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隕石を見て触れられる場所 

日本は世界でもトップレベルの隕石保有国だということをご存知だろうか。
それもその多くは国立極地研究所が管理している。極地研は南極観測で有名な研究機関だ。北極やその他の極限地域を考えても、おおよそ隕石には結びつくようなところではなさそうなのだが…。

実は保有する17,000個以上、重さにして1.7トンの隕石は南極で見つけたものだ。
南極には過去の多くの隕石が氷の下に眠っている。ただ眠っているだけでなく、大陸の氷床と一緒に海へと移動する。しかし途中に山脈などあると氷床は乗り上げ、氷の上部は時とともに消滅する。もちろん次から次へと氷床はやってくるわけだが、隕石は氷と違って水になって消えることもないためどんどんたまっていく。そこを観測隊がやってきてどっさり持ち帰るのだ。
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画像:南極・北極科学館

日本隊はこの隕石集積ポイントを探すのが得意だった。なので他国の観測隊よりも多くの南極隕石を保有していた。

が、相当自信があったのだろう。聞いた話ではアメリカ隊にそのポイントの見つけ方を教えたそうなのだ。教えたところでその場所をみつけて隕石を採取するのはむずかしかろう…、そう考えていたかどうかは知らないが、アメリカ隊は航空機を利用してポイントを見つけ一気にチームを送り込みアッという間に世界トップの南極隕石の保有国になってしまったとのこと。

こんな国と戦争をしてはいけません。

極地研では小惑星由来の隕石の他、月隕石を9個、火星隕石を11個保有している。
月隕石は月から届いた隕石。火星隕石は火星から届いた隕石。どちらも天体(多くは隕石?)が衝突した際に宇宙空間へ飛び出した岩石が長い年月を経て地球に落ちてきたものらしい。なぜ月と火星…、特に火星なんか行ったこともないのに火星からの岩石とわかるのかは勉強不足です。今度、調べてみよう。

極地研が保有する隕石のうち、いくつかが極地研の南極・北極科学館に展示されている。
さらに直接触れることができ、また顕微鏡で構造をみることもできるのだ。

ほら、なでまわし放題!(笑)
120527_01_0526.jpg
隕石標本を見ることができる顕微鏡もいくつか置かれていたがそのひとつ。
H3コンドライトという種類の隕石だそうだ。

説明によると…
46億年前に宇宙空間で液滴が固まってできた球形のコンドルールがたくさん見られます。黒く見えるのは不透明鉱物(金属鉄、硫化鉱物など)です。赤褐色のところは鉄がさびた部分です。
とのこと。
120527_02_0526.jpg
46億年!むむむ、地球と一緒に誕生した石ころなわけだな。

球形のコンドルールというのは灰色で丸みを帯びているものだろうか。
宇宙船の中で水滴が球形になるのと同じく、なんらかの熱で溶けた岩石も球形になり冷えて固まったものがコンドルールというものなのだろう。ではなんで、赤や黄の部分が球形になっていないのかは、固まる温度が違うからかな。先にグレーの部分が球形に固まり、それを包むように赤や黄の成分が固まったんじゃないかと思うのだが…。隕石、奥深いな。

新たな関心を呼び起こされた気持ちです。
それにしても実は南極は宇宙に近い場所だったんですね。



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