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昆虫食 サイエンスアゴラ2012
- 匝の見聞録
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今年も行ってきました、サイエンス・アゴラ。
まずは目的地の一つ、昆虫食のブースへ。
(昨年の記事はこちら)
昆虫食、東南アジアでは大切なタンパク源だ。
そしてなぜ今昆虫食なのか、自分なりに考えたひとつの答え。
それは昆虫を生産する効率は、牛豚鶏などの家畜に比べとてもいいらしい。
1kgの肉を生産するための必要な穀物(エサ)は、牛が11kg、豚が7kgで鶏が4kg。
鶏卵1kgでさえ3kgの穀物がいる。
つまり100gの唐揚げのために400gのトウモロコシなどが消費されているわけだ。
wikipedia昆虫食によれば、昆虫では効率40%らしいので、昆虫1kgあたり2.5kgの植物ですむ。
捨てるところもほとんどないしね。
小型で効率もよく大量に作れるという意味で宇宙食としても考えられている。
甲殻類アレルギーについての同意書とアンケートをもらい、はじめの食材は「コオロギの甘露煮」。なんだかそのままのお姿ですね。
コオロギの種類はわかりませんがムシャムシャ食べると、エビの甘露煮みたいでごはんがあったら美味しく食べられる感じがします。
イナゴを平気で食べられるのでハードルは低いです。
続いて出てきたのはカイコのサナギとカイコガ(つまり成虫)の佃煮。奥にあるのはカイコ・クッキーだったかな。
クッキーは何の抵抗もなく普通に食べられます。昆虫が入っていることすら感じられません。
が…、心理的ハードルがもっとも高かったのがカイコガ(成虫)でしたねぇ。
サナギと違って翅とかいろいろ見えちゃいますからね。
エイッ!と口に入れムシャムシャ…これはいける!
ちなみにサナギの方は昨年も眉間にしわを寄せる食感でしたが、今年は中から出てくる油っぽいモノにえぐみを感じてちょっと苦手か。
最後はドライ・トノサマバッタと思われる食材。そのまんまのお姿!
ちなみに上は姪っ子用。
「お父さんはこちらを食べてください」
待て!特大ではないか!
目と目が合います。死の直前まで触角を整える気品のあるバッタさんだったのでしょう。
これはケチャップをつけていただきます。
ムシャムシャ…ケチャップの味しかしない…。
姪っ子はケチャップをつけたあと…「血だ」
とか言っていました。
いただいた後の蚕茶の一杯がうまい!
これが乾かした蚕の糞を煎じたものとは誰にも言えないw
東海農政局:肉や卵を生産するためにはどれくらいの家畜のエサが必要なのでしょう
http://www.maff.go.jp/tokai/kikaku/tokaijikyu/nani_2_2.html
JAXA:ISASメールマガジン 第186号 昆虫をたべて火星にいこう
http://www.isas.jaxa.jp/j/mailmaga/backnumber/2008/back186.shtml
- [2012/11/12 06:48]
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