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盗人狩り 

盗人狩、「ぬすっとがり」と読む。。
三浦半島南部。そこは不思議な縞模様のある波板のような広い岩場があります。
このずっと先は太平洋があるのだ。
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少し歩くと小さな入り江。波板の岩場はギザギザになっていた。岩場は海と崖の間にある。
盗人狩という地名は、昔、盗賊がこの地まで追い詰められてここに至り、断崖そして眼下30メートルには岩場を洗う大波が白波を立てて打ち寄せている。逃げ場を失って捕らえられた地だというのが由来なのだそうだ。
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特に明確な道はないがハイキングコース。
磯が歩けないポイントでは木道など渡るための構造物がある。

そういえば盗人狩の由来では崖下は波が打ち寄せているんじゃなかったっけ?
120608_03_0602.jpg
実はこの広い岩場はもともと海の中にあったそうで、波食台と呼ばれる。
切り立った崖はもともと傾斜面でも波の浸食を受けて崩れ流され、段々と切り立っていったようだ。崖下の波打ち際はえぐられた地形になる。この浸食が進めば崖が崩れる。

長期期間、干満と波によって崖を削っていったため平らに浸食していったが、地震による地殻変動で隆起すると海面から上がって現在のような姿をみせるわけだ。

隆起した原因は大きな地震。最近では関東大震災を起こした大正関東地震。
この地震は三浦半島や江ノ島あたりまで1メートル以上も押し上げたそうだぞ。
120608_08.jpg

実際に崖下をみると少しえぐれているのがわかる。ここが波打ち際だったのだな。

黒と灰色の地層が並ぶがこれは水平に堆積していたであろうが、はるか昔に地殻変動で斜めになってしまったのだろう。そこを海や風による浸食で削り取られたものの、黒い部分(砂岩)は固いため残ってしまったようだ。
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その縞模様もよくみるとところどころでズレている。断層だ。
大きな力が加わりあちこちで、まさにたまごの殻にひびが入るが如くである。
120608_05_0602.jpg
別のところでは足元から続く断層が崖にもあって、斜めに境が走っていた。わかりにくいが左にも下から上に境があるような気がする。
右の断層から水が染み出ている。影に見える縞模様もズレているが逆断層かな?
120608_07_0602.jpg
振り返ると波は今も岩を浸食中のようでした。
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なんか、説明に誤解がありそうでこわい…


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