近々観察に行きたいな(内容はまったく理解できていないが…)

個人的には余震と誘発地震の違いを知ることができた。
広義と狭義の意味があるのでどちらかが間違いということでもないようだが、東北地方太平洋沖地震を例にとれば狭義の場合、東北地方太平洋沖地震を引き起こしたプレート面の地震が余震でそれ以外は誘発地震と考えてよさそうだ。

よって3月14日の千葉県東方沖(銚子付近)の地震は東北地方太平洋沖地震の余震域にみえるが深さ方向で見ると余震域よりも浅い地震で誘発地震と考えていいそうである。

以上、ざっと書いてみたが当然カフェの内容はもっと濃い。というかまだ未発表のものなので後悔しないでね、と言われておりましたので書けるのもこれくらいかな。

(ちなみに4月の「サイエンスカフェにいがた」のテーマはバイオロギング。みにいきたいよぉ、でもお金がないよう)

サイエンスカフェにいがた:第57回カフェ『東北地方太平洋沖地震と新潟県の地震』
http://www.ecosci.jp/n-cafe/yokoku57.html



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